航空会社:インディゴ
便名:6E 571
フライト区間:デリー→ディブルガル
日付:2016年1月11日(月)
予定出発時刻:10:50発
予定到着時刻:13:25着
機種:エアバスA320
2016年1月のインド北東部地方への旅行記第一弾。デリーからインドで定期便の運航している空港では最東端のディブルガルへのフライト体験記です。デリーからインディゴのノンストップ便が毎日運航しているので便利です。フライト時間は約2時間半。ヒマラヤ山脈沿いをず~っと通るので、景色が良く、世界で一番高い山トップ10の中の8つを飛行機から眺められます。特に、途中エベレストの近くを通るので、結構迫力もあります。
まずはデリー空港第1ターミナルから。改装工事も終わり、ちょっぴり広くなりました。新しくクリスピー・クリームもありました。オリジナル・グレーズドのドーナッツを朝食にします。
インディゴバスで飛行機の入口まで。第1ターミナルはLCC専用のターミナルですが、今はパンク状態。拡張される計画を大きく以前新聞で取り上げられていましたが、まだその気配は感じられませんでした。
この時期、毎年霧が濃くて遅延に悩まされますが。。。幸いこの日は晴天で視界も良く、遅延はなさそうです。昨年も同じ時期に同じフライトで移動した際には2時間程遅れてしまい、参りました。
このインディゴのタラップは結構好きです。普通だったら階段で直接行くやつですが、キャリーの場合だといちいち階段で持ち上げなければいけませんがこのタラップは坂の様になっているのでそのままキャリーで引いていけます。こういう小さな気遣いがインディゴならでは。
今回の座席は事前に予約した前方2列目のヒマラヤ側。羽の邪魔もなく、良い景色が撮影できる事を期待。
インディゴのシートはとてもスリムで、その分足元が広く感じられます。
インディゴの楽しみと言えば、このインディゴ限定の日清カップヌードルをめちゃ試したかったのですが、生憎販売していませんでした。料金はRs. 200(約350円)と安くありませんが、限定メニューだと試したくなります。チキン味と、トマト味。まだ食べた事がなく、前回インディゴに乗った時は例のマギーインスタントヌードル騒動なのかメニューに無く、今回も復活したと宣伝ありながらも無かったのが残念。次回チャレンジしたい!!
晴天の中、飛行機は定刻通りに出発。この日の天気はとても良く、なんとデリーを離陸して5分後からヒマラヤ山脈が見え始めました!相当澄んでいます。
東へ向かうと、まず離陸後15分頃にインドで2番目に高いナンダ・デヴィ山が見えてきます。今までこの辺を何度も通りましたがこの日が一番くっきり見えました。
そんな中、機内販売が開始。チキンサンドイッチとレモンジュースを購入。その前に、驚いたことが。。。なんと、クルーが乗客リストを確認しながら名前で乗客を一人ずつ呼んでいました!
「すしまる様、お食事やお飲み物は如何でしょうか?」
凄い、エコノミークラスはもちろんの事、LCCで乗客の名前を呼ぶなんてすごいサービスです。たかが名前を呼ぶだけなのですが、全然印象が違います。クルーもテキパキ働き、サービスも良い。今まで数多くの航空会社に乗りましたが、LCC部門だとインディゴは世界で一番良い航空会社だと思います。前回、インディゴの感動に付いて記事を書きましたが、今回も同様のとても居心地よい体験でした。インディゴのサンドイッチも美味しいです。
1時間ぐらい飛ぶと、ヒマラヤの高峰が近づいてきます。
そして、〆は東部ヒマラヤの端に位置する山、中国領に入るナムチャバルワ山がかすかに見えました!この山は神秘の山だとされ、1990年になって初めて日本と中国による共同チームで山頂まで到達しました。トレッキングの難易度がかなり高い山です。
そして眼下には大河ブラーマプトラ川が。乾季なので水量が少ないですが、雨季になると対岸が見えない程の海の様な川になります。
いよいよ、未開の地へ足を踏み入れます。