【マハバリプラムとチェンナイ】
<概略>
チェンナイから車で約1時間半車で南下した場所にあるマハバリプラム(現地名ママッラプラム)。ここには、沢山の世界遺産の遺跡があり、見ごたえがあります。チェンナイを訪れたら、是非日帰りで行ってみたい所。リゾートも幾つかあり、こちらのラディソンホテルはうちのお客様にも高い評価を頂いた事があります。チェンナイは南インドを代表する大都市。日系企業も多く進出しており、皆さんにもお馴染みだと思います。
<アクセス>
チェンナイはインド四大都市の一つ。インド国内から世界各地までフライトがあります。バンガロールからは特急列車でも行けます。所要約6時間。
<旅行シーズン>
一年をと通して高温多湿。特に4月~6月は日中の最高気温40℃越えも珍しくなく、難点は湿度が高い事。体感温度は、デリーの真夏より暑いです。また、雨季は他のインドとずれていて、10月と11月が一年で一番雨量が多い。上記を外した時期がベストです。
<写真エッセイ>
まずはマハバリプラムから。ここには約1,300年前に建てられた数々の世界遺産に登録された遺跡があり、その彫刻も素晴らしいです。ここの遺跡の良さは、徒歩圏内で周れる事。ちょっとテーマパークの様でもあります。
海岸寺院から少し歩いた所には、ファイブ・ラタと呼ばれる5つの石彫り寺院があります。すべて、岩をくり抜いて作ったもの。
そして、圧倒される「アルジュナの苦行」。こちらも一枚岩から彫刻を掘って造ったレリーフです。
そして、有名なクリシュナのバターボール。超不思議。今にも転がり落ちそうなのに、落ちない丸っこい岩。結構下に立つと怖いですw。
マハバリプラムを後にして、次は、チェンナイへ向かう途中にあるワニ園。様々な種類のワニがいます。
可愛いと見るか、気持ち悪いと見るかはあなた次第です(笑)。
そしてチェンナイ。チェンナイは見どころがそれほど多くありませんが、ここにはキリスト12使徒の一人であった、聖トーマスの墓がなんとここに。彼は遠く現在のイスラエル・パレスチナの地から、宣教師としてインドまで広い海を渡って2,000年前に来たのです。南インドにはシリア正教徒と言うクリスチャンの宗派を信仰する人が多いですが、このルーツは聖トーマスの教えだそうです。聖トーマスはサントメ教会に眠っています。
次に州立博物館を訪問。チェンナイの歴史が解ります。一つ印象深かったのは、旧日本軍が第二次世界大戦中にチェンナイ(当時マドラス)に落とした爆弾の破片の展示。1943年10月12日、日本軍の戦闘機ははるばるこんな遠くまで来たのかと思うと驚きです。民間人の犠牲が無かった事を願います。
最後はチェンナイ駅。イギリスが造った建物で当時の面影が残る風情ある鉄道駅です。結構綺麗な駅です。それと比べると何処かの駅は。。。
マハバリプラムはかなり面白い所。海辺のリゾートもあるので、遺跡&ビーチ&ホテルのプールで一石三鳥?
訪問時期:2010年11月