エアインディアA321エコノミークラス搭乗記:インパール→デリー

航空会社:エアインディア
便名:AI 890
フライト区間:インパール→デリー
日付:2016年1月21日(木)
予定出発時刻:15:15発
予定到着時刻:19:50着
機種:エアバスA321
機材番号:VT-PPG
機材導入日:2008年1月3日

インパールとデリーには2016年2月現在、毎日4便ずつ飛んでいます。インディゴが2便、エアアジアが1便、そしてエアインディアが1便です。今回エアインディアを選んだ理由が、一番インパールの出発が遅く、午前中を観光に費やすことができたからです。全便、アッサムのグワハティ経由です。

エアインディア、最近はサービスに頑張っていると思いますが、定時率に関してはあまり良い縁がありません。。。大体前日か出発日の朝にリスケの知らせが来ます。とは言っても、30分前後なので大した遅れでは無いし、当日空港でいきなり遅延を知らせられるより事前にお知らせが来るだけましなのですが。。。これだけはもっと改善してほしい!このフライトは、30分遅れでした。

まずはインパール空港。内部はシンプルですが、清潔感があります。そんなに大きな空港ではありません。ボーディングブリッジは無いので、全便飛行機までは歩きかバスです。エアインディアは歩きでした。

インパール空港チェックインカウンター
インパール空港チェックインカウンター
デリーまでの搭乗券
デリーまでの搭乗券
すっきりしたゲート付近
すっきりしたゲート付近
搭乗
搭乗

インパール空港のターミナルは面白い形をしています。ローカル風と言うか、どこか風情があります。

インパール空港ターミナル
インパール空港ターミナル
飛行機までは歩き
飛行機までは歩き
インドの国旗
インドの国旗
機体
機体

ドアの前ではクルーが一人ひとりに挨拶している様子でした。スターアライアンスに加盟する前は立っていてもアイコンタクトをしなかったり、他の作業したりしている場合もありましたが、最近のエアインディアはちゃんと挨拶をしている方が多くなった感じがします。

ビジネスクラス座席
ビジネスクラス座席
ビジネスクラス座席
ビジネスクラス座席

エコノミークラスのピッチは、他社の国内線と比べると広いです。一番広いと思います。国際線レベルです。横幅も狭くなく、小型機でもエアバスA320シリーズ(A318、A319、A320、A321)は全体的に同じ座席を横に詰め込んでいるボーイング737シリーズよりゆったりしているので、結構好きです。A320シリーズを導入している他社は、ゴーエア、インディゴ、ヴィスタラとエアアジアです。

エアインディア A321 エコノミー:エコノミー座席
エコノミー座席
僕の座席6F
僕の座席6F
ピッチは広め!
ピッチは広め!
安全のしおり
安全のしおり
機内雑誌
機内雑誌

1月号の特集はエアリフト。世界各国での災害時に救出便として活躍していることが書いてありました。後で触れます。

リスケ後は定刻通りの30分遅れで出発。リスケは多いけど、リスケした後は比較的どのフライトも定刻です。

インパール空港さよなら
インパール空港さよなら
田園地帯が広がるインパール郊外
田園地帯が広がるインパール郊外

このフライト、まずはアッサムのグワハティへ飛びます。フライト時間はわずか40分程。でも、エアインディアはちゃんと機内食を提供します。チーズの入ったサンドイッチと、マンゴージュースが提供されました。

クルーもテキパキ動いている印象。

クルー
クルー
機内食第一弾
機内食第一弾
中身はシンプルにチーズ
中身はシンプルにチーズ

パンはしっとり柔らかいし、チーズは無難に美味しかったです。以前、ラダックのレーからデリーへエアインディアに乗った時、1時間以上のフライトのくせにビスケットだけしか出されなかった時はジョークかと思った事がありましたが、改善されている様です。スターアライアンスに入ったおかげ。(ビスケットしか出さないなら、まだ何も出さないで有料にした方が良いと思いました。)

