ナガランドは首狩り族が居た事で有名な山岳地域。今では多くはクリスチャンに改宗し、その様なワイルドな雰囲気は無く穏やかですが、昔からの伝統文化による、ユニークなデザインの民芸品は残っています。これらの民芸品は有名なナガショールだったり、テキスタイルだったり、装飾品だったりします。
インドというとギラギラ感があったり派手なデザインが多いですが、落ち着いたナガ風の色使いはどちらかと日本に近いかな。
ナガランドの空港があるディマプールという場所ではナガ人の女性デザイナーが作る服飾・装飾品の店があり、日本へ輸出もしているとか。ちょっと拝見しました。
お店(というかショールーム)はこんな感じ。色使いがほど良い感じで鮮やかです。
ちなみに彼女は州都コヒマでラズー・プルーと言うヘリテージ・ホテルを経営しており、内装はお洒落です。コヒマで色々なホテルを視察しましたが、木造建築のこの建物は寒い冬でも暖かく、一番気に入りました。リビングルームやお部屋にはナガランドの置物や装飾品が並び、ちょっとした民俗資料館みたい。コヒマに来たらここはお勧めです。
ナガランド人の一般宅に訪問しても、雰囲気もシンプルでお洒落でした。ちょっとしたナガの壺が並んだり、置物としても風情あります。
ちなみに、昔の一部族はこんな暮らしをしていた様な。
去年デリーから直行便も出来た事だし、ナガランドへ観光だけではなくちょっと買い物も、と言うのも面白いかもしれません。