今まで記憶の中から数えられる限り、675回飛行機に乗りました。
その中の大多数はエコノミークラス利用ですが、実に上級クラスにアップグレードできた回数は本当に限られます。
アメリカの国内線では以前、上級会員の普通席利用は自動的に空席があればファーストクラスへアップグレードしてくれたので、それを除けばたったの2回です。
その時はどの様な状況だったのでしょうか。
1回目のアップグレード体験:ロイヤルブルネイ航空
このアップグレードは筆者が16歳の時、人生で初めて一人旅をした時の出来事です。
ブルネイに居る友人を訪ねた時でした。
当時、滞在期間を短くするために首都バンダルスリブガワン市内にあるロイヤルブルネイ航空での事務所を日付変更のために訪ねました。
その時保有していたチケットは割引が無い正規運賃のエコノミークラス(そんなに高額では無かったのですが)。
希望の日付で変更をお願いしたら、エコノミークラスは満席。
カウンターの係員が「あなたはエコノミーの正規運賃チケットを保持しているから、ビジネスクラスへアップグレードしてあげるわ」
と申してくれました!
めっちゃ嬉しかった!
クアラルンプールまでたった2時間のフライトではありましたが、至れり尽くせりのサービスを満喫;機内食のビーフステーキがとても美味しかったです。
このフライトに関しては、数々あるエコノミークラスの運賃の中で一番高額なチケットを保持している事が理由でした。
何故割引運賃のチケットを保持していなかったと言うと、割引が適応されるには1週間以上の長期滞在でなければいけなかったから、当初の予定だと適応外でした。
2回目のアップグレード体験:エチオピア航空
これは2017年に起こりました。
ムンバイ→アディスアベバ間をエチオピア航空で予約をしていました。
予約当初はA350での運行予定でしたが、直前になって小さめの787-8へ変更。
座席を再指定して、当日、空港でのチェックインは普通にエコノミークラスで搭乗券が発券されました。
因みに、ステータスはスターアライアンスのシルバー会員。
搭乗口で、自分の名前が呼ばれたのでカウンターへ行くと、新しい搭乗券が渡されました。
なんと、ビジネスクラスと記載があるでは無いですか!
ロイヤルブルネイの件とは対照的に、この時は最安値のエコノミークラスで座席を保持していました。
恐らく、機材が変更になって座席が減ってオーバーブッキング状態になり、上級会員から優先にアップグレードがされたのだと想定されます。
でも、筆者の場合スタアラゴールドでは無く、シルバーだったのですけどね(笑)。
たまたま、上級会員がそこまでいないフライトだったので、シルバー会員でも対象になったのかもしれません。
このフライトはクルーが本当にとても対応良くて、とても思い出に残りました。
まとめ
筆者はスタアラゴールド歴7年ですが、その間何度もスタアラ系航空会社を利用しても一度も無償アップグレードはありませんでした。上級会員だからって、アップグレードの確率があがる訳では無い様です。巷で言われている、「空港へ遅く行く」や「良い格好すれば可能性上がる」は尚更都市伝説で、こればかりは本当に運次第かもしれません。