インディゴは本当にすごい

本日、出張から帰るのにインディゴを利用しました。インディゴはインド国内線最大の航空会社で、実に国内全路線の3割以上がインディゴを占めています。

インディゴは、インドで唯一成功している航空会社だと以前メディアでも報道され、すしまるブログでもインディゴの成功の秘訣と言う記事を以前書きました。

もう10回程利用していますが、安心感がこの航空会社にはあります。格安航空会社(LCC)なので、食事や飲み物は有料、マイレージプログラム無し、エコノミーのみ等、正直エアラインマニアとして面白さはあまりありません。

その代わり、数あるインドの国内線航空会社の中で最も安価で、大抵どの路線、日付もインディゴが最安値として出て来ます(あとはライバルの一度破綻しかけたスパイスジェットです)。また、一番遅延・キャンセル率が低い航空会社として有名で、これがビジネスマンを引き寄せる成功の鍵です。

今日も、なんと出発が5分遅れただけで、機長がアナウンスで謝っていました。でも、その分運行を速くして、定時にデリーに到着。これだけで謝るなんて、日本の航空会社レベル、もしくはそれ以上かもしれません。それだけ、定時率を真剣に受け止めているのですね。

普段、インディゴの乗務員のサービスはまぁまぁかな、可もなく不可も無くと言う印象でしたが、今日はとても良かったです。クルーの女性はとてもプロっぽく、事前に機内食をオーダーした乗客には名前で呼んでいましたし、また短時間のフライト時間の中効率よくサービスができるように、実際にカートから飲み物・食事を用意するクルーと、オーダーだけ聞くクルーと分かれていました。

オーダーだけ聞くクルー
オーダーだけ聞くクルー

とこで、インディゴでは是非マサラティーを頼む事をお勧めします。所謂チャイなのですが、このチャイにはシナモンがたっぷりで、とても美味しい。しかも、甘さも控えめ。今まで飲んだチャイの中でトップに入る味です。

機内食(有料):左上がマサラティー(チャイ)
機内食(有料):左上がマサラティー(チャイ)

以前は、インディゴ限定の日清製のカップヌードルがあったらしく、それを楽しみにしていましたが、メニューから消えていました。恐らく、最近のマギーのインスタントヌードル事件以降、インスタントヌードルに対しての信頼が薄くなってしまったのかもしれません。

インディゴ 遅延
デリー空港に滑走中のインディゴ

もう一つ、インディゴの人気の理由はどの機体も、ぼろさがあまり目立たない事。これは、素晴らしいです。特にインドでは飛行機の移動が一般的になったのが近年になり、あまり慣れていない客が多く、こういう場合シートの一部が壊れていたり、剥げたりしたりしているのが珍しくないのですが、インディゴには今まで一度もその様なシートを見た事がありません。

最近、インド主要航空会社の国内線のビジネスクラスがピンチと言う記事を書きましたが、インディゴへの信頼性がこのような傾向になっているのですね。

インディゴは、LCCのモデルです。

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