エチオピア視察旅行初日は本来であれば、チェンチャという山奥の村にある簡素なゲストハウスに宿泊する予定でした。
ところが訪問時は情勢が不安定で、アディスアベバからチェンチャへ通じる道が封鎖されてしまい、迂回を余儀なくされてしまったために、予定に無かったアワッサで1泊する事に。
この日は深夜の短距離路線で早朝にアディスアベバ空港に到着し、睡眠が全く取れていない状況での長距離移動だったため、逆に疲れが癒せるホテルに宿泊する事ができました。
意外!?設備がしっかり整った地方都市のホテルだった!
エチオピア訪問の前に周遊したウガンダの地方ではどんなにお洒落でもインフラ整備が整っていないロッジが多かったので、あまり期待はしていなかったのですが・・・
まずこのハイレリゾートで驚いたのは、Wi-Fiが部屋でしっかり利用でき、お湯も利用できて水圧も申し訳なかった事。
停電もありません。
ピンとはった真っ白のベッドシーツが敷かれたベッドは快適。
アメニティーも充実♪




客室から眺める中庭の緑も素敵です。

ハイレリゾートはエチオピアの大手ホテルチェーンだった!
ハイレ・ホテルズ・アンド・リゾーツ・グループはエチオピア全土に9つのデラックスホテルを展開しています。
正直、まだインフラ整備がしっかり整っていないエチオピアの地方において、このレベルの設備が充実しているのは脱帽です。
しかも値段もお手頃で日本円で1泊10,000円台で宿泊できる。
アフリカのデラックスホテルは日本では普段当たり前であるライフラインを通すのが容易では無いため、世界的にも高額な場合が多いのです。




スタッフのサービスが素晴らしい
ハイレリゾートでは設備も満足しましたが、もっと感動したのはスタッフのサービス精神。
丁寧に接してくれ、特に朝食ではセルフサービスのビュッフェなのに、こちらが皿を取ったらスタッフがやってきて、その皿を持ってこちらが欲しいものをよそってくれました。
自分でできるのでそこまでしなくても良いのに・・・これがエチオピア流のホスピタリティ?
メニューが独特!きたー、エチオピア料理!!
エンセットと呼ばれる別名偽バナナとバターを使ったお粥、ブラ・ゲンフォーや、インジェラ(テフ粉の酸味クレープ)と赤身肉ステーキを混ぜたティブス、自家製の平べったいパンとベルベレスパイスを混ぜたチェチェブサ等、エチオピアでしか食べれないメニューが並びます。




もちろん、国際的に定番な卵料理やソーセージもあり、新鮮や生野菜もたっぷり用意されているのが嬉しい。
かなり朝食のオプションは豊富です。
満足です♪


まとめ
ハイレリゾート・アワッサは疲れを癒すのにとても最適な宿でした。
快適なベッド、水量を気にしないで良いシャワーや清潔なバスルーム、美味しい食事や丁寧なスタッフは、インフラ整備が未熟なエチオピアの地方都市としてはかなり驚きです。
コスパも高く、同系列のリゾートはおすすめです。
※ウガンダシリーズでは、宿泊した全ての宿を採点していましたが、エチオピアシリーズでは控えます。
ウガンダはロッジやリゾートそのものが目的地であり、寛ぎの場でもありますがエチオピアの場合は観光の間の寝る場所と言った要素が強く、全体的にあまりお洒落感が無く機能的だからです。