僕が今まで60カ国を訪れた中で一番はまった国。それは中東にあるオマーンだ。
オマーンはインドにとても近い。デリーから飛べば3時間以内と、ケララやバンコクへ行くより近い。初めて訪れたのは14歳の時で、以後、何回か訪れているが、最近は訪れていない。ちょっとオマーンシックになっている今日この頃。
何故オマーンにそれほどはまってしまったのか。
○国全体がディズニーランドの様だ。至る所でオブジェが並び、舗装されたハイウェイの脇には立派な芝生や花が咲き、どこへ行ってもとても清潔。
○植民地化されたことが無く、アラブの古き良き伝統が今でも受け継がれている。近代と古さがうまくバランスしあった(ある意味日本みたい)国。
○オマーン人がとても穏やかでフレンドリー。オマーンを含む湾岸の人々はオイルマネーでじゃぶじゃぶ金に溢れているイメージがあるが、オマーン人は一般的に素朴。ドバイやサウジアラビアの様に、アジアからの出稼ぎ者(特にインド人)が多いが、彼らも他の湾岸の国々の人たちへ厳しい口調で批判するのを多く聞く中、オマーン人に対しては好意的な人が多い。
○国全体が正にアラビアンナイトの世界だ。だって、ここはシンドバッド発祥の地でもある。数世紀前は海洋国であり、遠くタンザニア沖のザンジバル島も自国の領土にした事もあった。なので、アフリカ系の住民も多い。
○日本の4分の3の国土があるが、人口は約400万人と横浜市の人口とあまり変わらない。そのため、大自然がとても美しい。海がとても綺麗。砂丘の砂漠、切り立った断崖絶壁のフィヨルド地帯、モンスーンの影響を受けて辺り一面が緑のジャングルになる場所があるなど、とにかく観光資源がとても豊かだ。
○古い綺麗に保存された歴史的建造物(砦など)が色々な場所にある。
最後にオマーンを訪れたのは2003年だが、是非またカムバックしたい。。。
下の写真は14年前(2000年)の3月に訪れたときのものだ。
<首都マスカット>
<古都ニズワと周辺の村々>
<ワディシャーブとアラビア海沿岸>