【6日目】
今日はレーへ向かう。
途中、シャヨーク谷からヌブラ谷へ入り、パナミック温泉とサムスタリン・ゴンパを訪れる。
一般的に「ヌブラ谷」とは、2つの谷の事を示す。
一つはこの2日間滞在していたフンダールがあるシャヨーク谷(シャヨーク川が流れる)、そしてヌブラ谷(ヌブラ川が流れる)だ。
ちょっとややこしいので、この地域全体をヌブラと呼ばせてもらって、実際ヌブラ川が流れる谷をヌブラ谷と記載する。
ヌブラ谷はディスキットから橋を渡り、北上する。
ここをまっすぐ北へ行くとパキスタンと領土を争っている、世界で一番標高の高い紛争地帯とされるシアチェン氷河だ。
観光客が訪れられるのはパナミックと言う温泉が湧く場所まで。
そこから北はインド軍のみアクセスが可能だ。
フンダールからパナミックまでは車で約1時間半。
ただし、軍関係のトラックが多いので、道が混む場合がある。



「温泉がある」という事で期待してパナミックに着いたが・・・なんだか正直期待はずれ。
村の端にある小高い丘まで車で行けて、確かにその山肌では硫黄の匂いがあり、温泉は湧き出ている様子。
ローカルの風呂場まであるが、冷水と混ぜているためか、そんなに温かくない。
もっと上の直接温泉が流れる場所に行くと熱すぎてとてもじゃないけど足湯にもできない。








ヌブラ谷には有名なゴンパが一つある。
それはサムスタリン・ゴンパだ。
130年以上前に建てられたゴンパだが、近年改築されて新しい感じ。
先日訪れたヌブラのシャヨーク谷側にある絶景のディスキット・ゴンパと比べるとパンチが足りない。


ヌブラ谷の観光はこれで終了・・・なんだか正直な感想あまりしっくり来なかった。
大抵のヌブラの旅行パッケージはディスキット、フンダール、パナミック、サムスタリン・ゴンパのパッケージで販売するが、パナミックやサムスタリン・ゴンパへ行くのであれば先日訪れたトゥルトク村へ訪れた方が全然面白い。
ヌブラ谷に住んでいる人達には悪いが・・・
これからカルドン・ラの峠を越え、レーへ向かう。


行きは快晴だったが、今回は吹雪。
なんとか5,300メートルの峠も無事超えられ、レーへ下りるだけ。

今回レーで宿泊するホテルはラダック・レジデンシー。
レーで最も設備の整ったホテルの一つで、今回の旅行で泊まった中でダントツ一番快適。
部屋にはオイルヒーターもあり、とても暖かかった。
翌日からは今回の旅行で一番ハードな場所へ向かうと言うのに、今こんな快適な環境を味わっていては後が大変。
でも、疲れを癒すには最適だ。


レーには早く到着したので、バザールを見学する事に。
レーの観光は3年前の訪問時に視察済みなので、ぶらぶら商店街を歩く事だけにしておく。
バザールを歩いていたらスーパーマーケットを発見!
チョスパと言う名前で、2階建てになっており、輸入品の調味料やパスタ、ジュース、チョコレート、化粧品など色々商品が置いてあって驚きだった。
半年以上外界へ繋がる峠が閉まったまま、一番物資が無い時期のはずなのに。
でも、他のラダックと一緒でコーラなどの炭酸類やポテトチップなどは置いていなかった。
とっくの昔に売り切れているのだろう。


明日から3日間はこの旅のハイライト、レーより更に標高が高い湖地帯への訪問だ。






