インド日清はオリジナルのカップラーメンを製造しています。日本とはかなり異なる味付けやパッケージ。
筆者がインドに初めて降り立った90年代からあり、当時はチキンカレーとマサラ味の2種類のみ販売していました。
今では試行錯誤を繰り返しながら、10種類(2022年7月時点)並びます。
その中で、入手が可能だった8種類を丁度先日食べ終わったので、比較してみたいと思います。
対象外はこちら。個人的に唐辛子が大好きなので、いつかは「Chilli Chilli Chilli」を試してみたい(Super Hotは魅力的な言葉😍)。
デリーの大和屋さんで購入
意外に一般の商店で日清製のカップラーメンって見かけません。インドでカップラーメンと言えば、マギー製の方がよく知られており、日清製の場合はオンライン、もしくは日本食材店や一部大型スーパーなどの限られた場所では無いと購入する事が厳しいです。
全体的な日本の同社カップ麺との違い
どれもスパイシーです。そして、カレー味のものが殆ど。パッケージのデザインを見ると、具材を除けばどれも同じにしか見えません(笑)!
中身に関しては、折りたたみのプラスチック製フォークが入っており、作り方はお湯を半分まで注入する事。日本は大体カップの4分の3あたりの高さに線が入っているのと比較すると、インドバージョンは結構濃厚で汁が少なめで食べるのが通。
さぁ、気になるお味は?
①Rich Seafood Curry;Spicy Chunky Chicken;Delicious Masala Flavour
この3つは、同じ様な味付けで、典型的なカレー味。具材がシーフードか、チキンか、野菜かで異なる程度。このカレー、日本のカレーの味に若干近く、結構親近感が湧く味付けです。辛さはそこそこあります。
②Rich Mutton Curry
これは上記のカレー味に似ていますが、結構マトン独特の香りがします。インド日清で唯一の赤身肉を使用したものですが、普段からマトンを食べていないと、冒険の味かもしれません。因みに、マトンとは本来羊肉の事を指しますが、インドの場合はヤギ肉の名称となっています。
③Paneer Butter Masala
これは濃厚トマトベースで、正にバターチキンのパニール(インド版コテージチーズ)バージョン。バターチキンが好きなら、これは口に合うはず。
④Saucy Tomato Flavour
これもトマトベース。上記が濃厚なら、これはあっさり系のトマト味。多分、一番カレーから離れた味付けで、あまり辛くなく、マイルドな欧風?の様です。香辛料に飽きた時に食べるカップ麺として最適でしょう。
⑤Italian Delight
正直、何がイタリアンなのかよく分からないし、一番忘れそうな味(既に筆者は詳しい味を忘れてしまった。。。)。印象に残っているのは、そこまで美味しくも不味くも無いという事だけ(ごめんなさい!)。無難ってこと??
⑥Spicy Vegetable Flavour
これはインド風中華の味(だからパッケージに満州の事を表すManchowと記載されている)。結構辛いです。カレーベースでは無く、中華風醤油というか、何とも表現し難い(インド中華代表のベジマンチュリアンの味)。あまり美味しいとは思わなかった。
まとめ
個人的なランキングで味付けベースでトップ3を選ぶとしたら、①、④、③の順。個別で選ぶのであれば、シーフード、チキン、マサラ(全て①)が好みです。やはり王道が一番合う。日本の友人にこの写真を送ったら、お土産で買ってきて!と言われたので、一時帰国の際はこの中から選んで購入したいと思います。
余談
新居に引っ越してもうすぐで丁度1ヶ月になりますが、ようやく、にゃにゃも慣れてきました。当初は環境の急激な変化か餌はほとんど食べず、水も飲まず、嘔吐もしてすごく心配しましたが、今では元気にモリモリ沢山食べます。一点不思議な点は、日本で4年間食べ続けてきた同じドライフードを一切食べなくなってしまった。その代わり、インドで購入できるイタリア製のものはバクバク食べます。