アルバミンチでの宿泊は、前日アワッサで宿泊した同系列のハイレ・リゾーツ・アンド・ホテルズ。
チェーンホテルだけあって、内観や客室、サービスはハイレリゾート・アワッサととても似ていました。
安定した充実の設備:国際基準の当たり前が異質に感じる
発展している南部アフリカ諸国を除き、アフリカ一般的に旅して来た方なら理解できると思いますが、普通に停電が起きない、蛇口をひねればお湯がふんだんに出る、高速Wi-Fiが部屋で利用出来る等、日本では当たり前の事が、この地で求めるのはとても希望が高いです。
ましてや、ここは地方都市。
この様な設備を、全く心配無く利用できるのは本当に嬉しいです。

このホテルでは2種類の景色がありますが、何と言ってもお勧めは湖が眺められる国立公園側の部屋。
生憎、今回は中庭側の部屋を手配会社よりアレンジしてもらったので実際確認できていませんが、共有テラスからその絶景を楽しむ事はできました。




ルームサービスメニューはお手頃価格!
滞在時期は2022年4月。
丁度、円安が進行し始めた頃です。
この時、USD 1 = JPY 130円ぐらいで推移していました。
メニューはエチオピアの通貨、ブルでの記載であり、当時の換算レートで ETB 1 = JPY 2.5でした。


上記の価格は15%の贅沢税と、10%のサービスチャージが既に含まれている金額。
それにも関わらず、スパゲッティボロネーズが260ブル(650円)、チーズバーガーが370ブル(930円)、ビーフステーキが485ブル(1,200円)と、日本のファミレスレベルの価格。
4つ星ホテルで、この価格はとても良心的です。
でも、部屋で食べるのは勿体無い・・・
なんせ、景色抜群の立派なレストランがあるのですから。
因みに、2025年8月時点、エチオピアブルは日本円以上に暴落して現在1ブル=1円なってしまったので、メニュー価格は確実に変わっているでしょう。


絶景のテラス席
ハイレリゾート・アルバミンチは高台から様々な野生動物が生息するネチサール国立公園を眺望でき、左側にはアバヤ湖、右側にはチャモ湖が広がります。
典型的なグレートリフトバレー(大地溝帯)の景色です。


ただし、夜は虫も多そうだったので、室内のレストランで夕食を楽しみました。

せっかく湖から魚が豊富に獲れるので、白身魚のフライを楽しみました。
結構な量です!

朝食ビュッフェはとても豊富;スタッフサービスが素晴らしい!
ハイレリゾート・アワッサ同様に、朝食は西洋とエチオピア料理両方が様々並びます。
やっぱりエチオピアに来たからには現地食でしょ!


キンチェはエチオピアを代表する麦のバター粥。
こちらでも、自分で皿に盛り付けてたらスタッフさんが来てくれて「お任せ下さい」みたいに・・・
ここまでしてくれなくて良いよ〜(笑)

そして、凄いジュースを発見しました。
その名もテルバジュース!

エチオピアの伝統的な飲み物で、これなんと血液をサラサラにしてくれる亜麻仁の汁なのです!
日本でも亜麻仁油が流行っていますね。
さて、朝食はもちろんテラスで頂きます!

生野菜等のサラダが豊富なのも嬉しい。
とても新鮮でした。


パパイヤとバナナケーキで〆。
いやー、満足な朝食でした。
フィットネスジムもあり!
フィットネスジムで筋トレができたのも良かったです。
タオルと冷水器も用意されていたし、トレーナーが数名配置されていて利用者をサポートしていました。
訪問時はエチオピア国内旅行者が多く、結構夜はしっかり利用者が多かった!
まとめ
アルバミンチでは各部屋が独立したコテージ式になっている老舗のパラダイスロッジ※と、近代的なハイレリゾートが隣り合わせで並びます。
※前回の記事に視察で紹介しています。
快適さと高いサービスの質を求めるのであればハイレリゾートが良いですが、パラダイスロッジには素晴らしいプライベート感覚のテラスがあるのでこちらもありだと思います。