スターラックス航空ビジネスクラスの旅から戻って参りました。
今回はアラスカ航空のマイルをキャンペーン時に購入して、特典航空券に換えました。
アラスカ航空がスターラックス航空と提携を始めて、お得にチケットを入手ができるようになった事は過去の記事に記載しています。
今回は以下の2便に搭乗:
区間 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 機材 |
成田→台北 | JX 801 | 13:55 | 16:25 | A350-900 |
台北→成田 | JX 802 | 10:40 | 15:00 | A330-900neo |
まずはざっと印象深かった点を8つ伝えます。
①搭乗したら複数のクルーに挨拶をされる
往復とも比較的空いていたからかもしれませんが、搭乗して「さ、座るか」とまだ腰をつく前から、パーサーがウェルカムドリンクとおしぼりを持ってきてくれ、苗字で呼ばれてしっかり挨拶をしてくれます。
その他、列担当のクルーと、もう1名も座席まで挨拶に参りました。
座席の説明も詳しく教えてくれます。
一応筆者はパンデミック下でスターラックス航空の上級マイレージ会員へステータスマッチができたので、もしかしたらそれも影響されているかもしれませんが、まるで待遇がファーストクラスの様でした。
②機内食のパンがめっちゃうまい!
成田便では機内食は洋食2種類とアジアンの計3種類から選べますが、その中の洋食のみに提供される付け合わせのパンが外カリカリ中ふかふかで半端なく美味しい!
クルーによると、台北駅にある有名店のパンとか言っていましたが、名前を聞いとけば良かった!!
今まで頂いた機内食のパンでは上位ベスト3に入る味でした。
③A350機材は「ゼロ重力」ポジョションを設定できる
NASAが開発した、最も人間の体が快適な位置だとされる「ゼロ重量」に座席のポジションを設定する事ができます。
シートテレビを観たり、本を読んだりするには快適ですが寝る時はやはりフラットの方が良いかな?
④A350の座席はドア付きで個室感覚になれる
A350は長距離機材仕様なので、プライバシーを重視したシートになっています。
ドアは閉まりますが、結構位置が低いので普通に座っているだけだとクルーと目が合いますが。
正直ANAのThe Roomの方が個室感は半端無いですが、それでも用途によって開け閉めできるのは便利です。
⑤桃園空港の専用ラウンジのドリンクや食事のクオリティーが高い!
桃園空港の第1ターミナルにはスターラックス航空のギャラティックラウンジが設置されており、ビジネスクラス利用者や同社の上級会員が利用できます(因みにファーストクラス利用者は空港内どこかにある特別なVIP室が利用できる様です)。
ラウンジの面積は小さく、シャワーやトイレさえも設置されていないので多少不便さはありますが、ドリンクと食事のクオリティーはかなり高い!
簡単なビュッフェ料理の他にアラカルト料理が3種類から選べ、台北の高級洋菓子店Seasonや、台湾のNinao製アイスクリーム等デザートをなんと言っても試すべき!
⑥台北の焼肉店コラボのコース料理は充実しすぎていた!
台北発のフライトでは、台北にある胡同焼肉のセットメニューを、予約管理画面から事前指定できます。
これが美味しいだけでは無く、前菜の盛り付けが素敵すぎた!
更に驚きなのは、ビジネスクラスだけで無く、プレミアムエコノミーやエコノミーでもこのオプションが事前指定可能。
量は少なくなりますが、エコノミーで事前指定ができる航空会社なんて数少ないのでとても貴重ですね。
⑦短距離路線でもドリンクメニューの充実ぶりは半端ない!
短い成田線でもドリンクの数が凄い豊富!
そしてオリジナリティーに溢れています。
例えば、4種類のスターラックス社オリジナルカクテルや台湾名物のタピオカミルクティー、そしてアイスコーヒーにコーラをミックスしたものに、小豆を濾過したホットドリンクまでとにかく幅広い!!
⑧世界で唯一全機種でフルフラットのビジネスクラスを提供する航空会社
2023年9月時点では、スターラックス航空は3種類の機材を運航しており、その内のA330とA321は近距離専用。
とは言っても、近距離路線を運行している航空会社としては同社のみが世界で唯一、全機材にフルフラットシートのビジネスクラスが搭載されている!
復路のA330は、往路の長距離路線用A350機材と遜色の無い快適さ。
詳しい体験記はこちら:
>スターラックス航空A350ビジネスクラス搭乗記:成田→台北桃園
>台北桃園空港スターラックス航空ギャラクティックラウンジ訪問記
>スターラックス航空A330ビジネスクラス搭乗記:台北桃園→成田
>どちらが快適?スターラックス航空A350とA330ビジネスクラス座席比較
>窓際の座席指定注意点:スターラックス航空A350ビジネスクラス
まとめ
短い日本⇄台湾線なんてビジネスクラスに座る価値が無いのでは?なんて考え方を覆してくれたスターラックス航空のサービス。明らかに今まで乗った短距離路線ではダントツトップのビジネスクラス体験でした。いや、ほぼファーストクラスに近いです。