概要
搭乗総合評価:96点
感想:座席の快適さ、プライバシーの充実度、クルーの対応、機内食には感動しました。アームレストと調整可能な空調が無いのと、デザートのスイーツが残念だった以外はほぼ完璧なフライトです。
<利用詳細>
| フライト利用月 | 2025年9月 |
| 予定出発時刻 | 12:05発 |
| 実際の出発時刻 | 12:16発 |
| 予定到着時刻 | 翌15:20着 |
| 実際の到着時刻 | 翌15:56着 |
| 時刻表上のフライト時間 | 13時間10分 |
| 実際のフライト時間 | 13時間51分 |
| 座席番号 | 7K |
| 機材 | A350-1000 |
| 機材番号 | JA04WJ |
| 機材導入日 | 2024年7月31日 |
<チケット代>
50,000JMBマイル+33,040円諸税等
搭乗記
| この記事は体験の全て語ります。
要点をまとめた簡易バージョンはこちらです。 |
出発空港での体験
・2時間半前のチェックインカウンターは待ち時間ゼロ
12:05出発予定のフライトに対して09:28にはダラス・フォートワース空港に到着。
エコノミー、プレエコ/ビジネス、ファーストの3つのレーンが用意されていましたが、まさかのエコノミークラスでさえ並んでいる人が居ませんでした!
エコノミークラスの座席が少ないという事もあるかもしれませんが、日系航空会社って、どの空港でも大抵チェックインカウンターって空いていますよね・・・

セキュリティー(保安検査場)は通過に30分ぐらいかかりました。
その後は、感動したアメリカン航空のフラッグシップラウンジで時間を過ごします。
・ビジネスクラスとエコノミークラスの列がほぼ同じぐらい長い(笑)
半永久的に上級会員ステータスが継続できるJGC保持者が多い(?)だけあって、ビジネスクラスの列は相変わらずとても長いです(笑)。
まぁ、座席数に至ってもA350-1000機材はビジネスクラスが54席もあり、エコノミークラスが155席なので、なかなか日系航空会社以外では見かけない3:1以下の比率なので長くなるのも仕方ありません。


キャビンの内観
・初印象:プライバシーが抜群!
ドア付きのビジネスクラスとしては、仕切りが高く、プライバシー性がばっちりでカタール航空のQスイートに次ぐ感動がありました。
公式発表ではドアの高さが132cm。
座席周りも広く、個室感満載です。
ただし、その分通路は結構狭いですが。




多くの航空会社でドア付きビジネスクラスと言いながらドアを閉めた際に隙間があったり、壁が低かったりして意味あるの?と思う事がありますが、JALはピッタリ閉まります。

座席の印象
・窓際は2種類あり:通路に近い方の座席はアームレストがある
今回は窓に近い方の窓際、7Kを指定しました。
前方の5Kは通路に近い方の窓際ですが、片方はアームレストがありました。
窓に近い方の座席はアームレストが両サイド無いので、座っている際は休める場所が無くて少々気になります。






・シートの奥行きは198cmと十分な深さ
この座席が優秀なのは、ベッド状態にした時の奥行きがしっかり深い事。
2メートル近いので余裕の長さです。


・化粧室の前の座席だけど全く音や人の行き来は気にならなかった
今回指定した7Kは化粧室の前です。
が、トイレの空気圧の音はほぼ気にならなかったし、比較的高いドアのお陰で乗客の行き来は全く気になりませんでした。
それよりも後ろの乗客が居ないだけ、結構落ち着きます。
座席周りの収納スペース
・収納スペースは超優秀!
この座席の素晴らしさって、何といっても豊富な収納スペース。
座席脇には収納ボックスが2つあり、小物やヘッドフォン、ペットボトルを納める事ができます。
前方の足置き場の下には比較的大きなリュックを収納できるし、その横にはシューラックとドア付のクローゼットまで!
ハンガーまで付いています。
ファーストクラスレベルです。






座席の設備
・日系エアライン発のワイヤレスチャージャーとヘッドレスト内蔵のスピーカーはあるが・・・
電源は4つのタイプがあり、AC電源、USB-A、USB-C、そして日系発のワイヤレスチャージャーが設置されています。

