サウディア航空(サウジアラビア航空)はサウジアラビアの国営航空。世界で最も観光客が訪れにくい国の一つ(個人での観光ビザを発給しません)で、今回リヤド空港は外へ出られないけど、普通に行くことができない国なので空港だけでも楽しみです。
サウディア航空の座席と機内食(ビジネスクラス)はこんな感じ。
<座席>
機種はB777-200で、サウディア航空の中では最も古い機体の一つ。老朽化は進んでいますが、斜めにフラット状態にはなるし、楽ではあります。ただ、隣の人がレッグレストを広げるとトイレに行くのに跨ぐのに結構不便です。
デリー→リヤド、リヤド→カイロ共に両方とも全く同じ機体でした。両方とも同じ座席番号を事前予約していて、シートが壊れている場所も一緒だったし(笑)。
<機内食>
驚き!デリー→リヤドは3時間40分、リヤド→カイロに至ってはたった2時間のフライトにも関わらず、しっかりしたメニューのチョイスで前菜2種類、メイン3種類(デリー線は4種類!)、そしてデザートも2種類(デリー線は3種類!)から選べる豊富なメニュー。
ただし、このエアラインはイスラム教発祥の国のエアライン。アルコールは提供されません。持ち込みもたぶん禁止(サウジアラビア自体がアルコールの持ち込み禁止)。お酒は無くてもOKなのでこれはあまり気になりませんでした。
まずはデリー→リヤドの機内食。
前菜はアラブ風前菜かシーフードの洋風をチョイス。シーフードを選択。車海老のマリネ、マンゴーチャツネ、赤身のあぶり。赤身が少し凍っていました(笑)。でもとても美味しかったです。
米派なので迷わずアラブ風の炊き込みご飯をチョイス。サフラン色のライスの中に羊肉が入っており、好みの味でした。アラブの羊肉は臭みもほとんど無く美味しいです。
食後のデザートはケーキ3種類、フルーツ、又はアイスクリームからのチョイス。ケーキを選択。これはまずまずでいかにもインドの普通のケーキ屋の味でした。プラスコーヒーと一緒に。
そして、2区間目のリヤド→カイロ。
前の区間も夕食で2区間目も夕食(笑)。更にはリヤド空港のラウンジでも簡単に食事したので、かなり腹がいっぱいです。
前菜はアラブ風をチョイス。メインはさっきの区間がアラブ風だったので洋風のサーモンを選ぼうかと思ったところ、肉団子(コフタ)が美味しそうだったので、またアラブ風を選択。
デザートはケーキかフルーツ。甘党の自分にとってはケーキしかありません!デリー発よりこっちのサウジ発の方が味は良かった。
両区間ともメニューもしっかり配られました。
食事に関しては総合的に満足です。座席はこの距離でしたら十分な広さですが、長距離となるともうちょっと広くして欲しいと思います。
でも今回はかなりお得な航空券だったので、コスパは5つ星です。