様々な民族が暮らす南アフリカ。
特に、ケープタウン付近では黒人を始めて、カラードと呼ばれる混血、マレー系、インド系、白人等様々な民族が暮らします。
ケープタウンから東はワインランドと呼ばれる世界有数のワイナリーがある。
ここは、17世紀にユグノーと呼ばれるフランスのプロテスタント教徒がカトリック教会に迫害を受け、はるばるこの地域に逃れてきました。
そして、この地にブドウの育て方やワイン製造の技術を持ってきました。
そのワインランドに、フランスらしさを残す小さな街があります。
その名も、フランシュック(アフリカーンス語で「フランス地区」という意味)。
ここは完全にイメージするアフリカとは180度異なります。
ヨーロッパの田舎に来たようです。
小さな街ですがグルメのホットスポットとして、南アで一番や二番を競い合うレストランがここに揃っています。
その中、トリップアドバイザーでナンバー1である、「La Petite Colombe」というレストランに現地協力会社から招待を受けました。
基本的にこれらのレストランはすべて要予約です。




さて、ここからがレストラン。
本当にお洒落です。

メニューはこちら。

コースは上記すべてを含むフルメニューか、「OR」が付いている選択肢がある場合はどちらかを選ぶ少な目のメニュー。

現在、1南アフリカランドは約8円。
フルで、1名あたり約11,000円、減少メニューで1名あたり約8,000円。
ワインペアリングは、別途で各コースにあったワインを持ってきてくれます。
ちなみに、普段サービス料金が付かない南アフリカのレストランですが、この辺りだと強制的に12.5%が合計額に追加されます。
フルはお得価格でありますが、普通の日本人には食べきれないと思います。
今回は減らした「Reduced Menu」でいきましたが、ご招待してくれた協力会社の顔見知りでもあり、追加で前菜とデザートは2種類ずつもってきてくれました。
各コースは量は本当に少ないのに、何故か腹がかなり一杯になる・・・
そろそろ料理の説明をしましょうか。



これが運ばれた来た時、驚きました・・・
とにかく芸術的過ぎて食べるのが惜しいというか・・・
和食でも凝ったものは芸術的ですが、今までとは域を超えていました。
薄く赤いのがマグロで、その下はただの分厚い皿です。

サービスで、豚肉のコチュジャンに緑茶?を添えたものを持ってきてくれました。
本来なら、上記のエビとどちらかを選ぶはず。

次は、「Meet the Chef」というのでキッチンの前に進み、そこでシェフと少し会話をするというもの。
どの様なキッチンになっているかの説明を受けます。
通常ならフォアグラが提供されるようですが、苦手なので代用をお願いしました。
シナモンフレンチトーストに下が何かの甘い生卵みたいな・・・とにかく分からない!!
メニューにも説明が無く、こちらも説明を聞かず、そのまま食べました。
この辺りでワインペアリングをしていたので少し酔っ払い始めた頃。
こちらのシェフ、今夏は食の追究のため訪日するそう。
その内和食のフュージョンメニューが出来上がるかもしれません。

そして、テーブルに戻り、お口直しにオレンジのシャーベットが。
自分含めて4人いたので、一人一本。

メインは、ラム肉の腰肉グリルと首肉のコンフィ。
ラム肉は柔らかく、ペロリと食べれた。


デザートはサービスとして選ぶはずのところを両方出してくれました。
クリームチーズ系のデザートが絶品でした。




腹は超いっぱい。
フルメニューで食べれたら凄いです。

そして感想。
あまりのデコレーションの凄さに、「美味しい!」という感じる前にワンクッション置いてしまいます。
マグロや海老の前菜、ラム肉、デザートと確かに美味かったのですが、この様な料理を食べた事が無いものなので、どう表現して良いか分からないというのも本音。
トリップアドバイザーに日本人の方がこのレストランの口コミを掲載していましたが、このレベルだと日本では一人3万円~5万円の世界だとか。
南アフリカにはミシュランの格付けはありませんが、世界トップレベルのレストランである事は多くの体験者が口コミで語っています。
ただ、反対側の意見としては、あまりに色々なものがトッピングされすぎて訳わからない味になっている。
そのため、折角のオリジナルの素材が美味しく味わえない、と口コミで書いている体験者もいました。
その気持ち、解るかも・・・確かに、毎日食べれるものでは無いです。
話のネタには最高。
南アフリカのケープタウンを訪れたら、是非フランシュックで本格フレンチとワインをペアリングして召し上がる事はお薦めです。
ケープタウン市街から車で1時間半ぐらい。
ワインランドは景色が最高なので、是非1泊この辺りでされるのもありです。