ワイヤレスチャージャーはコードが無くてもスマホを置くだけで充電できるので便利なのですが、少しでも位置がずれると充電がストップしてしまうので、割と不便です。

この内蔵スピーカーは確かにヘッドフォンしなくてもステレオ感覚で映画観賞のはとても便利です。
ただし、音漏れは無いはずなのに、ばりばり近所から気にならない程度の音量が伝わりました。
同じ事が往路のファーストクラスでも起こっています。
また、体を起こしている状態のポジションでは良いのですが、リラックスしたら頭の位置がずれるし、ヘッドレストは高さを調整できないので結構不便になります。
食事中も同様で前屈みになりやすいので、この時も使いにくいかも。
内蔵スピーカーは今後改善が必要そうです。




何気に座席機能の案内は嬉しいですね。
なかなか他社だとこの様な説明書が無いので、どんどん複雑化していくビジネスクラスのシートでこれがあるとより色々な機能を堪能できます。
特に、テーブルの出し方が面倒くさいケースが他社だと多々見られます。


これこれ。
一見、アームレストに見えますが、硬いプラスチックの板になっている上にカーブ状になっているので、決して肘を休めるのに楽ではありません。
・空調は調整できず残念
少し手直しすればアームレストなんて簡単に設置できそうなので、ここは快適性アップのために欲しいところですね。

残念ながら、空気孔の設置が無いので、空調は調整ができません。
暑がりの筆者にとって空気孔で体温調整をするので、今回のフライトでは暑くて途中で起きてしまいました。
アメニティー
着席時、シートにはエアウィーヴ製の枕、ノイズキャンセリング付きのオーディオテクニカ社製ヘッドフォン、スリッパ、リラクシングウェア、毛布、そしてシートカバーの6点が用意されていました。


・エアウィーヴ製の枕はちょっと柔らかすぎで沈みやすい
座っている時としては使いやすい枕ですが、結構柔らかいのであまりサポートにはなりませんでした。
・初体験!2種類のマットレスが提供される!
なんと、JALのビジネスクラスではエアウィーヴ製のマットレスの他に、座席カバーまで用意されています!
他社だとどちらかが提供されるパターンのみ(或いはどちらも無し)なので、これは意外でした。
エアウィーヴは離着陸の時は使用できないし分厚いので、フルフラットにしていない状態だとこの座席カバーがとても重宝します。
しかし・・・

・ゴムバンドが無いのでシートにかけて位置を固定できない!
他社で座席カバーが提供される際、ヘッドレストの後ろにゴムバンドで掛けられるようになっていて、しっかり位置を固定できるのですがJALではただの生地になっているため、使用最中にずれ落ちてくる!
更に、ヘッドレストの部分だけ空けておく訳にもいかないので、そうすると内蔵スピーカーが使用できないというジレンマが生まれます。
うーん、正直、内蔵スピーカー必要無かったのでは!?
・アメニティーキットは日本ブランドのヘラルボニー製;嬉しいアレが入っている!
アメニティーのポーチは各座席異なるデザインや色彩が使用されていました。
僕の座席のは鮮やかな青色ベース。

中身は至って定番でしたが、2点だけ他社では見かけないオリジナルグッズが入っていました。
それがUSB変換ケーブルと、スマホスタンド(それぞれJALのロゴ入り)!
スマホスタンド、これ何気に役に立ちそうです!
アジア系に多いのですが、靴下って提供されませんよね。
長距離移動では靴を脱ぐので、靴下は欲しいです。

・誰一人着ているのを見なかった微妙なリラクシングウェア
A350-1000機材限定で、JALではビジネスクラスでリラクシングウェアを提供します。
とは言っても持ち帰り用では無いし、パジャマでは無くてワンピースみたいなもの・・・
しかも分厚くて、暑い機内でこんなの来たら拷問に近い(笑)。
これ、着る人居るの?
ほぼ満席に近いビジネスクラスキャビンでしたが、これを着ている乗客は一人も見かけませんでした。
特にアメリカに慣れた方だと、これ見て囚人服みたいって思う人居ると思う(笑)。

