この記事はスターアライアンス系航空会社が主に発着する仁川国際空港第1ターミナルにあるプライオリティパス対象ラウンジの比較です。
2024年7月現在、同ターミナルには3つの会社が7つの対象ラウンジを運営しています。
*アシアナビジネスラウンジ:ターミナル西側、中央、東側計3つ
*マティナラウンジ:ターミナル西側、東側計2つ
*スカイハブラウンジ:ターミナル西側、東側計2つ
西側は主にアシアナ航空以外のスタアラ系航空会社が発着するエリア、東側はアシアナ航空が主に発着するエリアになっています。
今回は午前7時〜8時の間で以下3つのラウンジを訪問してみて結果をまとめてみました。
居心地に関してはあくまで訪問時の混雑状況によるので、あまり参考にならないかもしれません。
アシアナ(西) | マティナ(東) | スカイハブ(東) | |
居心地 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ |
食事 | ☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
飲み物 | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
①居心地
<1位:アシアナビジネスラウンジ(西)>
ラウンジの広さとゆったりさではアシアナビジネスラウンジには敵いません。
配置にゆとりがあり、大きな窓から駐機場が眺められ、自然光が入り落ち着く雰囲気です。
<2位:スカイハブラウンジ(東)>
位置的にはマティナラウンジ(東)に近い場所にありますが、何故か激混みの前者と異なり同じ時間帯にて同じPP対象ラウンジとは思えない程空いていました。
そこまで広いラウンジではありませんが、比較的ゆったりとした座席配置になっています。
メインはダイニングエリア。
奥にはゆったりとしたソファー席もあり。
<3位:マティナラウンジ(東)>
午前8時台は入口から非常に混雑していました。
あまりの混雑具合で入場制限をしていたぐらいです。
全席ダイニングエリアという感じで座席も密集してあり、まるでショッピングモールのフードコートの様。
②食事
<1位:マティナラウンジ(東)>
もしラウンジ訪問の目的が食事であるのであれば、間違い無くマティナラウンジへ直行すべきです。
種類が豊富で様々なホット・コールドアイテムが並びます。
ホットミールはガッツリ肉系を頂けます。
ベーカリーは豊富🎵
朝から色々なデザートが並びます。
南国のランブータンまである!
<2位:スカイハブラウンジ(東)>
マティナラウンジ程ではありませんが、スカイハブラウンジも結構食事内容は充実していました。
見栄えはこちらの方が良い印象です。
↑ベーカリー類はマティナラウンジの方がクオリティーは高そうですね。
<3位:アシアナビジネスラウンジ(西)>
なんと一番しょぼかったのがアシアナ航空のラウンジ!
大手航空会社のハブ空港なのに、ここは意外でした。
食事が目当てであれば、このラウンジは最終手段として考えた方が良いかもしれません。
③飲み物
<1位:マティナラウンジ(東)>
飲み物の分野では素晴らしかったです。
全て缶ジュース系ですが、アロエジュース、アイスティー、オレンジココナッツジュース、アイスココアなど種類がとても豊富でした。
まぁ、決して健康的であるかどうかは別として、珍しい飲み物が多いので必見です。
ただし、アルコール類の提供は朝の時間帯では確認できませんでした。
<2位:アシアナビジネスラウンジ(西)>
ソフトドリンクは2種類のジュースとマシンから各種炭酸飲料、そして牛乳のみでした。
あとはコーヒーや紅茶等のホットドリンク。
アルコール類はワイン類やその他スピリッツ系が一通り揃っています。
<3位:スカイハブラウンジ(東)>
アシアナビジネスラウンジの簡易バージョンの様でしたが、ここにはビールサーバーがありました。
その他
マティナラウンジ、スカイハブラウンジ共にダイニングエリアがメインとなり、各座席やテーブルにあまり充電設備を設けている印象はありませんでした(ゆっくり滞在していないので正確では無いかもしれません)。
この点、アシアナビジネスラウンジでは充電が座席脇に確認ができます。
マティナラウンジではロッカーが用意され、奥にはノートパソコンとプリンターが利用できるスペースになっていました。
まとめ
この記事では仁川国際空港第1ターミナルにある全てのプライオリティパス対象ラウンジを比較してみましたが、西側と東側でつくりが異なるかもしれません。
個人的には居心地目当てならアシアナビジネスラウンジ、食事や飲み物目当てであればマティナラウンジ、でも今回の様に混雑していれば、スカイハブラウンジを優先的に訪問します。