今まで気になっていたクウェート、ついに体験する事ができます。とは言いながらも、クウェートは日帰り旅行で、08:00に到着し、同日16:00にはアブダビへ向けて出発するので、少ない時間を有効に活用する事にします。
今まで、高校時代にクウェート人と関わり合いがあったり、結構フレンドリーな人が多かったのでとても好印象でした。また、カタールに今住んでいる日本人の友人も「湾岸諸国ではクウェートが一番思い出深い!」と言っていたので、とても楽しみでした。
まずは、ビザと通貨に付いて触れます。
クウェートの観光ビザは、日本人であればクウェート空港到着時に申請ができます。ビザ申請カウンターがありますが、まずその前に両替を済ませなければなりません。そして、ビザの印紙を自動販売機で購入します。
ビザ代はKWD 3。KWD 1と、KWD 2の印紙をそれぞれお札を入れて購入します。
その後、この印紙をパスポートと共に、担当官へ渡します。そして、紙のエントリービザが発給され、すべてアラビア語で記載されます。
同時に、パスポートに入国スタンプも押されます。でも、ここはまだイミグレカウンター手前。このまま、イミグレへ行くと、「あなたはもう入国スタンプがあるからそのまま出なさい」と言われ、素通りしました。このビザの紙は出国時に回収されるので、必ず持っている事。正直、空港職員の印象は横柄な感じの人が多く、あまり好印象は持てませんでした。
さて、クウェートの通貨はクウェートディナール。略してKWD。何と、世界で一番額面の価値が高い通貨で、1ディナールは円高の今でも350円!1年前の円安時代は400円を超えていました!これだけ単位が低いと、非常に物価が安く感じますが、とんでもない!空港から市内のタクシーが公定レートでKWD 8(約2,800円)、クウェートタワーで売っている1Lの水がKWD 1(約350円)等、大体値段が「1」の単位でまとめられるので、KWD 1違うと350円も差があるのです。
だから、お札も1の単位以下のがあります。1/2ディナール札、そして1/4ディナール札。なかなか1/4ってお札、世界中どこでも見ませんよ(笑)。最高紙幣額はKWD 20札です。
今回は日帰りなのでUSD 150だけを両替しましたが、やってきた額がKWD 42と4分の3なので、額面が低すぎて何だかめちゃ少なっ!とちょっと騙された気分がします(笑)。
クウェートを含む湾岸諸国すべては米ドルと固定相場をしているので、安定しています。結構世界の他の国でも、湾岸諸国の通貨は両替ができる場所が多いので、為替の上下が激しい日本円を持っているよりは、為替変動によるリスクは低いです(もし日本国外に在住している場合)。アジア諸国で他に米ドルと固定相場をしている通貨は香港ドルと人民元ですね。
次はタクシーでクウェートで一番大きく、世界で8番目に大きなグランドモスクへ向かいます。
「クウェート滞在記~その1:観光ビザの取得方法と世界一価値の高い通貨」への2件のフィードバック
コメント続きで済みません!2009年に行った時は
ビザ申請に必要(KD6=約2000円)と書いています。
日本円は×で、USドルに両替していなくて、外の迎えに来ていた主人からお金をもらってきてもらい…
親切な空港職員の方に感謝でした!
前のブログ記事をリンクしました。こちらの方が詳しく載せています。
恐らく、近年でビザ代は安くなったのですね。日本円も×でしたか!こちらはインドルピーを両替しようかと思いましたが(近隣諸国ではOK)、受け付けられず、シンガポールドルもダメで、最後の手段としてアメリカドルを出しました。親切な空港職員に巡り合えて良かったですね。お国柄、女性には親切な国だと思います。