ウェルカムサービスと離陸
離陸前には、プラスチックのカップにグリーンスムージーのウェルカムドリンクが提供されました。
青汁系かな?
JALではアジア路線等の中・近距離便ではウェルカムドリンクは提供しないのでちょっと新鮮でした(笑)。

| 離陸(現地時刻):12:42 |
離陸後は広大なテキサスの大地が広がっていました。


エンターテインメント
・Wi-Fiは無料:Eメールでプロモーションコードが送られる
ビジネスクラスの乗客は、Wi-Fiがフライト中無料で使用できます。
本来はJALではファーストクラスの乗客のみが無料なので、近年ANAがビジネスクラスで無料化してからの対抗措置と考えられます。
搭乗日の数日前に、メールでプロモーションコードが送付されました。
ただし、速度は遅めで(往路のファーストクラスでもそうだった)、メールやチャットには便利なぐらいな感覚でした。

・14時間近いフライトは全く退屈しなかった
チャンネル数はそこまで豊富では無いかもしれませんが、良いバランスで洋画、邦画、世界各地の映画が搭載されているので結構楽しめます。
特に、ボリウッドを始め珍しい東南アジア系もあるのはユニークです。


このフライトでは4つの映画を観ました。
・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(日米共同)
・ぶぶ漬けどうどす(日本)
・ライオン・キング・ムファサ(アメリカ)
・Teri Baaton Mein Aisa Uljha Jiya(インド)





・機外カメラで窓際に座らなくても景色が楽しめる!
機外カメラは決して新しいフィーチャーではありませんが、垂直尾翼上部についているのは結構迫力あります。
飛行機を含めた全景が見渡せるのは方窓からでは楽しめませんからね。

離陸後のドリンクサービス
こちらがドリンクメニューになります。


| 離陸後40分:ドリンクとおつまみが提供される |
ドリンクはシャンパンを注文しました。
JAL定番のシャルルエドシックです。

おつまみはナッツだけで無く、オリーブも付いているところが嬉しい。

すぐにフルコース料理へ進みます。
1回目の食事(フルコース)
和食か洋食から選択ができます。
洋食はメインディッシュが牛肉のステーキか、白身魚のグリルの2種類のチョイスがあります。
JALホームページから事前にメニューの指定ができるので、機内で自分の希望が無くなってしまう心配がありません。


・洋食コースを選択
JALでは基本和食しか注文しませんが、今回はブログで和食と洋食の比較をしてみたかったので後者を選択しました。
| 離陸後1時間15分:パンと前菜が提供される |
パンは2種類あり、温められて提供されます。

・往路のファーストクラス前菜よりも全然豪勢だった!!!
ここでびっくりしたのは・・・
何と、往路の羽田→ダラスのファーストクラスで提供された洋食前菜よりも、今回のビジネスクラスの前菜の方が豪華だった事!
日本発に力を入れているはずのJALが、まさかのアメリカ発のフライトで、しかもワンランク下のクラスなのに!?

大きな更に6種類ものオードブルが載っていて、非常に食べ応えがありました。
盛り付けは美しく、味もとても上品。

ドイツの白ワイン、リースリングがとても合いました🎵

| 離陸後1時間45分:メインディッシュが提供される |
結構前菜で腹が膨れたので、メインディッシュは丁度良い量。
牛ステーキだと重かったので、魚で正解。
トマト風味のソースはよく合いました。

往路のファーストクラスの機内食があまりに質素だったので、今回はその分とても満足ができました。
| 離陸後2時間15分:デザートの提供 |
デザートはカートで各座席に回ってきました。
JALのビジネスクラスのデザートはスイーツ一品でとても器が小さいので、事前にアラカルトメニューに記載されているフルーツとチーズプレートを同時にお願いしました。
ビジネスクラスなのでケーキとか期待したいですが、基本毎回ムース系ばかりです。

