ステータスの無い会員は、JALで航空券の予約時に座席指定をする際、選べる座席が限られます。
その理由は、特定の座席を上級会員専用として解放して、その他の利用客は選択できなくなっているから。
ANAも同じシステムですが、JALの方が上級会員専用の枠を広げているのでステータスの無い乗客が選択できるオプションはとても狭いです。
例えば、3月13日の羽田発バンコク行き、JL 31便の例を見てみましょう。
JALのホームページで確認すると前方座席は全て埋まっている
一般の利用客がJALのホームページから予約画面を操作する場合、以下の様なシートマップが現れます。
45列目から48列目までは全席埋まっている表示。
でも、これは錯覚。
実はこれらの座席は全て埋まっているのでは無く、事前に上級会員専用としてブロックされているのです。
もし、ワンワールドのサファイア会員以上のステータスでログインをした場合、もしくは会員番号を反映させた場合、これらの座席は予約ができる様になります。
どうしてこれが判るって?
有料ではありますがExpertFlyerで実際どの座席が空席になっているか簡単に確認できるからです。
座席が埋まっていたと思われていた45〜48列目の座席、実は結構空席ありますよね。
この中で指定されている座席は、上級会員だと思われます。
また、Xマークで表示されている座席は上級会員でも制限の掛かっている座席です。
出発74時間前に全席解放される
一般的な考えだと、オンラインチェックイン時に全ての座席が解放するだろうと想定してしまいます。
オンラインチェックインが開始されるのは出発24時間前ですが、その時まで座席指定を待つのは遅いかもしれない!
何故なら、JALの場合は出発74時間前に、座席解放が始まるからです。
基本的にそこまで上級会員数が多くなければ、結構事前にブロックされていた座席に空席が目立つ事が多いので、座席の再指定する際にチャンス。
ただし、割引運賃等の航空券で元から座席指定が有料の場合には、恐らくオンラインチェックイン時まで無料の座席指定ができない場合があるかもしれません(定かでは無いのでもしどなたかご経験をシェア頂けると参考になります)。
まとめ
一般的にオンラインチェックイン時に座席を再指定するイメージですが、JALの場合だと既にオンラインチェックイン時刻開始前の出発74時間前に全席解放されるので、そのタイミングで再度座席を選択すると良いかもしれません。