先日、通訳のために6日間程アーメダバードへ行って参りました。
アーメダバードってデリーと比べるとインフラが整っていて、道はスムーズだし、綺麗だし、建物は比較的メンテされているし、あまり貧困っぽい所もないし。。。ここは立派な商業都市です。
ただ、酒飲めない日本食食えないと言うのだけは欠点ですが。
その日本食、アーメダバード市内で唯一のTamura by Cafe Formula(要はデリーにもあるたむらさん)が日付をまたいで2日とも夕食食べに行こうと店の前まで行きましたが、閉まっていました。管理しているフォーミュラに電話したら一応営業中との事なのに。。。意味が分かりません!需要はあまり高くなさそうですね。日本人人口、きっとまだまだなんでしょう。
その代わり、今回はクライアントのパートナー先のIT会社社長宅で家庭料理をご馳走になりました。デリーでは食べれない様なものが多く、面白い食べ方等を知りました。
上の写真を説明していきます。左は、一般的なインドの揚げパン、プーリーです。メインの皿には、左の白い物体があります。これは、しっとり・さっぱりした蒸しパンのようなもので、酸味が多少聞いています。ドークラーと呼ばれるものです。その横にはジャガイモと野菜炒めのサブジー(これはインド何処でも一般的ですね)、そしてその横にあるのは汁気の無いドライダールです。
メインの皿の上にある小さな器に入っているのは、インドでは一般的なマタル・パニール(豆とコッテージ・チーズのカレー)、そして一番右にあるは社長宅に生えているアルフォンソー・マンゴーの木から採れたてのマンゴーを潰したたけの液体。なんと、これにプーリーをディップして食べるというのです。面白い食べ方で、意外にデザート感覚で美味しく頂きました。
実は申すと、僕はインド料理が大の苦手で、すぐに腹が緩くなります。もうインド在住歴は通算して15年にもなりますが、どうやらスパイスが受け付けられないようです(でも、食べる事は問題ありません。問題あるのはお腹だけです)。インド料理に限らず、ピザでもインド風具材(タンドゥリーチキン)等が入ると、腹のゲリラがちょこっと活発化します。大抵、レストランで食べるインド料理って所謂高級レストランでも味が凄く濃く、油っこくて辛いのが多いのです。
でも、何故?と思うほど、インドの家庭料理はさっぱりしてとても食べやすいです。外のインド料理を一切口にしなかった日本からのクライエントも、この家庭料理は美味しいと言って結構召し上がられていました。スパイスも控えめでオイルもあまり使っていなく、これだったら僕の腹も結構安定します。そりゃ、レストランで食べるような味濃くて油っこいのを毎日食べたら本当に体に悪いですものね。
なので、インド料理=レストランの料理とは思わないでください。本当のインド料理の美味しさは家庭料理にあります。