航空会社:エジプト航空
便名:MS 481
フライト区間:カイロ→シャルム・エル・シェイク
フライト利用日:2016年5月27日(金)
予定出発時刻:16:45発
予定到着時刻:17:45着
フライト時間:1時間00分
機種:エンブラエルE170-100LR
座席番号:21K
機材番号:SU-GCV
機材導入日:2007年6月14日
オーストリア航空でカイロに到着したらそのままエジプトの国内線へ乗り継ぎです。まずはイミグレの前の両替所で両替&USD 25のビザシールを購入し、そこでパスポートにシールを貼り、イミグレのカウンターへ。入国をしてから荷物を取り出し、そして国内線のチェックインカウンターへ進みます。
チェックインはちょっとフライトに早かったので、待たされましたが誰もいないビジネスクラスのチェックインカウンターでスムーズに搭乗券をもらいました。何故か、翌日の帰りの搭乗券ももらいました。
今回ビジネスクラスを選択した理由が、エコノミーとの料金差が5,000円前後だったので、せっかくなら比べてみたいため行きビジネスクラス、帰りエコノミーにしました。
国内線のエジプト航空ラウンジから。正直。。。ショボイです。まぁ、国内線だからしょうがないか。一応飲み物とパン類があります。お酒はありません(エジプト航空は国際線のフライトでも提供されません)。
最初は空いていましたが、次第に混んできました。20席ぐらいしか無いので、混むと座れない場合もあるでしょう。
今回乗る機材は、初めてのブラジル製エンブラエルです。小型のジェット機です。ちょっと楽しみでした。小さな機体なので、ボーディングブリッジでは無く、バスでの移動です。途中、エジプト航空の色々な機材を観る事ができました。
機内へ。ビジネスクラスのシートは、エコノミーと一緒です。この機種では。
機内雑誌の「Horus」を開いてみます。まずは路線図。悲しい事に、昔飛んでいた成田と関西は今は無し。2011年の革命前は、大型のB777-300ER型機が毎日も成田へ就航していたのに、革命後は観光客も激減し、長く続いていた日本路線は廃止になりました。また、復活して欲しいですね。
まずはウェルカムドリンクが配られました。オレンジジュースを。フレッシュでは無く、果汁も30%ぐらいな感じのジュースです。
そして離陸。
このフライトはたったの200マイル以下の短距離です。飛んでいる時間も30分ぐらい。機内食は期待していませんでしたが、結構な量が出ました!しかも、味付けもなかなかです。
機内食の内容はオープンサンド3種(チーズとパプリカ、スモークサーモン、スモークチキン)、そしてフルーツ。結構美味しかったです!ちょっとした驚きでした。コーヒーカップは付いているけど、コーヒーか熱いお茶のサービスはありません。
眼下には、これから向かう目的地のシナイ山がありました。通常、シャルム・エル・シェイクへ向かうときは進行方向右側に現れます。
そして、急いで食事も終わらせ、シャルム・エル・シェイクへと着陸態勢に入ります。眼下には、綺麗なアカバ湾と街が現れます。余談ですが、ここのアカバ湾、世界で一番透明度が高い海だと言われており、サンゴ礁もとても綺麗です。2年前はここから北に1時間走ったダハブと言う場所でアドバンスのダイビングライセンスを取得しました。その時は水中カメラも持っていたので、こちらがその海の中の様子です。本当に綺麗な海です。シャルム・エル・シェイクはどちらかと高級リゾート地、ダハブはバックパッカーが集まる安いゲストハウスが集まるリゾート地です。
そして着陸。ここまで来ると、気温も上がり湿度も高くなります。空も蒼い!
カイロのバスはエコノミー・ビジネス一緒でしたが、ここではビジネスクラス乗客用のバスとエコノミー乗客用が分かれていました。
さて、シャルム・エル・シェイク空港は以前まで、アフリカ大陸で4番目に利用率が高い空港でした(カイロ、ヨハネスブルグ、ケープタウンの次に)。ところが、革命と2015年10月に起こったロシアの同空港から出発した航空機が爆発して墜落した以降、いっきにヨーロッパからのフライトが激減。今では、ヨーロッパ行きのフライトはほとんど飛んでいません。一大観光地なだけに、去年の飛行機爆発事件以降世界中から観光客がいなくなり、ホテルは閑古鳥が鳴いている様です。本当に、残念です。比較的大きな空港ですが、ターミナルはガラーンとしていました。
事前にこれから向かうサーント・カトリーン村にある宿にお願いした送迎車で、これからシナイ山麓まで。
本当にまた世界中から観光客が集まる事を願うばかりです。