JALは既存の羽田⇄デリー線とは別に、新たに先日1月17日(土)に成田⇄デリー線が就航しました。
東京⇄デリー線は史上初の1社による毎日2便の定期運行となります。
・東京→デリー線
| 便名 | JL 39 | <新規>JL 749 |
| 東京発 | 11:45(羽田発) | 20:15(成田発) |
| デリー着 | 18:20 | 翌03:30 |
| 所要時間 | 10時間05分 | 10時間15分 |
・デリー→東京線
| 便名 | JL 30 | <新規>JL 740 |
| デリー発 | 19:55 | 04:35 |
| 東京着 | 翌06:30(羽田着) | 15:10(成田着) |
| 所要時間 | 7時間05分 | 7時間05分 |
結論から言うと、現時点ではこの新規便の利用はおすすめしません!
時間が悪いから?
確かに現地の発着が真夜中なので決して良い時間帯では無いですが、それは大した事では無いです。
理由は:近距離仕様のボーイング787-8による運行だからです!
①ビジネスクラス:10時間以上のフライトで斜めフラットシートは論外!
長距離路線ではビジネスクラスのフルフラットシート提供が当たり前になっている中、JALの新路線は斜めフラットシートであるシェルフラット搭載の機材。
この近距離仕様の787-8は遠くてもベトナム路線で活躍していますが、流石に10時間を超える冬季の東京→デリーにこの様なシートが投入されるとは世界的に見ても稀です。
ましてや深夜発着のフライトなのでより一層快適に寝たい需要があるはず。
斜めフラットシートは筆者が体験してきた座席タイプのワースト3位にランクインしている程、できるだけ避けたいです。

因みに、羽田⇄デリー線は、SSIII搭載機材による運行なので少なくてもフルフラット+全席通路アクセスでこの距離に適したシートです。

また、成田発着の南インド・ベンガルール路線も長距離使用機材のボーイング787-8で快適なSSIが搭載されています。

エアインディアでさえ、2026年2月から最新鋭の787-9でビジネスクラスは業界水準の全席フルフラット+通路アクセスをデリー⇄羽田線に導入させるというのに・・・
②エコノミークラス:スカイワイダーでは無いシートピッチが狭いタイプ!
世界で唯一、ボーイング787機材で横8列(業界水準は横9列)を実現させているJALなので近距離仕様であっても、横幅は広くて快適です。
ただ、シートピッチはスカイワイダーと比較するとかなり狭いです。
写真で比較してみましょう。
まずは長距離仕様のボーイング787スカイワイダーシート。
シートピッチは業界水準より広い33インチですが、スリムシートのため更に広い印象です。

そして、近距離路線仕様ボーイング787の足元。
シートピッチは上記より2インチ短い業界水準の31インチですが、シートが分厚いため実際より狭く感じさせられます。
ちょっとこれで10時間はね・・・

まとめ
JALの新しい成田路線は、日本発着の乗客を対象というよりも、インド⇄北米間の乗り継ぎを成田でスムーズにさせるために運行が開始したルートです。
米印路線の競合相手であるANAやキャセイパシフィック航空、インド路線が豊富なシンガポール航空と比較すると、ビジネスクラスではかなりのランクダウンにはなってしまいそう。
就航当時の一時的な措置だと願いますが、それまではデリー線は極力、機材変更が無い限りは従来の羽田路線に乗るがベストでしょう!






