航空会社:シンガポール航空
便名:SQ 861
フライト区間:香港→シンガポール
フライト利用日:2019年11月7日(木)
予定出発時刻:15:45発
実際の出発時刻:15:43発
予定到着時刻:19:45着
実際の到着時刻:19:23着
時刻表上のフライト時間:4時間00分
実際のフライト時間:3時間40分
機種:A380-800
利用クラス:ファースト(スイート)
座席番号:3K
機材番号:9V-SKH
機材導入日:2009年5月28日
ショックで始まるスタート
搭乗日前日、メールでメッセージが来ました。
何と、予約していた新型A380が旧型A380へ機材変更をしてしまった!!

今回のシンガポール航空旅行は新型A380ファーストクラスに乗るのが目的でした。
旧型へ変更されたら意味がない!
この時点で自宅を出発する4時間前。
日付変更をしようかと思いましたが、既に往路の羽田→香港と復路の浦東→成田は変更不可なので変更したらこれらの航空券を破棄しなければならなくなる。
予約済みの香港やシンガポールの民泊も返金無し。
旧型A380はあまり興味が無かったけど、まだ乗ったことも無い。
結果的に予定通り遂行することにしました。
夢のスイートクラス
シンガポール航空には2つのタイプのファーストクラスがあります。
>777に搭載されている一般的な国際線ファーストクラスの座席
>A380(旧型・新型両方)だけに搭載されている、通常のファーストクラスより更に広々としたスイートと呼ばれるキャビン
当ブログでは、スイートクラスはファーストクラスとして取り扱います。
理由は両者とも料金設定や機内サービス内容も一緒。
あくまで、シンガポール航空自社で呼び名を区別しているだけです。
香港空港
まだ市内ではデモ騒動が収まらない中、香港空港では入口で検査がありました。
乗客だけがターミナル内に入れるようになっています。

シンガポール航空のチェックインカウンターは空いていました。
ラウンジ巡りをするために出発5時間前(11時前後)に到着。
この間に、12:30、14:10、15:45の3本のシンガポール航空便がシンガポールへ向けて出発します。

ファーストクラスカウンターは誰も居なく、スムーズにチェックイン。
機材変更の件をここでも告げられました。

面白い事に、シンガポール航空では「ファーストクラス」と「スイートクラス」の搭乗券の色と記載が異なるんですよね。
前者は赤色、後者は豪華な金色です。
香港空港では3つのラウンジ巡りをしました。
出発はシンガポール航空ラウンジのすぐ前にある5番ゲートから。
ビジネスクラスの列は結構長かったですが、スイーツは誰も居なくて空いていました。
乗客ナンバー1で機内へGo!


旧型A380は一階席にスイーツがあります。
いよいよ機内へ入ります!
高級感溢れる広々とした空間!
機内に入ると、先ずはクルーに座席まで案内されました。
最初の印象:何と広々とした個室なんだ!
それもそうです。
通常、他社だとA380のファーストクラスは2階席の前方に位置し、エコノミー座席2-4-2の配列の幅に1-2-1で配列するのが、シンガポール航空は横幅が広い1階席でエコノミー座席3-4-3の配列の幅に同じ1-2-1で配列するので、かなりゆったりとしているのです。

座席は3F。
ここで触れたいのが、4列あるファーストクラスの旧型A380座席で唯一3つの窓がすべてあるのが3列目の窓際のみ。
その他は、一つ窓が無く、それぞれ2つのみです。




短所と言えば、テレビの画面が小さい事と、あまり精度が高くない事。
微妙に位置も高い。
10年前の機体なのでしょうがないですね。

壁にある四角い部分がベッドになって倒れる台。
その際、窓際にあるアームレストの様な部分が丸ごと下げられます。






アメニティーは質素
3時間強のフライトなので、パジャマやアメニティーキットの配布はありません。
いくら短いフライトとは言え、ファーストクラスで貰えないのは寂しいです。
座席に用意されているのはスリッパ、アイマスクとソックスのみ。

エコノミークラス同様、化粧室に歯ブラシセットや髭剃りセット等が常備されています。
ヘッドフォンはBang and Olufsen製。


こちらはメニュー。
本革のフォルダーに入っています。

シンガポール航空は王道の高級シャンパンが2種類から選べます!
ドンペリかクリュッグ!

搭乗前にラグジュアリーな泡に埋もれる
着席すると、すぐに飲み物を聞かれました。
実は機内でドンペリを飲むのは初めて。
まずはドンペリをお願いしました。

クルーが写真を撮ってくれるとの事でお言葉に甘えて。


しばらくして、クリュッグもどうかと聞かれたのでこちらもお願いしました。


こちらの緑色のサロンケバヤ(シンガポールの民族衣装)を着られているクルーはソムリエ資格を有し、2つのシャンパンの違いやお勧めのワインを詳しく教えて下さって色々と勉強になりました。
名前はJanetさん。
Janetさん曰く、ドンペリはさっぱりとしてフルーティーな味。
クリュッグは奥深いヤミツキになる苦みがあり、後者の方がコクがあって彼女は好みとの事。
乗客はドンペリを指定する方が多いそうです。
次のお代わりは再度ドンペリへ!
離陸前から・・・ちょっと飲みすぎです・・・

ミネラルウォーターのペットボトルとナッツが配られました。
ナッツは温められて、どれも凄い美味しかった!


