2020年にカタール航空がステータスマッチを実施していたので、ターキッシュエアラインズのスタアラゴールド会員からワンワールドサファイアステータスへのマッチが成功して以来、同航空会社のマイレージ会員プログラムであるプリビレッジクラブには大分お世話になっています。
毎回ワンワールド系の航空会社に乗る際にはこのカタール航空の会員番号を登録する事で、ラウンジアクセスや優先搭乗、そしてJALに至っては最高の特典であるエコノミークラスの隣席ブロックを3便中全便で満喫させて頂きました。
JALエコノミークラス特典航空券が全てマイルの積算対象になっていた!
久しぶりにカタール航空の管理画面を確認して驚いたのですが・・・
直近の国際線JAL便は全て特典航空券なのに、なんとマイル(Aviosポイント)が付いている!
しかもこの特典航空券は2社別々で手配しています。
まずは積算されたポイントの対象便。
マイルが積算された対象便の詳細は:
時期 | 対象区間 | 発券元 | 積算率 |
2022年9月 | デリー→羽田 | アラスカ航空 | 30% |
2022年9月 | 羽田→デリー | アラスカ航空 | 30% |
2024年2月 | 成田→フランクフルト | JAL | 30% |
アラスカ航空の特典航空券、JALの特典航空券共にしっかり加算されました!
2022年に貯まったポイントは当初カタール航空側の間違いなのかな?と思ったけど、その1年半後も同様の事が異なる発券先のでも起こったので、この傾向はずっと続いている様です。
アラスカ航空で発券したキャセイパシフィック航空のファーストクラス特典航空券は対象外だった
2023年3月にアラスカ航空で発券したキャセイパシフィック航空のファーストクラス特典航空券は、カタール航空の会員番号を登録していましたがマイルの明細には反映していませんでした。
どうやら同じワンワールド系でも、加算される場合と加算されない場合に分かれる様です。
JALビジネスクラスとファーストクラス特典航空券はどうだろう?
ここが気になるところです。
ポイントはつくのだろうか、そして積算率はどうなるのだろうか。
もし高い積算率で距離の長いフライトであれば、無料でポイントがどんどん貯まっていく複利の効果抜群です(笑)。
JALマイレージバンク発券で試される場合
JALのマイルを使用して特典航空券にする場合、JALサイトの予約管理画面からは他社のマイレージ会員を入力する事はできません(2024年11月時点)。
もしJAL自社からカタール航空のマイレージ会員を変更して反映させる場合は、電話対応か、空港のチェックインの際に変更する事ができます。
<注意点>
もしJGCやJALサファイアなどのステータスをお持ちでカタール航空の会員番号を反映させる場合、予約システム上ではその時点でJGCやJALのステータスは一切関係無くなるので、カタール航空の上級会員で無い限りエコノミー利用の際はラウンジ利用や優先搭乗の際、毎度証明する必要があります。
Aviosポイントはワンワールド系航空会社共通のマイレージプログラムで移行ができる!
現在、カタール航空の他に以下5社がAviosポイントを導入させています。
*ブリティッシュエアウェイズ
*フィンエアー
*イベリア航空(スペイン)
*エアリンガス(アイルランド)
*ブエリング航空(スペイン)
それぞれ、ポイントは移行が自由にできるので、もし他社でお得な特典航空券が発券できる様であればカタール航空で貯めたポイントを上記マイレージプログラムに反映させる手段もありです。
特にブリティッシュエアウェイズはJALの国内線や近距離路線特典航空券をかなり低いポイントで発券できる事が人気になっていました。
まとめ
当たり前ですが、特典航空券でポイントが付くのはあまりにも虫の良すぎる話なのであり得ないです。カタール航空ではシステム上の誤作動でJALエコノミークラスの特典航空券にポイントが貯まる仕組みになっているか分かりませんが、少なくても1年半の期間に3回も異なる発券先で全便付与されているので、これからも続く可能性はあるかも!?