航空会社:エチオピア航空
便名:ET 640
フライト区間:アディスアベバ→ムンバイ
フライト利用日:2017年4月10日(月)
予定出発時刻:23:35発
実際の離陸時刻:23:51発
予定到着時刻:翌07:15着
実際の着陸時刻:翌07:18着
時刻表上のフライト時間:5時間10分
実際の飛行時間:4時間57分
機種:ボーイング737-800
利用クラス:エコノミー
座席番号:14A
機材番号:ET-AQO
機材導入日:2015年5月7日
この時間帯のアディスアベバ・ボレ空港は午前と並ぶピークの混雑時です。ターミナルが小さく、エチオピア航空は短期で急成長して毎年営業利益を更新しています。大型機材もどんどん導入してピーク時の空港はパンク状態。
国内線と国際線の近距離路線は昔からある更にこじんまりとした第1ターミナルから出発する様になりましたが、それでもメインの第2ターミナルは大変混雑して座る場所を確保するのが難しいです。
さて、この混雑状況の中、一番多く見かけるのが中国人です。
地元エチオピア人を含めても明らかに中国人の方が多い印象。エチオピア航空はアフリカ最大の航空会社になり、中国各都市とアフリカ間を良い乗り継ぎにて提供しています。アフリカでの中国パワー凄い!まるで中国の地方空港に居るのでは無いかと錯覚を受けます。
実際、エチオピア航空では近年中国人クルーを採用し始めました。エチオピアと中国はお互いの政治関係も良いです。そのためか、ボレ空港には中国人用のインフォメーションカウンターが。そして、なんと中華料理レストランもありました!
ボレ空港にはスターアライアンスの上級会員用のゴールドラウンジと、ビジネスクラス専用のラウンジ(クラウドナイン・ラウンジ)があります。口コミで読むとビジネスクラスラウンジは落ち着いているけどゴールドラウンジは凄く混雑しているとか。
さて、ここでボレ空港でアドバイスです。セキュリティーチェックを通る時、まず自分の出発するフライトのゲートが記載されている列に並んでしまいますが、どこのセキュリティーチェックの列に並んでいても一度中に入ると繋がっているので、空いている列に並びましょう。自分とは関係無いゲートの案内板があっても。
何故これをアドバイスするかと言うと、ほとんどのフライトはバスで移動する用の下の階のゲートから出発し、案内板に従うととんでも無い長いセキュリティーの列に並ぶ羽目になり、フライトに乗り遅れる可能性があります(実際に1時間以上並んだ方もいたらしく、隣のゲートで乗り遅れて係員と揉めていた乗客が居ました)。とにかく、セキュリティーチェックは案内板記載のゲート番号関係無く何処でも空いている列に並びましょう。
ムンバイ便は大大大混雑しているエスカレーターを下りた1階の出発ゲートから。狭いスペースに7つぐらい?ゲートがあり、大型機材の便もここからバスに乗る場合があるのでとにかくピーク時の混雑はまるで新宿駅みたい!座る所なんて期待してはいけません。
でも搭乗プロセスは結構スムーズで、カオスの中にしっかりシステムがありました。しっかり搭乗券記載のゾーン順に搭乗客が呼ばれ、ここはエチオピア航空のしっかりした管理に脱帽です。
バスでムンバイ行きフライトに。
今回は新しい次世代スカイ・インテリアのB737-800機です。まだ導入して2年も経たないので新しい感じです。
エコノミークラス。
さて、エチオピア航空のB737機はシートがとても狭いです。前も横も。これで今回の夜行便はかなりきつい。しかも飛行時間は5時間ぐらいと決して短くありません。当初はこの路線はドリームライナーのB787が予定されていましたが、最後で機材変更。
幸い、前方座席に座りましたが、こちらもエチオピア航空のスタアラ・シルバー会員へのご厚意にて3人掛けシートの真ん中座席は空けてくれました。狭い座席なのでこれは本当に嬉しいサービスです。
エチオピア航空の737機はシートテレビがありません。路線によっては6時間以上のフライトもこの機材なので、そうなると退屈するかもしれません。
出発してすぐに機内食。チキンを選びました。チキンティッカとライス。
またまた肉はボリュームたっぷり。
これでこの旅行でエチオピア航空のフィッシュ、ビーフ、チキンを試しましたが、すべて他社のビジネスクラス並みの量でした。
サラダは先ほどヨハネスブルグからのフライトと一緒。デザートも相変わらず同じベリーのエネルギーバー。デザートがちゃんとしていないのが残念だー!
メインのチキンティッカはジューシーで非常に美味しかったです。エチオピア航空のエコノミークラス、3回連続でとても満足のいく機内食で本気で4年半前に乗った時と比べるとかなり進化しました。
寝るのは本当に狭くてきつかった。。。これぐらいのフライト時間は本当に当初の予定だったワイドボディー機にするかもっと座席を広くしてほしいです。
ムンバイが見えてきました。
そして空港手前のスラムも。
そしてムンバイ空港到着。ムンバイ空港第2ターミナルは自分の中で世界のベスト空港トップ3に入ります。広々とした空間にアートギャラリーの様に地元テーマのアートが展示されています。
ムンバイでは約3時間のトランジット。次はエアインディアのB747でデリーへ飛びます。
<エチオピア航空の印象>
既にケープタウン便で乗った印象と変わりありません。かなり質の高い航空会社になったと感じます。文句を言わせてもらえばアディスアベバ・ボレ空港の混雑状況の改善と、B737機材は中距離路線以上では使ってほしくない!無料アップグレードで体験したムンバイ→アディスアベバ便のビジネスクラスは最高でした。
エチオピア航空は他社より安い料金設定の場合が多く、スタアラとしてマイルも稼ぎやすいので、とても都合の良いエアラインです。今回でやっとスタアラのシルバーからゴールドへステータスがアップグレードになりました^^。それはまた別の記事にする事にします。