概要
ラウンジ総合評価:96点
簡易感想:とにかく広い!混雑する午前中のJALサクララウンジとは対照的で利用者が少なく落ち着くし食事のクオリティーが高い。
<利用詳細>
空港都市:東京(TYO)
空港名:成田国際空港(NRT)
ターミナル・コンコース:第2ターミナル
ラウンジ名: キャセイパシフィックラウンジ
ラウンジ利用月:2024年2月
ラウンジ利用時間:08:00~09:00頃
ラウンジ利用時の混雑状況:空いている
<利用資格対象者>
*ワンワールドアライアンス出発便のビジネス・ファーストクラス利用者
*ワンワールドアライアンス出発便のワンワールドサファイア・エメラルド会員
JALを含むワンワールド出発便のプレミアムエコノミー利用者は対象外。
JALプレミアムエコノミー利用者はJALサクララウンジの利用が可能
<ラウンジの位置>
71番ゲート付近にある、エスカレーターで降りた場所に位置します。
こちらは元々アメリカン航空のラウンジであり、2023年2月にキャセイパシフィックラウンジとしてリニューアルオープンしました。
アメリカン航空のラウンジだった際の訪問記は2018年に行なっています。
訪問記
・初印象:広すぎて勿体無い!
このラウンジはキャセイパシフィック航空の出発が最も忙しい午前中に訪問していますが、それでも2便。
ラウンジの広さと座席数には大分余裕があるので、JALと同じワンワールドアライアンスとして是非JAL利用者ももっと寛ぎに来て良いと思います。
なんせ、午前中の成田空港のJALサクララウンジはとても混雑するので。
まずはラウンジの様子。
・充電設備は至る場所にあり
日本で一般的なAタイプのコンセントのみ、サイドテーブルの下に位置します。
アメリカン航空ラウンジ時代の名残か、アメリカ人が好みそうなジャパニーズモチーフがあります。
・食事のクオリティーは高い!朝食にスモークサーモンがある!
ビュッフェエリアはラウンジ入口から右側にあり、主に食事類は卵形のカウンターに並びます。
朝食の時間帯でした。
種類はそこまで多くないものの、提供内容のクオリティーが高かったです。
スモークサーモンとナチュラルチーズが食べ放題!
リクエストベースで、アイスクリームも注文できます。
豆乳があるのが何気に嬉しいです。
抹茶があるのが良い!
後で写真見て気づいて、抹茶ミルクを試したかったのが少しの悔い。
・シャワー室を利用;アメニティーは最小限
日系ラウンジのアメニティーに溢れるシャワー室を体験していると、キャセイラウンジのシャワー室は必要最低限という印象です。
アメニティーはタオルと、ジェネリック的なシャンプー、ボディーソープ、コンディショナーのみ。
歯ブラシセットなどは常備されていません。
そもそも飛行時間4時間前後の香港行きのキャセイパシフィック航空用のラウンジであり、本来であればシャワー室は必要ありませんね。
現に羽田空港の素晴らしいキャセイパシフィックラウンジにはシャワーは備えられていません。
アメリカン航空ラウンジにあったシャワー室をそのまま引き継いだ様ですね。
シャワー室を利用の際には、チェックインの際にスタッフに申し出る必要があります。
キーを渡され、使用後は同じチェックインデスクへ返却しなければなりません。
最後に、洗面所。
評価
スタッフの対応:5/5(チェックインのスタッフは特にとても丁寧でした)
ラウンジの清潔度:5/5(文句無し)
ラウンジの快適度※:10/10(ゆったりとした空間でとても過ごしやすい)
※訪問時の混雑状況も重なるので、必ずしも参考になるものではありません。
ラウンジのデザイン:5/5(大型の窓からは自然の光がたっぷり入り、開放的で良い)
設備・アメニティー:5/5(ワーキングデスクや電源、シャワー室など一通り揃っている)
食事・飲み物の種類:8/10(そこまで豊富では無いが、内容は満足)
食事・飲み物の質:10/10(結構満足!)
総合評価:48/50 = 96点
まとめ
午前中の時間帯はキャセイパシフィック航空の出発便が2便あるにも関わらず、ラウンジ自体がとても広いのでとてもゆったりとしています。食事の種類は限られているものの、クオリティーが高く、むしろ日系ラウンジには少ないタンパク質メニューが豊富でとても満足。成田空港内のビジネスクラスラウンジでは最もレベルが高いと思います。