インドのマンゴーと言えばアルフォンソ!と有名ですが、実際このアルフォンソマンゴーは日本よりインドの方が安価に手に入るとしても、庶民には手が出せません。いや、マンゴー自体、高価な果物でどんなに安くても、一般庶民にとっては高嶺の花なのです。
僕もアルフォンソマンゴーはそう沢山買えません。と言うか、買いません。何故かと言うと、そんなに出さなくても(比較的)安くて美味しいマンゴーがいっぱいあるからです。
そもそもアルフォンソマンゴーと言うのは、西インド地方のグジャラートやマハラーシュトラ州で採れる種類のマンゴーで、インド何処でも育つものではありません。夏がデリー等の比べると一足早いので4月頃から熟れ出しはじめます。産地限定でもあるので、価値が高いんですね。
僕が一番好きな種類は、サフェーダです。デリーでのシーズンは5月~6月。値段も、季節によりますが1キロRs. 80(約160円)~120(約240円)で甘くてくせが無く、とても美味しいです。サフェーダの外観の特徴は色々あるマンゴーの種類の中でとにかくでかい!そして、黄色い。
今は、サフェーダもシーズンが終わってきて、今度はダッシャリやラングラーが季節です。ダッシャリは黄色く細長い形が特徴でそれほど大きくないです。ラングラーは皮が緑色して、外観で見ると「これほんとに熟れてるの?」って言いたくなりますが、切ると濃いオレンジ色の果肉が詰まっていて、これまたとても甘い。サフェーダが値上がりし始めたので、今はラングラーを食べています。こちらもかなり甘いのですが、ほんのり独特のくせがあります。
所で、皆さんはマンゴーをどう切って食べてますか?
僕は、ピーラーで皮を剥き、真ん中の種に沿って三等分し、端の二つはそのままナイフで一口サイズに切り、種は周りに付いた果肉だけを一口サイズにし、種を捨てます。
前は皮のまま三等分し、スプーンですくって食べるようにしてましたがこれだと手がべたべたしますね。