このすしまるブログ、2014年から続けていますが、当初からいち早く当ブログを愛読頂き、かつ唯一のすしまる以外のエアライン搭乗記を貢献してくれた安川電機の浦川明典さんをご紹介させて下さい。
2013年にインドのバンガロールに赴任され、その直後から有難い事に当時筆者が運営していた旅行会社で航空券を定期的に購入してくれるお得意様になられました。
浦川さんは海外出張がとても多く、また結構な飛行機好きでもあるので手配はとてもやり甲斐があった。特に、インドからヨーロッパから日本へ、そこからまたインドへ、等と複雑なルートを如何に効率良く価格を抑えられるか考えるのがとても面白かったのです。
2015年には、当ブログのために民営化前のエアインディアの搭乗記(成田→デリー間ビジネスクラス)をまとめて頂きました。
そんな浦川さんはとてもやり手でもあり、赴任時には赤字だったインド安川も数年で回収するどころか黒字化へ。以来、インド法人の代表をされていますが、最新の年次決算(2022年3月末まで)ではROE 17%、EBITDAマージンが72%と稀にみる収益性を生み出しています。残念ながらまだインドでは上場していませんが、今流行りのインド株でこの脅威の数値であれば、よだれが出るほど投資したい企業です。
今回は池袋のルミネにある、新宿つな八で人生初でもある、カウンター席で新鮮な天麩羅料理をご馳走になりました。
さて、安川電機のインド法人が成功している秘訣は何でしょう。
2018年に一度現地の社内飲み会に参加させて頂いた事があり、その際に現地スタッフが生き生きとしていた事が印象的でした。
日系企業では日本人が仕切りすぎてこれがネックになっているという、という事を浦川さんはよく言っています。現地の文化を理解していない上、そのシステムが改善しない限り現地スタッフのモチベーションが上がらないと。
そこで、日系企業では珍しく、インド人の取締役に権限を与える事に努力されています。そうする事によって、現地スタッフはやり甲斐の動機に結ぶのです。あ、日本人が永遠に代々仕切るのでは無いのか、と。インド人スタッフにもチャンスがあるのだ!と。
社員の満足度が高い企業が何と言っても一番健全です。
まとめ
今回は安川電機の浦川明典さんをご紹介させて頂きました。ブログを長く愛読して頂く程嬉しい事はありません。世界を股にかけて色々な経験をされており、話題が尽きません。肝心の天麩羅、新鮮な魚介類は揚げても非常にジューシーでもっちりしているという発見がありました^^。