各航空会社には、指定ラウンジがあります。
ハブ空港だと自社ラウンジが一般的ですが、もし同じアライアンス同士の航空会社が運営するラウンジが同空港に存在した場合、資格対象があればラウンジは入室を断れません。
<ケーススタディー:JALビジネスクラス利用で香港を出発する場合>
香港の例を挙げましょう。JALビジネスクラスの搭乗券を保持している想定で。
JALのホームページを確認すると、香港の提携ラウンジは2023年6月時点ではプラザプレミアム・ファーストラウンジ※。
※恐らく、カンタス航空のラウンジが再開すれば、こちらへ指定ラウンジが移ると思われます(以前がそうだったので)。
でも、香港国際空港はワンワールドの大物キャセイパシフィック航空のハブ空港でもある。
空港内には、それぞれ個性のあるキャセイパシフィック航空のラウンジが点在します。
中でも少し中央から離れるけどとても立派なザ・ピア・ビジネス。
キャセイとJALは同じワンワールド系なので、JALの指定ラウンジとはなっていなくても、ここが利用可能です。
入室方法は搭乗券を見せるだけ。
プラザプレミアム・ファーストラウンジには申し訳ないけど、天と地の差があります。
いや、キャセイのラウンジが良すぎるんですけどね。
ザ・ピア・ビジネスは個人的に今まで訪問したビジネスクラスのラウンジではベストでした。
<ステータスの無いプレミアムエコノミーは例外>
例外は、ステータスが無く日系のプレミアムエコノミー利用の場合。本来、プレエコではラウンジは利用できないので、この際は指定されたラウンジのみ有効になります。
<JALでバンコク・スワンナプーム空港を出発する場合は対象ラウンジが4つもある!>
バンコクのスワンナプーム空港にてJALの指定ラウンジは当たり前ですが、JALサクララウンジになります。
しかし、それ以外にも、資格対象があればキャセイパシフィックラウンジ、カタール航空プレミアムラウンジ(ステータス利用不可;ビジネスクラス以上のみ)、そしてミラクルラウンジと全て利用する事も可能。
<ラウンジ検索は各アライアンスのホームページから可能>
まとめ
ラウンジは平等に作られていないので、もし空港でゆっくり過ごす時間があれば、できるだけ美味しい食事や雰囲気の良い落ち着いた場所で満喫したい。ラウンジの資格利用があれば、事前に宿題をすれば、少しでも旅行が堪能できるはず。