旅の始まりはイタリアから。とは言っても、夜到着し翌日の朝には出発なので、そんなにのんびり楽しんでいる暇はありませんが、少なくても新鮮なイタリアの田舎の空気を楽しむ事ができました。
ヨーロッパを旅行中は、できるだけB&B(ベッド&ブレックファスト)を選んでいます。何故かというと:
①場所によってはホームステイ感覚で、地元の生活スタイルを体験する事ができる
②料金がホテルよりお手頃
③客室が少ないのでアットホームなサービスと朝食も現地スタイルで楽しめる
もちろん、すべてのB&Bが良いと言う訳ではありませんので、ここはトリップアドバイザー先生で口コミを確認します。
当初、ミラノ市内にあるB&Bを選びましたが、ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内は50キロも離れており、移動だけで片道約1時間以上になってしまいます。試しに空港周辺の宿を調べたら、沢山のB&Bがある事を知り、そしてこれらの多くは無料の往復空港送迎を提供しているとの事なので、空港周辺の地方に宿泊する事にしました。
今回選んだのはトリップアドバイザーでも非常に評価の高かった、I Castagni Bed and Breakfast。ホームページはこちら。料金は1泊1部屋シングル利用朝食付きでEUR 50、そして往復無料空港送迎です。物価の高いヨーロッパ、普通にタクシー乗るだけでもこのぐらいは掛かってしまうので、凄くお得感があります。客室はわずか2部屋なので、すぐに予約がいっぱいになる様です。
デリーから来ると青い空と新鮮な空気、そして涼しい気候が天国に感じます。田舎と言う事もあるのですが、歩行者は少なく、周りは森だらけ。整然とした街の造り。日本に一歩近くなりました。日本人に生まれたありがたみを感じます。
そして、楽しみな朝食。前日に、どの様な朝食を希望するかと聞かれ、できるだけ典型的なイタリアンでお願いしました。イタリア式朝食とは、コンチネンタル・ブレックファスト(暖かいものなしのパン類を中心とした朝食)になります。テーブルの上にはイタリアンコーヒー(エスプレッソとアメリカの間ぐらい)、パン3種、新鮮なフルーツ、シリアル各種、そしてパックされた菓子パン類がテーブルにオーナーの奥さんより用意されていました。
まず、コーヒー。インド生活に慣れた自分にとって、コーヒーはあまり美味しさが理解できませんでしたが、ここの朝食のコーヒーを飲んで良さが解りました!濃厚な味でちょっぴり刺激がある酸味と香りは明らかに北インドでは一般的に飲まれているネスカフェのインスタントとは天と地の違い。これだったら毎日飲めます。
そしてパン。ふかふかのクロワッサン、チョコレートデニッシュ、そしてシナモンロールは、さすがパン食文化の地だけあり、非常に美味しかったです。正直、パン類はそこまで好きでは無く、どちらかと言うと米を食べないと腹いっぱい感が無くて物足りないのですが、これもまたこのパンならいけます(その内米はどちらにしろ欲しくなりますがw)。
あと感動したのはバスケットに綺麗にイタリア美術の様に積まれたフルーツ各種。全部食べてもOK!とは言いながらもキウィとオレンジだけ頂きました。
フルーツのクオリティーが高い!特に面白かったのはオレンジ。身が真っ黒なのです!そう言えば、濃い血の様なオレンジがイタリアにあると聞きましたが、正にそうでした。味はグレープフルーツとオレンジの間ぐらいの感じ。
短い滞在でしたが、朝は村の散歩を楽しみ、その後は美味しい朝食を満喫しました。ここのクオリティーは高く、評価が高い訳です。
そして、朝09:00前には空港へ向かい、次の目的地ギリシャへ向かいます。
「ヨーロッパの宿ならアットホームなB&Bもいいぞ!」への2件のフィードバック
ヨーロッパのB&B、いいですよね。今回の夏の逃避行(ドイツ)に我が家は初のAIRB&B挑戦です。ホテルではできないような経験ができそうでわくわくしますよね。予算を抑えたので、ほんもののB&Bではないですが、キッチンにどんなものがおいてあるかなど見るのが楽しみです。ただ、4人分予約を取るのは至難の業でしたが。。わたしも旅好きなのでこのブログ大好きです。いつか貴社でインド旅行ができたらいいな。
Airbnbは最近人気が上昇していますね。まだ利用した事ありませんが、一度試してみたいと思います。いつも読んで下さいましてありがとうございます。