インドの遺跡や博物館は外国人料金とインド人で入場料に大きな開きがあります。
2022年11月時点、デリーの世界遺産の入場料はインド人Rs. 50に対して、外国人はRs. 600。
アーグラーにある世界遺産タージマハルはインド人はRs. 50、外国人はなんとRs. 1,100!
結構遺跡巡りだけでも、外国人料金だけ支払っていれば出費が重なります。
でも、インド在住者には朗報。
下記をお持ちであれば、大抵どこでもインド人料金で入場ができます。
*ほぼ確実にインド人料金でOK:アーダールカード(オリジナルが望ましい)
アーダールは最強です。これは日本で言うところのマイナンバーカード。信頼性があり、持っているだけで半分インド人の様なものです(笑)。
*担当者次第でOK:FRRO発行のインド在住許可証(Residence Permitと呼ばれるもの;コピーでOK)
以前、このResidence Permitがあれば必ずインド人料金で入場ができたのですが、2022年11月に同行した日本人駐在員がこれを持って世界遺産フマユーン廟のチケットカウンターへ行ったら、「ダメだ!アーダールならOK」と言われ結果的に外国人料金を支払う羽目になりました。その後訪問した世界遺産クトゥブミナールでは同じものでインド人料金のチケットを入手できたので、担当者次第でしょう。
世界遺産タージマハルは例外
昔から唯一絶対的にResidence Permitでもアーダールでも効かないが、タージマハル。何度交渉しても、外国人は外国人です。
確かにインド人料金で入場できるのは得した気分になりますが、その分デメリットもあります。
それは:
①インド人用チケットカウンターはとても混雑する
外国人カウンターで並んでインド人用のチケットを入手することができる事もありますが、インド人用の列へ行け!と並び直される場合も。まぁ、外国人特権が無いわけですから、素直に最初からインド人列に並ぶ方が良いでしょう。ただし、日本からお客さんを連れて入場する場合(チケットを外国人とインド人でミックスする場合)は、最初から外国人カウンターで全て手配して良いと思います(僕はそうしています)。
②遺跡の入場の際に再度インド在住者である事を説明しなければならない
チケットカウンターは遺跡の入場とは場所が異なるので、実際入場の際、「何故お前はインド人のチケットを持っているんだ!?」とスタッフにほぼ100%確認されます。その際、再度アーダールやResidence Permitを提示する必要があります。
まとめ
外国人でも、インド在住者であればインド人料金で遺跡に入場できる可能性が高くなります。特に、アーダールカードは最強です。遺跡巡りの入場料だけでも、外国人だと結構な金額になるので、書類を提示する事によってインド在住者の特権を活かす事ができます。
「インド在住の外国人がインド人料金で遺跡に入場するコツ」への2件のフィードバック
私はタージマハルでマニプールから来たと言い張りましたが、「それではマニプールの州知事の名前を言え」と。知らんわそんなこと!!
私の場合イスラム教徒の女性なので、最後はブルカですかね。(笑)
州知事の名前を言わせる武器は結構周りで聞きます。もしご存知であれば、本当に現地人価格で入場できたかもしれませんねw