バンガロールへ出張。今回は往復ジェットエアウェイズを利用しました。
最近は比較的頻繁にジェットエアウェイズを利用していますが、乗る度にサービスの質が良くなったと感じます。以前、ジェットエアウェイズの事を「あまりぱぁーっとしない航空会社」なんて触れた事がありましたが、今回の往復移動ではクルーはかなりプロだと感じさせられました。
その前に、前回ジェットエアウェイズの記事を書いた際に、便名が4桁番号の元LCCであるジェットコネクト(ジェットライト)機体は座席のピッチが狭いと言う風に記載しましたが、実際ジェットコネクト(ジェットライト)を利用したところ、狭さを感じさせられず、逆にシートが分厚くてヘッドレストもあり、意外に快適でした。なので、3桁番号のジェットエアウェイズも、4桁番号のジェットコネクト(ジェットライト)も、快適度に違いは無いと判明しました(どちらかと言うと、4桁番号機材の方が快適だった)。
さてジェットエアウェイズの満足した点はクルーの対応が良かった事です。大体愛想も良く、お客のリクエストにすべて丁寧に応じていました。
例えば、前に座っていた乗客は機内食をスキップしましたが、その際クルーが「今すぐにお茶かコーヒーを飲みますか?」みたいに聞いていて、その後他の客よりもこの乗客優先にホットドリンクが配られました。
また、隣の乗客が機内食食べ終わった後も追加で付属のタマリンドのお菓子を頼んだ時、クルーは嫌な顔せずにギャレーから持ってきたり、言葉遣いも丁寧でした。ただ一点、食事中往復とも前方の乗客がシートを僕の席に向かってリクライニングしていましたが、元に戻すように注意はしませんでした(エアインディアでは、便によってはこれはしていました)。
エアインディアも、サービスは良くなってきていますし、1月に利用したインディゴはなんと乗客一人一人を名前で呼んでくれていました。通常、乗客の名前を呼ぶのはビジネスクラス以上のサービスです。
要はインド国内線も競争が激しくなっていると言う事ですね。
スターアライアンスのマイルを貯蓄するために僕の国内線移動第一候補はエアインディアですが、サービスは改善されても、今まで過去6回連続すべて30分程遅延しました。
今回はエアインディアの料金が高くてジェットにしましたが、ジェットはちゃんとオンタイムに出発して目的地には早く到着。2月に利用した際も、予定時刻より早く到着していました。ジェットエアウェイズは時間には正確な印象です。
ジェットエアウェイズは、機内食も美味しいです。エアインディアの方が昼食や夕食は量が多く豪勢ですが、ジェットエアウェイズは量が少なくてもクオリティーが高い。
今回はチキンのビリヤーニでしたが、お代わりをしたい程でした。付け合わせのチョコレートムースもペロリといけて甘すぎず、悪くなかったです。ジェットエアウェイズは、タージホテルグループがケータリングしているので味が良い訳です。
そして、機内の様子(こちらはジェットコネクトではなく、ジェットエアウェイズ機材の方)。至って、普通です。マドラーがジェットエアウェイズのロゴが入っていて可愛い。
インドの航空会社ではエアインディアの次に古いジェットエアウェイズ。どこか洗練された印象があり、「インド」と言うよりも「インターナショナル」の雰囲気があり、安心感があります。