メチュカ訪問後は一度来た道を戻り、今度はアディ族・ガロ族の村々を散策します。彼らはこの地域で一番多く暮らす人たちで、今でも昔と変わらない、竹だけでできた家屋で生活しています(ただし、決して貧乏という訳では無く、自給自足で生活しています)。
所で、今はオレンジの収穫時期。ここはシアン・オレンジと呼ばれる種類のオレンジが豊富に採れて、シアンとはこの地域を流れるシアン川から名づけられています。
ここのオレンジ。。。デリーで買うものよりもすごく甘く、ジューシーです、ミカンとオレンジの間ぐらいの味です。しかも、写真にあるオレンジ、かごに詰められたのはいくらだと思いますか?なんと30個ぐらい詰まっていてRs. 100!安かったので、毎日車の中は移動中オレンジを食べていました(笑)。
ところで、ここの村々はまるでテーマパークの様です。伝統家屋に伝統の衣装に包んだ人々。彼らの宗教はドーニ・ポロと呼ばれる太陽と月の神様を信仰するアニミズムで、日本の神道と似ています。様々な自然のもの(川、山、水、等)に神々が宿われているとされています。だから、自然がとても綺麗なのかな。多くの村々を通った川も、水が透き通っているのです。更には、彼らの家には日本の日の丸そっくりの旗が立っており、ちょっと昔の日本にタイムスリップした?という印象でした。