生憎、スイーツはハズレ。
チョコレートケーキと記載があったので恐らくホワイト系ですが、とにかくあま〜い!
底の部分は明らかに化学薬品っぽい毒々しい色付け。
甘党の自分でさえ、これは食べれませんでした。
飛行機のデザートを残すって、ほとんどありません。
これは残念でしたが、フルーツとチーズでその分満足できたので事前に注文しておいて良かったです。


|
離陸後2時間30分:1回目の食事終了 |
化粧室
・アメニティーはミラーハリス製
ビジネスクラスの化粧室ではミラーハリス製・ティートニックブランドの化粧水、ローション、そしてハンドソープが用意されていました。
ハンドソープは市場価値300mlで4,620円となっています(2025年11月時点)。



フルフラット状態の座席
・ビジネスクラスでは珍しい厚手のマットレス
就寝時は、クルーにエアウィーヴをお願いすると用意してくれます。
ここまで厚手のマットレスをビジネスクラスで提供する航空会社はなかなかありません(ANAを除く)。
が、このマットレスに直で寝るのはちょっと抵抗があります。
表面がざらざらしているからです。
幸い、提供済みの座席カバーがあるのでこれを上に敷くと丁度良いでしょう。

まだ触れてませんでしたが、このサイドランプがとても良かったです!
座席付近を温かく照らしくれるというか、良い雰囲気を演出してくれました。



・足置き場のボックスはそこまで狭くない
ビジネスクラスでよくあるのが、足を伸ばした時のボックスが狭くて、寝返りが打てない等。
A350-1000に限っては横幅、上下共にそこまで狭く無いので、あまり問題無さそうです。

・プライバシーは次元が違う
ハイライトは何と言ってもドアを閉めた時のプライバシー性。
壁の高さは132cmですが、ベッド状態にすると通路側を歩く人間が余程身長が高い方で無い限り、目を合わせる事はありません。
ドアに一切の隙間が無いのは大きいです。
ANAを含めた他社だと安全上の考慮か、微妙な隙間がよくありますからね。


・柔らかい枕が一つだけは寂しい
せっかく快適なアメニティーを提供しているのに、就寝時に枕が一つだけは寂しい!
正確には、枕が柔らかすぎて頭が沈んでしまうので、せめてもう少し硬めの枕を用意するか、もう一つ提供するのはありだと思います。
いくらエアウィーヴ製とは言ってもねぇ〜

・3時間はぐっすり寝られた
出発時刻が現地時刻の正午でフライトはほぼ普段起きている時間のため、あまり寝ませんでした。
映画観賞中に3時間ぐらいは眠りましたが、途中暑くておきてしまいました。
調整可能な空調お願いだから取り付けて・・・
軽食と到着までの食事
・セルフサービスバーが設置
A350-1000機では、ドア2付近に、小さなセルフサービスのバーコーナーが設けられています。
お菓子が何種類が用意されていましたが、JALでは何と言ってもアラカルトの軽食メニューが充実しているので、まずはこちらのメニューを試してみます。





・とにかく豊富なアラカルトメニュー!
JALの長距離路線では、コース料理以外の食事は全てアラカルト形式になっています。
なので、今回の様に離陸直後にコース料理が提供された後、到着前に2回目の食事を期待しても乗客側からリクエストしないと何も提供されないので注意が必要です。
メニューはこちら。


・注文はテレビ画面からできる
嬉しいのは、注文が画面からオーダーできます。
ただし、到着2時間ぐらい前以降は、ロックがかかってクルーに直接言わなければなりません。





蒸留酒は細かくソーダ割り、水割り、ロック等細かく指定できます。

注文したいメニューがとても多かったのですが、腹と相談しなければならないので、限られてしまいました(笑)。
・アラカルト1回目:鰻丼とアイスクリーム
炊き込みご飯の上に鰻と、付け合わせに玉子焼きとブロッコリーが。
あぁ、懐かしい日本の味だ〜!
コース料理のメインディッシュ並みの量があり、食べ応えがありました。
とても美味しく頂きました🎵
お好み用の山椒が別途提供。
JALで和食のハズレは基本ありません!!
アイスクリームはハーゲンダッツのキャラメル味でした。

