先週末、1泊2日でインドにあるアマン・リゾーツの一つ、アマニカースに宿泊しました。
日本語だと「アマニカス」と記載されているのがほとんどだけど、本来は「カース」と伸ばすのでより本物に近い発音でここは記載します。
アマニカースは野生の虎が生息する事で有名なランタンボール国立公園の近所にあります。
テーマは「Camp in the wilderness」、すなわち「大自然の中のキャンプ場」にしているので宿泊施設も大きなテントになります。
アマンのリゾートはどこも非常に高価で本当に出費に余裕がない限り宿泊する事ができません。
でも、アマンは一度はまるとまた帰ってくる、と言われます。
「アマンジャンキー」と呼ばれるぐらいアマン好きな人は多く、訪れる旅行者に対してくすぐる何かがあるのでしょう。
いや、あるのです。
特に日本人の宿泊者が多く(え、日本がずっと不景気だったってホント?)、アマニカースの公式サイトを訪れると選択できる言語が英語か日本語のみ。
だって、痒い所にサービスが届きますから、日本人好みである訳です。

アマンは実は今回2回目の宿泊です。
4年以上前にラジャスタンの田舎にある、アマンバーグに宿泊した事がありますがアマニカースはサービス内容が似ていながらもまた違う意味で感動する点が沢山ありました。
○専属のバットマン(バトラーマンの略)が各テント(客室)に対して1名付く。
同じバットマンが滞在中すべての面倒を見てくれます。
早朝のモーニングティーから夕食後のテントへ戻るまで。
今回は、サワイ・マドプール駅(アマニカース最寄りの駅)のホームで待っていてくれ、事前に号車番号を連絡後、列車から降りたらすぐに「Mr. Sushimaru?」と声を掛けてくれました。
帰りは、ホームの上で列車の到着も一緒に待ってくれ、列車到着後もわざわざ列車の中の寝台まで案内をしてくれ、本当にまるでちびまる子ちゃんに出てくる花輪君を世話してくれるヒデ爺みたいでした(笑)。

○ホテルでは無く自分だけの邸宅・隠れ家。
アマニカースは客室が全部で10室しかありません。
プライベート感がたっぷりあり、敷地もとても広いのでとても贅沢感があります。
スタッフも自分の家に働いてくれているお手伝いさんの様で馴染みやすい。
でも、サービスはベッタリしている訳では無く、本当に必要な時だけすぐに来てくれます。
客のプライベートな時間を重視しながらも手厚なサービスができるこのバランスあるホスピタリティーは凄いです。
○ちょっとでもテント(客室)を離れると清掃してくれる。
例えば、食事している時とか、サファリへ行っている時とか、散歩をしている時とか。
タオルまで変えてくれたりするんですが、こちら的には環境に悪いからそこまでしなくても良いと思います(苦笑)。
見事なスタッフ同士の連携プレーが無いと、ここまでの世話はできません。
○外から戻ると必ずスタッフがおしぼりと特製ジュースを用意してくれる。
この特製ジュースも毎回異なり、バラ入りのレモネードだったり、レモングラスとバジル風味のレモネードだったりするのです。

○自然との調和。
アマンバーグもそうなのですが、そこの土地の自然と調和されています。
「アマーン」とはサンスクリット語で「平和」を意味し、正にその名の通り。
無理な人工的感が一切無く、自然と紙一重。
だから、自分も自然と一体化した感じの気持ちよさがあるのです。
朝起きた時の寝起きの良さが最高でした。
だからアマンのリゾートはあまり都会には無く、大自然の中にあるのがほとんどですね(東京のアマンなど例外はありますが)。
アマニカースには敷地内に湿原があり、なんとワニもいます!

○ちょっとした痒い所に手が届くサービス。
冒頭にも記載しましたが、料金の高い一番の理由はこれだと思います。
例えば、ジープサファリ。
まだかなり冷え込む早朝、ホテルを出発の際には毛布と湯たんぽをくれます。
更には、リクエストに応じて砂埃除けのためのマスクも用意されています。
至れり尽くせり。
等々アマンならではのユニークな体験は切りが無いです。
ホテルという商業施設を感じられず、謎に溢れた感じの冒険心をくすぐられながらの滞在がアマンに戻りたくなる魅力でしょう。






