こちらをご覧下さい。
2022年7月の東京(羽田・成田)→デリーのスケジュール
JAL JL39便 羽田(10:45発)→デリー(16:00着)所要時間:8時間45分
JAL JL749便 成田(10:45発)→デリー(16:00着)所要時間:8時間45分
ANA NH837便 羽田(09:40発)→デリー(15:55着)所要時間:9時間45分
エアインディア AI307 成田(12:05発)→デリー(17:15着)所要時間:8時間40分
ANAのスケジュールだけ違和感ありませんか?
ANAだけライバル2社と比較すると1時間もフライト時間が長い事になっています。どの航空会社も、基本航路は同じなのに。本当にANAだけ飛行時間が長いの?
調べてみると、NH837便の運航詳細は以下の通り。Flightaware.comより、情報を共有させて頂きます。
どの日付も、到着予定時刻の15:55よりも大幅に早くデリーに到着しています。7月10日なんて、予定到着時刻よりも2時間も早い、13:55にゲート到着!これだけ早いと、車両での送迎を依頼する際に到着ロビーでかなり待つ羽目になります。
筆者が先月同フライトでデリーに到着した際、これの予定より早い到着を織り込み済みで、先方にその旨を伝えました。案の定、予定より40分早く到着しましたが、それでも、ゲートで待ち合わせをしていたペット運送会社のスタッフが到着するまで少し待ちました。
因みに、うちの猫が到着した時に運送会社のスタッフが撮影してくれた飛行機から降ろしたばかりのところ。水を与えてくれていました。本当に長旅は猫にとってはとても辛いと思う。。。お疲れ様!!
理由は恐らくANAの一括スケジュールによるもの
以前のブログ記事にしましたが、日本⇄デリー便はヒマラヤ山脈付近による気流の関係で、時期によって全く飛行時間が異なります。
>2022年1月3日:往路と復路でこれだけ異なる冬の東京⇄デリー線
JALは、数ヶ月おきにこまめにスケジュールを変えていますが、ANAは3月末〜10月末の7ヶ月間のスケジュールを一括にしています。そのため、気流の関係で夏の東京→デリー線の飛行時間が短くなっても、そのままのスケジュールにしているのでしょう。
冬のスケジュール(10月末〜3月末)を確認すると、JAL、ANA両社ともほぼ同じ飛行時間になっています。
まとめ
ANAの時刻表が改正しない限り、夏季は迎えの車がある場合には先方にかなり早くフライトが到着する可能性が高い事を伝えた方が無難です。Googleで便名を検索すると最新情報が更新されて予定到着時刻が表示されるので、これを参考にするのがベスト。