シンガポール航空と言うとどんなイメージがあるでしょうか。
世界一の航空会社?最高のサービス?豊富なエンターテイメント?
否定はしません。確かに、シンガポール航空は世界最高峰の航空会社の一員ではあると思いますが、エコノミークラスのレベルはコロナ前と比較するとかなり落ちました。
特にショックだったのは機内食。
その反面、昔と比べるとエコノミーの機内食の質がアップしたと思うのがJAL。
その差、天と地です。
<シンガポール航空のエコノミー昼食(中距離路線以上)>
2023年5月の羽田→シンガポール便で比較してみましょう。
羽田09:10発のSQ 631便の昼食メニューは以下の通り:
メイン、デザート、パンだけ。副菜も何も無い。
寂しい。。。メニューが寂しすぎる(泣)。コロナ前までは和食と洋食が分かれていて、メニューが前菜を含めて全く異なっていた。和食は特に豪華で、メインやデザートの他、前菜、日本蕎麦、煎餅まで付いていた。
写真はプレミアムエコノミーのものですが、当時はエコノミーもプレエコもほぼ同じ内容でした。
寂しいメインの食事の反面、おやつの種類は豊富ですが。。。それでも、安っぽい並びばかりですね。
対するJALは。。。
<JALのエコノミー昼食(中距離路線以上)>
豪華です。豪華すぎます。
対象フライトは羽田11:30発シンガポール行きのJL 37便。ランチが提供されるフライトです。
定番のメイン、デザートの他、副菜がなんと4種類!後はメニューには記載していませんが、味噌汁も付きます。エコノミーでスープ付きは珍しい!いくら紙コップでの提供とはいえ。
同じレベルとは思えませんよね。
ただーし!シンガポール航空の機内食はだめ、JALが一番と決めつけるのはまだ早い!
JALが豪華な食事をエコノミーで提供するのはあくまで昼食と夕食の話。
朝食のフライトはどうかと言うと。。。
<シンガポール航空の朝食(中距離路線以上)>
日本発では朝食の提供が無いため、シンガポール→関西便のSQ 618便でメニューを検索すると。
相変わらず、シンプルなメニューですが、少なくてもメインを2種類から選べます。
<JALの朝食(中距離路線以上)>
羽田を深夜に出発するJL 35便。こちらは、シンガポール到着前に朝食が提供されますが、メインは選択できず、1種類のみ。
恐らくワッフルがメインディッシュにあたりますが、筆者の様に朝から甘いものを食べたくない者としては、きつい。その反面、副菜が色々あり豪華ではありますが。
この場合、品数少ないけど、まだホットミールを選択できるシンガポール航空の方が楽しめるかもしれません。
まとめ
航空会社によって、同一路線でも機内食の内容や量はとても異なります。また、朝食になると極端に質が落とされる場合もあります。機内食を楽しみに飛行機を選択する際、事前に航空会社のホームページで確認するのもお薦めです。まぁ、エコノミーのメニューを掲載しているのはまだごく一部ではありますが。