今回の一時帰国で最も楽しみにしていたフライトがJALのファースト!まずはラウンジをゆっくり楽しむために、始発の列車に乗って成田空港へ向かいました。
空港第2ビル駅到着は07:21。飛行機の出発は10:55。出発3時間半前の到着です。
ちなみに、JALのチェックインは07:00にカウンターオープン、07:30にラウンジオープンなので、これだけ朝早ければラウンジも空いていて余裕だと思いました。
成田のチェックインカウンターはL。
たまたま全部のカウンターは埋まっていましたが、すぐに案内係の方が申し訳なさそうに待ってくれるように言いました。30秒程して、カウンターに通されました。JALらしい丁寧な対応です。
今回はジャカルタで2時間半乗り継いで次にKLMオランダ航空でクアラルンプールへ向かいます。インドネシアは日本国籍ならノービザ入国ができるので一旦ジャカルタで預け荷物をピックアップして再度次の飛行機へ現地でチェックインをする予定でしたが、ダメ元でここでKLMオランダ航空へ預け荷物のスルーチェックインが可能か聞いたところ、OKでした。
この間、別の係員が僕の機内持ち込み荷物にファーストクラスのタグを付けてくれ、保安検査場までエスコートをしてくれると申してくれましたが、その前にWi-Fiルーターをポストへ返却しなければいけなかったため、失礼しました。
ポストへ返却に行った時、後ろから先ほどのカウンターの担当者が駆けつけてくれ、ジャカルタから先のクアラルンプール行きの搭乗券をわざわざ渡しに参りました。
航空会社もアライアンスも異なり(JALはワンワールドに対してKLMオランダ航空はスカイチーム)、搭乗券が発券できるとは凄いです。これでジャカルタで入国審査せず、そのままトランジットができるので、嬉しいです。
後で気づいたことですが、機内持ち込み荷物のリュックに付いているタグを確認すると、手書きで名前とフライト番号、そして日付がありました。先ほどのチェックインカウンターで係員より付けて頂いたものですが、まさかしっかり記入されていたとは!ここまでの細かいサービス、驚きです!小さな事ですが、この様な特別感がJALの乗客へ対しての手厚さだと思います。
ファーストクラスの乗客はJAL専用のファストセキュリティレーンを利用できます。重厚感がありますね。
出国審査を終え、次はJALファーストクラスラウンジへ直行。先に出発便の確認。
初めて行くJALのラウンジ、ちょっと迷いました(笑)。出国審査の右側にあるのですね。
そして見つけました、本館のJALのラウンジ!落ち着いたクラシックな感じですね。
すぐにサクララウンジの受付カウンターがあり、左へ行くとファーストクラスラウンジのカウンターがあります。とても良いウェルカム対応を頂き、ラウンジの中へ。
ラウンジに入ったのはラウンジがオープンして20分程経過したばかりの07:50でしたが、そんなに混雑はしていないものの窓際のラウンジチェアは既に占領されていました。
そしてラウンジエリア。
先に、シャワーを浴びる事にしました。ついでに、マッサージも。係員に場所を聞くと、「ご案内致します」と同行してくれました。本当にラウンジスタッフの皆さん、とても対応が良いです。
シャワーの受付でまずシャワー室のカードキーをもらいました。マッサージもシャワー後すぐにお願いしたかったのですが、なんと次の空き時間まで1時間もありました。そんなに混んでいない時間なのに?1回のマッサージは10分ですが、結構待たされるのは意外でした。ま、それでも出発時間までたっぷり余裕があるので、問題ありません。それまでにゆっくりリフレッシュをして食事を楽しむ事にします。
シャワールームは「和」の雰囲気がありました。シンプルで素敵です。
水量はたっぷりで気持ちいい!この日はこの冬一番の大寒波で、東京都心でも氷点下でした。この日に着ていた服は東南アジア用に半袖のシャツとその上にダウンだけ着ていたので早朝の長い駅での待ち時間でとても体が冷えていました。その中の熱々のシャワーは天国です!
リフレッシュした後は朝食タイム!
朝早くから、JAL成田空港ファーストクラスラウンジが誇る寿司バーがオープンされています。ここでは寿司職人の方が寿司を握ってくれ、今回の具材は本マグロ、鯛、玉子の3種類でした。好きなだけ食べれますが、機内食も控えていた事もあり、普通のセットでお願いしました。ここで是非職人技を!