・アラカルト2回目:ワイルドマッシュルームとトリュフのマファルディーネパスタ
これは、パスタの量がとても多くて、ソースが少なめだったのでちょっとバランスが微妙でした。
ソースはシンプルな塩味。
パスタは柔らかすぎてべっとりしていたので、これだけ残させてもらいました。
ミニサラダをセットで注文。
こちらは丁寧に、バルサミコ酢入りのオリーブオイルのミニボトルが付いてきました。

・アラカルト3回目:チキンピカタとチェリーソースのヨーグルト
メインのチキンはレモンバターのソースでさっぱり気味。
美味しかったですが、いかにもレンジでチン的な感覚がありました。
細かい事だけど、付け合わせのブレッドはバターが必要!
ヨーグルトは、市販のプラスチック容器のものを出す航空会社が多いですが、ここはしっかりセラミックの容器で提供するところが本格的です。
追加で、チョコレートを頼んだら、割れチョコが3種類?別々の色の銀紙でやってきました。
ドリンクはカクテルのブラッディーメアリーを注文。

この他に、北海道産いんげん豆のカレーとケイジャンサーモンリエットのプレッツェルサンドに、焦がしガーリックのトマトソースのショートパスタも試したかった〜!!
クルーのサービス
50席以上もある巨大なビジネスクラスキャビンで、ほぼ満席状態の中、乗客一人ひとりに対してとても丁寧な対応でした。
まず着席すると数名のクルーが挨拶に参ります。
忙しい中、ちょっとした会話まで弾む事ができました。
食事中は必ず飲み物をお代わりを勧めてくれるし、アラカルトメニューの注文では休憩しているクルーの多い中、あまり待たずにとても迅速に対応してくれました。
また、着陸時にもお別れの挨拶があり、ビジネスクラスではなかなか無い経験です。
これは他社だとファーストクラスに匹敵します。
脱帽です!
特に、田中さん、乃木さん、辻岡さん、春日さんの4名のクルーにはお世話になりました。
操縦室からのアナウンス
離着陸時はありませんでしたが、フライトの中盤でありました。
今までの経験上、JAL便の半分以上は操縦室からのコミュニケーションが一切無かったので、少しでも挨拶があったのは🙆♂️です。
ただ、できたら搭乗時と着陸時の2回がベストなんですけどね。
着陸
あっという間の14時間弱のフライトでした。
座席が快適過ぎたのと食事がとても楽しめたのを合わせて、とても充実しました。
窓から眺める日本の景色は落ち着きます・・・




| 着陸(現地時刻):15:53 |

評価
| 地上での対応(/5) | 5 | 待ち時間ゼロのチェックインカウンターにスムーズな搭乗手続き。 |
| 機内クルーの対応(/20) | 20 | 満席近いビジネスクラスのキャビンの中で忙しい状況の中でも決して気遣いは妥協しないクルーには脱帽。 |
| 機内の清潔感(/5) | 5 | 概ね文句無し。 |
| シートの快適さ(/20) | 19 | ツッコミどころがほぼ無い完璧なシートだが、アームレストが無かったので肘を休める場所が欠けていた。 |
| シートの設備(/10) | 9 | 各種の電源、様々な照明オプションがあるが、空気孔が無いのは残念! |
| エンターテインメント(/10) | 10 | 洋画、邦画、ワールド映画と良いバランスのオプションが楽しめた。 |
| アメニティー(/10) | 9 | 座席カバーとマットレスの両方を提供されたのは前代未聞;特にマットレスは厚くて快適;アメニティーキットでは靴下は欲しい。 |
| 機内食・飲み物(/20) | 19 | 前菜は今まで経験したビジネスクラスの中では最も充実していたし、軽食のオプションはとても豊富で満足;フルコースのデザートは残念だった。 |
| 総合評価 | 96 |
まとめ
JALビジネスクラスはとても進化しました。
A350-1000の座席は業界トップレベルだし、充実した機内食や快適なマットレスが提供される上に、満席近いフライトでもクルーの細部に至る丁寧な対応は脱帽です。
改善点としては、空気孔の設置はケチらないで欲しいのと、デザートにムース系以外のケーキとか提供してくれたら更に嬉しいですね。




