先日、エミレーツ航空は新しいボーイング777-300のビジネスクラスを発表しました。
嬉しい事に、この新しく進化したビジネスクラスは来月9月から羽田に、ドバイから3路線目として導入されます(ジュネーブ・ブリュッセルの次に)。
その新しいビジネスクラスとは。
え、別にそこまで大したことなくね??
普通に2010年代前半に導入されたANAの旧式スタッガードとそこまで遜色ありません。
参考までに、同じ中東御三家のライバルであるカタール航空やエティハド航空はドアが付いた個室型になっています。
以前、3社のビジネスクラスを比較した記事を掲載したので詳しくはそちらで。
確かに、現時点で羽田便に搭載されているエミレーツ航空777のビジネスクラスは2−3−2配列なのでそれに比較すればかなりアップグレードにはなりますが・・・
2024年に↑の様なビジネスクラスが長距離路線で運行されているなんてかなり時代遅れになっています。
これでもまだマシな方で、同航空会社のボーイング777の9割は以下の様なフルフラットにもならないビジネスクラス座席を導入。
成田や関西路線に導入されているエアバスA380の座席であればまだスタッガード式で全席フルフラット型の通路アクセスではありますが。
今回の新777ビジネスクラスはA380に搭載されている同型のものを少し進化させただけですね。
まとめ
エミレーツ航空は昔から筆者が最も大好きな航空会社の一つだし、乗るとワクワク感があるけどビジネスクラスになると他のライバルには劣る部分は否定できません。今回の新777座席の発表前はどんなシートになるのだろう?と期待してしまっただけに、導入されてから15年以上経過するA380の座席とあまり遜色無いのが少し残念でした。