デリーより到着したフライトから次のオスロ行きも飛行機まで乗継時間は3時間以上もあり、今回はゆっくりと最も大好きなビジネスクラスラウンジで寛ぐ事ができました。
このラウンジは既に2回レビューしたので、今回は食事だけのシンプルなものにします。特に、最初訪れた時と比べてあまり変わりありません。
申し訳ないのが、ソファーや座席の様子の写真が一枚もない事。このラウンジ、毎度訪れる度に凄く混雑していて、とてもカメラを向けられる状況では無いのです(他のラウンジではそれができても、以前同じラウンジで撮影注意も受けてか何故かやりにくい)。
オープンスペースの中のソファーは結構ゆったりとして、足を横に伸ばす事も出来ます。ここで、セラピストによる肩と背中のマッサージを受ける事ができます。
今まで体験した中で一番気持ちの良いマッサージ
今回、初めてこのラウンジで肩と背中のマッサージを受けました。セラピストがラウンジ内を白いシャツとズボンを着て回っていて、他の乗客のマッサージをしていたところ、お願いしたく声を掛けてみました。そうしたら、「何処に座る?」と「どのぐらい待てる?」を聞かれて、順番がある様で自分の番になったら来てくれる仕組みです。
1時間半ぐらいしたら、やっと来てくれました。ターキッシュのこのラウンジの難点は、大体混雑が激しいためシャワーも前回は1時間待ち(夕方)、今回は45分待ち(昼)と、何かのサービスを受けるのに結構時間が掛かる事です。
マッサージは、自分の座っているソファーで行ってくれるので、周りの乗客の目がちょっと気になりますが僕はマッサージ中ずっと下を向いていました。
10分間、本気でつぼオンリーを親指で刺激してくれます。力加減もちょうど良い。若い男性のセラピストでした。今まで色々なラウンジでマッサージを体験しましたが、今回のが一番気持ち良かったです。もし、乗継時間が長ければ是非このサービスを受ける事をお薦めします。
そして食事。何といっても甘党にとって嬉しいのはケーキ!こんな豪華なケーキが食べ放題、食べれるのです。
個人的に好きなのは、グリルコーナーで焼いてくれるひき肉のハンバーグと鶏肉。あと、自家製パスタと、マントゥと呼ばれるトルコ風の餃子。
パスタはアルデンテのペンネにトマトソース。このパスタ、本当に美味いのです。炭水化物の取りすぎに要注意。
マントゥは、専門コーナーでスタッフがゆでたてを更に盛り付けてくれ、その上からトマトソース、ヨーグルト、スパイス各種を掛けてくれます。イタリアン的なソースに餃子的なマントゥ。英語の翻訳は「トルコ風ラビオリ」なので、正に東洋と西洋の中間にあるトルコらしいですね。
ビザ好きならトルコビザ、ピデもお薦め。これも常時スタッフが焼いています。ピデは極薄生地のパンに、ひき肉や野菜等が載った薄生地ピザです。
前回(特に2014年の初回訪問時)の訪問記を読んで頂くと、その他サラダバー、オリーブバー、トルコ菓子コーナー、温かいデザートコーナー、チャイコーナー等溢れています。
また、ミニゴルフ、ミニゴーカート、ゲームセンター等もあってラウンジというより空港の中のテーマパークであるのがこのターキッシュラウンジです。
難点なのは普通のソファーには電源ポイントが無い事と、混雑していてソファーが埋まっている可能性がある事。ダイニングエリアは大体空いていますが、食事するには良いけど寛ぐ場所では無いかもしれません。
これらの短所を含めても、とてもクオリティーの高い世界トップレベルのビジネスクラスラウンジだと思います。