空港からホテルサンセットビューまではホテル側が無料で送迎を提供します。予定時刻より少し遅れて空港に来ました。
サンセットビューは空港から比較的近く、15分もあれば着きます。丁度カトマンズ中心部と空港の間ぐらいにあり、ちょっと小高い丘にあるので景色も良いです。
途中の送迎の中で思ったカトマンズの印象:
①インドでは無い(当たり前だけど)!雰囲気が違う!
②ちょっとお洒落系なカフェが多い事。小奇麗で、インドで言うバックパッカーエリアにある様な感じです。そういえば、ゴアでも、レーでも、デリーのパハールガンジでも、バックパッカーが集まる場所にあるお洒落なレストランはネパール人の店員ばかりなので、何か結びつきがあるのかもしれません。
③中国語の看板が結構多い。明らかに、インドと比べて中国の存在が強いです。数年前に200年続いた王政が倒されて毛沢東派の共産主義政党がネパールに台頭したので驚きではありません。
と色々と考えているとホテルに到着しました。
ここはヒマラヤの山奥にあるムスタンという標高の高い地域出身のネパール人と日本人の奥さんが経営しているホテルらしいですが、経営者らしき方にはお会いしませんでした。
とりあえず腹が減っているので、目的のヒマラヤそば処で昼食とする事に。
<ヒマラヤそば処>
このヒマラヤそば処は、長野県の戸隠村でお蕎麦の修行をしたネパール人がオープンしたレストランです。そば粉はすべてネパールのヒマラヤの山奥から運ばれるそうで、これから手打ちそばができます。
1ネパールルピーは約1.2円です(2015年4月時点)。そばコースはRs. 1,200 + 税です。時間が遅かったので他には誰もいませんでした。
そばがき、そば団子、そば海苔巻き、そば羊羹。。。日本でもあまり食べた事の無いものばかりです。
本当にデリーからたった1時間たらずに居る場所?と思うほど、本格的な味でした。とても美味しかったですし、お蕎麦は完全に日本の味でした。
<ホテルサンセットビュー>
ホテルのランク的には3つ星ぐらいです。小奇麗で、従業員の愛想も良く、何より安心感があります。お部屋は日本人好みにバスタブやスリッパ等もおいてあり、ちょっとした日本の温泉旅館の様でした。
僕が選んだ部屋は一番安いスタンダードAタイプのお部屋。旧館で古さもありましたが角部屋でとても広いお部屋を用意してくれました。1泊シングルでUSD 65 + 税です。朝食付きです。
日本語のサイトもあり、ここから直接予約しました。
ちなみに、カトマンズでは慢性的な停電に悩まされています。毎日計画停電は合計して12時間程にもなり、さすがにこれだけ長いとよほどの高級ホテルではない限り、インバーターもしくはジェネレーターが持ちこたえません。そのため、サンセットビューでも停電中は電球等は付きますが、テレビ等も見る事ができず、充電ができない場合もあります(これは12時間すべてではなく、この中の数時間です)。真夏・真冬は停電中エアコンが使えません。
お湯に関してはソーラー電力なので、停電中でも熱々のお湯がでました。今回は滞在中晴れていましたが、日照時間が少ないとお湯加減もどうなってしまうのだろうと思います。
こればかりはしょうがないです。
所で、このホテルのポイントは朝食等食事系。日本人滞在者がメインなので、本当に日本人向けです。今回の朝食は、納豆、ご飯(日本米の様でした!)、味噌汁の他、サラダ、茹でた青菜や豚肉の生姜焼き、ベーコン、温野菜等、日本と変わらないメニューでした。味付けもかなりグッドです。
インドにある日本食レストランもほとんどがネパール人コックだと言われますが、日本人の感性と合うのですね。本当に美味しかったです(ただし、納豆は粘り気があまりありませんがしっかり大豆の味はしていました)。
サンセットビューはとても落ち着きました。雰囲気も良く、何より従業員の対応が誰もとても良かったです。是非また今度カトマンズに行った際には利用させて頂きたいです。