特に美味しかったのがほんのり蜂蜜の甘さがあるクルミ。
離陸
離陸の時、世界最長の橋が見えました。
香港と本土の珠海とマカオを結ぶ橋。
今では香港空港から直接バスでこの2都市まで行くことができます。


短距離なのにフルコース料理!!!
離陸から着陸までのフライト時間はわずか3時間!
にも関わらず、長距離便と同様のコースメニューが提供されます。
メニューを拝借。
まずは中国路線だけに提供される本格上海料理、Shi Quan Shi Mei。
シンガポール航空オリジナルなのでこのオプションを検討しましたが、豚足や鳩のスープ等慣れないものが多いので避けました。


前菜、スープ、サラダ、メイン、デザート、チーズ、フルーツ、そして〆のチョコレートまで。
素晴らしいです、シンガポール航空!

それでは実際の料理の写真を。



前菜は2種類から選べ、竹に詰めたバジルソースが掛かった貝を選びました。



貝の身がたっぷり竹の筒に詰まっていて、歯ごたえもあって美味しい。
レモンを絞って頂きます。
見た目がシンプルですが、とても上品な味でした。
Janetさんが前菜には是非このワインを!とフランス製のシャルドネをお勧めしてくれました。

次はトマトスープ。トマトの酸味がよく効いていて、濃厚ながらあっさりと飲みやすい。
白いのはチーズのスフレ。
本格的~。


次はサラダですが、注文の時に指定しなかったのでパスされ、メインへ。
赤のボルドー・ブレンドであるRauza-Seglaをこれから頂くアワビと合うと言われてお勧めされたので頂戴しました。

メインは事前指定したアワビと椎茸の麺。
アワビが2つも載っていましたが、麺が柔らかすぎました(汗)。
かなり腹がいっぱいだったので、具材だけ頂きました。


麺の量が多く、大胆な感じ。
アワビは歯ごたえがあり、美味しく頂きました。
デザートはハーゲンダッツアイス3種類と記載があったので、市販のカップのままだったらファーストクラスらしくなくて嫌だなぁ~、と思っていたら、ちゃんとプレートに綺麗に盛り付けられ、フルーツとワッフルコーンと一緒に。
うん、これならプレゼンも良いし楽しく頂ける♪


クルーがチーズの盛り合わせを持ってきてくれましたが、もうおなかが破裂しそう・・・
写真だけ撮らせて頂き、一切手を付けず返させて頂きました。

次はフルーツバスケットから好きなフルーツを。

キウィだけ頂きました。

最後にチョコレート。
一個だけ頂戴しました。
お茶はパス。
まだグラスにこの時点でワインが残っています。
かなり気持ちよく酔っぱらっていました(笑)。

トイレは普通
ファーストクラスのトイレは普通でした。
化粧品がLalique製である事以外は特に特別な感じは無く。




シートで遊ぶ♪
食後は座席を倒してみたり少し遊んでみました。
フルリクライニングはこんな感じ。

かなり快適なポジションです。
リクライニングではフルフラットにはならず、後ろにある壁から台を倒して初めてベッドになります。


斜め前の乗客は扉を閉めて睡眠中。

通路はこんな感じ。
それぞれ個室となっています。

夢のダブルベッド!
Janetさんに、実は一度ダブルベッドを体験してみたいんだよね~と嫌らしく遠回しに伝えたら、すぐにベッドメイクしてくれると快諾してくれました。
ダブルベッドは機内真ん中の2席を合わせて可能になるので、満席のフライトでは連れが居ない限りできません。
今回のフライトは12席中5席しか埋まっていなかったので、空席を使用してダブルベッドを作って頂きました。
感謝!!










本当にこのフライトではJanetさんにすごくお世話になりました。
とても気さくで話しやすく、ワインやスパークリングの事に詳しく料理とペアをして下さり、最後には短時間の忙しい中ダブルベッドまでメイクしてくれて思い出に残る大満足フライトに。
新型A380に乗れなかったのは残念ですが、その代わりに120%の満足を与えてくれたフライトでした。
最後にメッセージカードまで書いてくれました!

あっという間の4時間。
エコノミークラスが実際の経過時間の感覚だと、ビジネスクラスはその半分、ファーストクラスは更にその半分なので、実質機内に居た時間は1時間ぐらいしかに感じません。
チャンギ空港は第3ターミナル到着。
スカスカでピカピカの入国審査場。

タクシーに乗って大学時代の友人に会いに向かうところです。

【搭乗評価】
チェックイン:☆☆☆☆☆
機内クルーの対応:☆☆☆☆☆+
アメニティー・エンターテインメント・シートの設備:☆☆☆☆
シートの快適度:☆☆☆☆☆
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆
<フライトの印象>
文句無しのフライト!
旧型でも機材が10年古くても豪華さは変わらないしサービスもとにかく満点!
アメニティーキットが無かった事とメインの麺が少し残念だったのでそれだけ評価を下げさせてもらいましたが、それ以外はとにかく思い出に残る良いフライトになりました♪






