これから詳しい体験記をアップしますが、その前に、シンガポール航空ビジネスクラスの残念な点を。
4区間乗ってみて、やはりシンガポール航空のビジネスクラスはほぼ完璧なサービス内容で今まで乗ったどの航空会社よりも全体評価では一番優れていると思います(ただし、同様に人気の高いカタール航空のビジネスクラスは乗った事が無いので、両方体験されている方は違う意見をお持ちかもしれません)。
でも、一点だけ「え、天下のシンガポール航空でこれ?」と思えるのが、本家チャンギ空港のビジネスクラスラウンジのクオリティー。
深夜12時前後、午前8時前後、午後6時前後、午後9時前後と4回訪れましたが、どの時間帯も混雑して、椅子が無機質に配置されている感じで、全体的に雰囲気は暗く、従業員の対応もそんなに良くは無く、食事はそんなに魅力的じゃない。そして、シャワー室はトイレと別になっていて、今まである殆どのパターンだとシャワーとトイレは一体型が多かったのでゆっくりと用を足す事も望めない。
しかも、このラウンジはビジネスクラス専用で、エコノミーの上級会員は利用できなくなっているにも関わらずあまり特別感が無い。
逆に昨年12月に訪問したバンコク空港のシルバークリスラウンジ(こちらはエコノミーの上級会員も利用可)の方がバーテンダーが常駐している立派なバーがあって、雰囲気も良く、食事も個性的で美味しく、全然ポイントが高い。普通は本家のラウンジに力を入れるのに、何この違い。
チャンギ空港では、メインの第3ターミナルと、近距離路線が発着する第2ターミナルの両方にシルバークリスラウンジがありますが、第2の方が少し落ち着いているかな。でも、総合的な印象はどちらもあまり変わらない。
シンガポール航空であればもっと期待すると思うけど。。。チャンギ空港のラウンジだけは期待しないで行った方が良いです。
個人的には、まだベッドが用意された仮眠室があり、カレーが美味く、混雑する事が殆ど無いデリー空港のエアインディアラウンジの方が好みです。