デリー、アグラ、バラナシ等、北インドの平野地帯を旅行するのであれば、青空が綺麗な2月~3月が一番です。
この地域は、4月~6月は暑すぎる上に若干熱で大気が霞んでしまい、雨季の7月~9月は晴れていれば良いですがじめじめして雲が多い、そして10月以降は気温は涼しくて良いですが、霧が出てきやすく、場合によっては辺りが真っ白であまりくっきり見えない場合がある。
今週初頭、お客様との同行でアグラへ。今回は初「満月のタージ」にも参加し、感動しました。真っ青な空と白く輝くタージ。今まで何回もアグラへ行きましたが、今回が一番良い時期でした。
まずは、タージマハールを川の反対側から眺められる公園、メータブバーグから。ここは、タージマハールが土台の上に載っているのが良く判り、正面からでは見えない部分まで見えます。
ちなみに、霧の濃い12月末に行ったときはこんな感じ。
↑幻想的と言えば幻想的ですが、やっぱり青空の中で訪問すると気分を明るくさせてくれます。
翌朝は、タージマハールを正面から。
この青さ、半端ない。これでも安い携帯カメラで撮影したもので、一眼レフカメラを持っていったらどんなに映りが良かったか。
一番驚いたのは、普段濁っているどぶ川であるはずのヤムナ川がなんと青かった!空の色に負けていました。
離れたアグラ城からも、くっきりタージマハールが見えました。真冬や雨季の時期にはなかなか姿を現しません。
もし、北インド旅行の平野地帯をされるなら、是非2月~3月がお勧めです。ちょうど新緑の時期でもあるので、緑が鮮やかでもあります。