まずはモディ首相のツイート。
安倍元総理の暗殺を受け、明日2022年7月9日はインドでは国を挙げて追悼をする事を決定されました。
インドで、他国のために追悼をする、というのはなかなか無い事です。どれだけ、日印関係が親密なものかを物語っています。
こちらは心温まる、シン防衛大臣のツイート。安倍元総理を「Inspiring Leader」と例え、世界の平和ともっと良い世の中のために尽くした人物として称賛されています。
また、普段そこまで諸外国のニュースに関心の無いインド大手メディアも、トップ記事で安倍元総理の事件を掲載しています。
近年の日印関係強化には欠かせない存在であった安倍元総理。2012年に第2次安倍内閣が発足し、且つ2014年にモディ政権が誕生すると二人のリーダーはとても親しい関係を築き上げました。
日系企業をモディ氏の故郷でもあるグジャラート州に優遇させたり、日本国籍保持者だけの特権として事前にビザを申請しなくても、インド到着後の空港で取得ができるオン・アライバルビザを初めて導入しました(その後、今では廃止され他の国籍保持者と共にEビザを取得する必要がありますが)。
日本歴代最長の総理の座を保っていた安倍元総理。世界各国から称賛され、歴史的に見て一番リーダーシップを発揮できた日本の総理であったと筆者は信じています。
日本国内では森友学園問題など、関連者には色々苦しい事があったかもしれませんが、どこの国でもパーフェクトな政治家はいません。
全世界マクロ的に見て、日本の安定と平和を構築できたのも安倍元首相の功績があったからでは無いでしょうか。「日本の首相はリーダーシップが無い!」というレッテルから脱却でき、世界的に日本の地位をアップさせた人物として、今後歴史に残っていくでしょう。
お悔やみ申し上げます。
追伸:今回の事件、過去に日本のメディア数社が安倍元首相の在任中にマイナスな部分だけを重箱の隅を突っつく様に報道していたせいもあるのでは?確かに言論の自由は大切ですが、あまりに偏っていた様な報道が多々あった様な気がします。彼らにも責任は無いのかなぁ。