先日、アッサム・バワンのレストラン、Jakoiを紹介したが、今度は所変わってアンドラ・プラデーシュ州の料理を提供するレストランへ。
アンドラ・プラデーシュ州はインド南部、チェンナイがあるタミルナドゥから北のベンガル湾の湾岸沿いに延びる州。ハイデラバードが州都だ。
海が近いので、シーフードも多く使われる。海老カレーや魚カレーもある。
そんなレストラン、と言うかとても賑わっているアンドラ料理の食堂がデリーの中心部にあります。
場所はインド門からすぐ近くにある、アンドラ・バワン。こちらもアッサム・バワンと同じ、州政府の役所で、アンドラ・プラデーシュ州を代表する政府機関の建物だ。
今回はお世話になっている日本人駐在員の奥様2人と一緒に。ここは「キャンティーン」と呼ばれており、所謂大衆食堂だが、清潔だしなんせ州政府がやっているので安心だ。
ここでの頼み方は:
①レストランに入るとすぐ会計するレジがある。そこで、事前に頼む。メニューはそれほど多くなく、基本的にベジ・ターリー(定食)。サイドメニューとして、海老のカレーとかある。先に支払いをして、席を見つける。
②座ると、ターリー用のお皿が出される。その後、ウェイターが大きな鍋をもってきてご飯や様々な種類のカレーやヨーグルトなど持ってきて大きなお玉で盛り付ける。お代わりは自由だ。
③お代わりをしたかったら自分の欲しいカレーやご飯などの鍋を持ったウェイターを呼び、盛り付けてもらう。一品料理を追加注文する場合にはレジへ戻って支払いする。
④食べ終わったら勝手に外へ行けば良い。
実は前回のアッサム・バワンの食事も同じ奥様2人とご一緒だったが、アンドラ・バワンの方がお二人とも好みの様子。美味しいと言ってお代わりもしていた。
アンドラ料理はそこそこ辛い。でも、確かにここの食堂は活気があり、従業員の態度も良く、食事も美味しかった。デリーの料理よりももっとさっぱり系かな。南インド料理となるので、ご飯が中心となる。
写真には写っていないが、この他海老カレーを別に頼んだ。こちらは美味しいといえば美味しいが、かなぁ~り味が濃く辛かった。
僕たちはここがすごく混むと分かっていたので、12時台には到着した。平日だったが、その時間ですらすでに人は多かった。13:00を過ぎると店の外で行列になっていた。
食べに来ている人は近所で働いているサラリーマンや南インドの人が多い。シャツ姿の西洋人のビジネスマンも食べに来ていた。
ここはインド人にもすごい評価が高いレストランなので、是非お勧めする。インド料理の苦手な僕でも、親指を上げたくなるほどだ。その代わり、Jakoiの様なちゃんとしたレストランではなく、イメージは綺麗な大衆食堂なので、そこをお忘れなく。
ちなみにターリーの料金は100ルピー台。これで食べ放題なので、正に安い・うまい・早いだ。ただし、行列になる前に12時台に訪れる事をお勧めする。