まず、ここでトレーと箸をセルフサービスで取ってから、注文します。
好みで握ってくれるので、例えば本マグロオンリーで6貫とかもできちゃいます。
次に他の食事。朝食の時間帯です。
パンはJAL自慢のメゾンカイザー製です。
本日の朝食。
内容はインサラータ・ディマーレ(海鮮サラダ)、Soup Stock Tokyoのオマール海老のビスク、グレープフルーツジュース、ソーセージ、ナムルサラダ、柚子味大根、メゾンカイザー天然発行パンのクロワッサン、そしてフレンチトースト。
そして、JALのラウンジで忘れてはいけないのはJAL特製ビーフカレー!これは美味い!でも、個人的にもうちょっとビーフの脂身が少なかったら更に嬉しい。普通の日本のカレーより、スパイスが効いていてどちらかと言うと本場インドカレーに近い味でした。
そうそう、忘れてはいけない、スイーツ!ファーストクラスラウンジでは、ビジネスクラス(さくら)ラウンジには無いスイーツが提供されます。今回はパンナコッタ、オレンジプリン、そしてミニ大福。前者2つを頂きました。ヤマザキの響12年のロックと一緒に。
JALのビジネスクラス(さくら)ラウンジとファーストクラスラウンジの食事の違いは、スイーツの他にファーストクラスラウンジでは握りずし、アペリティフ、Soup Stock Tokyoのスープが提供され、さくらラウンジでは提供されません。
8時45分頃にブラインダーが開きました。外は大寒波の寒さですが、見事な晴天です。
そろそろマッサージタイムです。10分間の指圧サービスを体験します。マッサージ箇所は背中と腰。今まで日本人のセラピストにマッサージされた事はあまりありませんが、強すぎず、丁度良いプレッシャーでとても気持ちが良かったです。10分はあっという間に経過しました。
そうそう、JALのファーストクラスラウンジと言えば、マッサージチェアが超気持ち良いとブログで読んだ事があったので、是非試してみました。場所が分からなかったのでスタッフの方に場所を聞きますと、ここも「ご案内致します」と同行してくれ、丁寧にマッサージチェアの使用案内も頂きました。
これ、思ったよりもかなりの優れもの!プシューっとリクライニングした後は空気圧で足や腕が押さえつけられ、マッサージが始まります。
腰や背中の部分はシンクロに3人ぐらいのセラピストが同時にマッサージをしてくれる感じで、面白い感覚でした。非常に気持ちが良かったです^^。2台しかありませんが、僕が利用を始めたらもう1台埋まりました。
そして、その後、乗客が数人ちょくちょく様子を見に来たので、ゆっくりできずに落ち着かなかったです。
このマッサージはコースとなっているので、一度始めたら急停止ボタンを押さない限りずっとマッサージをします。1回のコースが15分ぐらいだったかな。
時間になると、自動的に止まります。もうワンコースしたかったけど次に待っている人が居そうだったので、ここで止めました。
自分の席に戻ろうとすると、ラウンジ内は大変な事になっていました。こ。み。す。ぎ。
ソファーの上に置いていたリュックサックが申し訳なく感じました。これでは全然ゆったりできない!ファーストクラスラウンジのはずなのに、全く優雅な雰囲気は無く、正直これだったら外の方が良いと思いました。まだ出発まで1時間半程ありましたが、この混雑具合は本気で落ち着かなかったので、撤退する事に。
この時間帯、ファーストクラス搭載のJAL便はジャカルタ、ニューヨーク、シカゴの3便だけで提携アライアンス航空会社のファーストクラス運航便は無し。
1機あたり8席のファーストクラスがあるので、最高24席が本当のファーストクラス乗客のはずです。それに対して、ラウンジに居た乗客の推定人数は100人強。ステータスの上級会員と実際にファーストクラスに乗る客の差別化、した方が良いです、JALさん!!詳しくは、先日アップした「上級会員ステータスでエコノミー利用時のファーストラウンジ入室反対!」の記事を確認下さい。
それに対して空いているさくらラウンジ(ビジネスクラスラウンジ)の受付。
出発は81番とサテライトになりますので、歩きます。
サテライトにも、JALのラウンジがあります。比較のために、ここも入っていました。
先ほどの本館ラウンジとは異なり、ここは混雑していなくて落ち着いていました。これなら全然マシ!マッサージチェアもあり、他に誰も使う傾向が無かったので楽しく独り占めしました^^。このラウンジでは握り寿司が提供されないので、あまり混まないのだと想定します。
ところで、ドリンクを取りに行く時に丁度スタッフの方がトマトジュースを交換するために冷蔵庫から取り出しました。その時、わざわざ「トマトジュースは宜しいですか?」と一言断ってくれました。ラウンジスタッフさんの気遣い、流石です!
搭乗ゲートでもアナウンスはしっかりとされ、時間通りに手続きが始まりました。いよいよ機内へ!ファーストクラスの搭乗レーンには最上級ステータス会員の乗客が数名並んでいましたが、ファーストクラスの方向へ進むのは僕が一番最初でした。
機内に入る直前、2名の男性職員が「行ってらっしゃいませ」と頭を下げてくれました。ここまでして頂いちゃうとどう反応して良いか困ります(笑)。そして、JALファーストクラス機内へ第一歩。続く。