空港都市:東京
空港名:羽田国際空港
ターミナル・コンコース:1・南ウィング
ラウンジ運営航空会社:JAL
ラウンジ名:ダイヤモンドプレミアラウンジ
ラウンジ利用日:2021年12月9日(木)
ラウンジ利用時間:11:00~13:00頃
ラウンジ利用時の混雑状況:かなり混んでいる
いやぁ、同じターミナル内に実は2つもラウンジが有ったのですね。3年前に利用した事のあるダイヤモンドプレミアラウンジと何か配置が異なると思っていたら、北ウィングと南ウィングそれぞれにラウンジが位置し、前回利用したのが北ウィング、今回が南ウィングである事が判りました。事前調査不足とはこの事です。前回と異なるラウンジのレビューができたので良かったです。
南ウィングの方が北ウィングよりも狭い
ラウンジでチェックイン手続きを済ませてダイヤモンドプレミアラウンジに入室するとまず出迎えてくれるのがこの松のオブジェ。北ウィングにも同様のものが飾られています。
そしてラウンジ全景
広さは北ウィングよりも狭いですが、内装や提供内容は一緒です。とても落ち着いたデザインです。
窓際はカウンターになっており、一席ずつ仕切られているので一人で訪問の際にはピッタリです。USB充電と通常のコンセントも各パーティションごとに分かれているので利用し易いです。
景色も良いです♪
ガルーダインドネシア航空のB777-300ERが走行していました。滑走路の反対側は国際線専用の第3ターミナルです。
充実したアメニティーと設備
ラウンジの端にはとても立派なマッサージチェアが3台並んでいます。
色々なオプションがあり、「ストレッチ姿勢調整」コースを選択したら背骨を真っ直ぐマッサージしてくれて大変気持ちが良かったです。
これ、一台あたり現時点の価格で30万円以上もするのですね。国内線ラウンジとしては本当に至れり尽くせりのサービスを感じさせられます。
ピカピカのシャワー設備も!
国内線ラウンジなのにシャワーも浴びられるのがJAL。ダイヤモンドプレミアラウンジ入室資格者だけでは無く、一つランク下のサクララウンジ利用者も使用できるのが特徴です。内装はまるで高級ホテルのシャワー室。
南ウィングでは5室あります。当初ラウンジにチェックイン時は満室のため、ブザーを渡されました。15分程待って入室する事が出来ました。写真にはありませんが、受付の際に歯ブラシ、カミソリ、クシなど色々なアメニティーが入ったボックスから「お好きなのをお取り下さい」と案内されます。いや〜国内線クラスでここまでしちゃいますか!
これだけピカピカに磨いてあると逆に使いにくいです(笑)。本当に日本の清掃の仕方は世界一。申し訳無いと思ってしまいます。
シャンプー等のソープ類はプレディア製。参考までに、ファンゴシャンプーは楽天市場で600mlのものが2,000円前後で販売されている高級品です。国際線でさえ、ここまでブランド品を提供する航空会社は珍しいです。JALさん、御社はそこまで国内線のお客様に尽くしてしまって良いのでしょうか。
クオリティー重視の食事と飲み物
コロナ禍で食事や飲み物の質が落ちたかなぁ?と思っていましたが、コロナ禍前よりも豪華になった印象を受けました。
まずは食事から見てみましょう。
JALのホームページに紹介されていた様なメゾンカイザーのパンはありませんでしたが、個人的にはメゾンカイザーさんはそこまで特別に美味しいと感じた事が無いので(すみません!)、こちらの方が楽しめました。特にボロネーゼロールはミートソースパスタの具材がパンの中に詰まった感じで美味しかったです。
JAL特製のカレーパンは11:30より提供されます。こちらはまぁまぁの印象でした。カレーは熱々だと美味しいですが、冷えるとねぇ。
沖縄の伝統料理であるジューシーおにぎり、こちらは凄く美味しかったです。豚肉の出汁で作られた炊き込みご飯の様です。気が利いた一品だと思いました。
おつまみは以前よりアップグレード?したと思います。以前は典型的な柿の種とあられのミックスでしたが、今回はハッピーターンとカレーせん。決して豪華では無いですが、国民食とも言える(?)ハッピーターンとカレーでアクセントが入った煎餅は酒のおつまみにも丁度良く、気が利いていると思います。
スープは両方試しましたが、まぁまぁでした。前回の坦々風スープは美味しかったけど。
そして決め手は:
ハーゲンダッツのアイスクリーム!バニラと抹茶の2種類用意されており、これはコロナ禍前の訪問時にはありませんでした。これは嬉しい!ウィスキーのおつまみとして合うんですよ、ハーゲンダッツは。
ここで飲み物へ移りましょう。
4種類の生ビールが飲めるって凄く無いですか?
残念なのは、JALオリジナルドリンクのスカイタイムがありませんでした。
ウィスキーはキリンの富士山麓。香りがあって結構美味しかったです。ハーゲンダッツと合いました(笑)。現時点で一本5,000円弱もする比較的高価な酒です。以前はなんと山崎の12年ものが置いてありましたけどね!
前回と比べると、ハーゲンダッツ2種類が追加され、パンはもっとバラエティーのあるもの(メゾンカイザーでは無いが)、そしてちょっと気の利いたおにぎりやおつまみ類へ変わった事により、もっと楽しめました♪
ただ、わがままを言わせて貰えば、何か温かい食事(スープ以外で)が一種類でもあればもっと良いな、と思います。
【ラウンジ評価】
スタッフの対応:☆☆☆☆☆
ラウンジの快適度※:☆☆☆☆
ラウンジのデザイン性:☆☆☆☆☆
設備・アメニティー:☆☆☆☆☆
食事・飲み物の種類:☆☆☆☆
食事・飲み物の質:☆☆☆☆☆
※体験時の混雑状況も重なるので、必ずしも参考になるものではありません。
<ラウンジの印象>
設備的には上質のマッサージチェアや豪華なシャワー室等、国内線ラウンジとして申し訳ないです。前回より食事も楽しめましたが、温かい食事が提供されれば更にポイントアップ!平日の真っ只中で日中なのに混雑しているのが驚きました。前回はコロナ禍前で8月の日曜日に利用した際はそこそこ空いていたので。北ウィングと南ウィングの両方を制覇して、個人的にはもっと広々とした北ウィングのラウンジが好みです。スタッフさんの対応もとても良く、居心地の良いラウンジである事はどちらも変わりありません。