グワハティ郊外
グワハティ郊外
グワハティ空港
グワハティ空港

さて、グワハティ空港に到着しましたが、デリーまで飛ぶ乗客はすべて居残り。そして、アナウンスでトイレを使用してはいけないとありました。トイレはロックされましたが、我慢できなかったので何とか開けさせてもらいました。きっと爆弾など仕掛けられないようにですね。棚の上の荷物も、一つ一つ誰のカバンだかセキュリティーが確認していました。

機内食の特集に戻ります。エアインディアは、インド国外の災害時に救出活動を行う事で有名です。湾岸戦争の時には59日間かけて488便運航し、11万人のインド人をクウェートから救出した事や、最近では2015年4月のイエメン紛争の際に3,600人のインド人や多国籍の人々をお隣ジブチへ救出した事、その他インド国内では大洪水の際に救援物資を送るなどをハイライトしていました。また、昨年末のチェンナイの大洪水の際は他社がチェンナイ発着のエアチケットを思いっきり高騰させた中、エアインディアだけはかなり良心的な値段設定で皆が飛べるようにしたのは記憶に新しいです。メディアでもさんざん叩かれていますが、実はとてもユーザーフレンドリーな航空会社なのです。

救出例の内容
救出例の内容

一つ、興味深い情報がありました。それは、エアインディアのファーストクラスとビジネスクラスのアメニティーがKhadiの化粧グッズに新しくなるという事。Khadi好きな自分にとって嬉しいニュースです。ただ、元がそんなに高いブランドでは無いので、ファーストだとKAMAかForest Essentialsぐらいはほしいですね。

雑誌の一ページ
雑誌の一ページ

このフライト、一つ楽しみがありました。それは、夕暮れのヒマラヤ山脈を撮影する事。当初の予定通りのスケジュールなら、赤く染まるヒマラヤが見えるはずでした。。。が、30分遅れたために日はとっくに沈んでしまい。仕方ない。一応、エベレストは暗いですが収める事ができました。

エベレスト(真ん中)
エベレスト(真ん中)

さて、機内食です。夕方のフライトなので、スナック扱いです。インドは食事の時間が遅いので、午後8時頃を跨がないと、ディナー扱いにはなりません。前回、デリー→バグドグラをエアインディアで利用した際は午前のスナックでしたが、しっかりと国際線の昼食並みに出たので同じぐらいのフライト時間のこのフライトでもスナックと言えどもガッツリ出るんではないかと思いました。

ところが。。。

本当にスナックでしたw。一応ベジかノンベジの2種類を選べます。

エアインディアのスナック
エアインディアのスナック

ノンベジを選びました。内容はミートパイ、コロッケ、野菜の揚げ物だったかな(忘れましたw)、ラスマライ(コッテージチーズの甘いミルク漬け)、そして野菜サンドイッチ。スナックとしては、結構ガッツリ系です。

機内食は、パイロットかと思ったかなりご年配の男性クルーと、若い男性クルーでサーブしていました。

CAには見えないおっちゃんクルー
CAには見えないおっちゃんクルー
こちらは若い方のクルー
こちらは若い方のクルー

一点、エアインディア乗っていて思うのが、ほとんどのフライトでコックピットからコミュニケーションがほとんどない事。大体どの航空会社でも、必ず機長の挨拶がありますが、エアインディアってほとんど無いんですよね。元空軍出身が多いと聞きますが、やはり民間航空機を操縦している以上、一言でも乗客へアナウンスがあるだけでも安心します。

最近はサービスの改善が目立つので、その内機長からのアナウンスも増えるかもしれません。僕はターキッシュのスタアラメンバーになって、一生懸命マイルを貯めたいと思うので、これからもエアインディアは多く利用すると思います。ターキッシュのマイレージの場合、エアインディアの一番安い料金のクラスも、マイルの加算ができる事は結構プラスです。

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