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ランキングは7回のシリーズに分けてご紹介します。 機内編 ①おすすめのエコノミークラス7選 ②おすすめのビジネスクラス7選 ③おすすめのビジネスクラス座席タイプ7選 ④おすすめのファーストクラス7選 ラウンジ編 ⑤おすすめのスターアライアンスゴールドラウンジ7選 ⑥おすすめのビジネスクラスラウンジ7選 ⑦おすすめのファーストクラスラウンジ7選 |
| 2026年の「おすすめのファーストクラス7選」では2025年に体験したJALのA350-1000を、引退が始まった777-300ERの機材を置き換えます。 |
| 2026 | 2025 | 航空会社 | 機材 |
| 7 | 7 | ルフトハンザ航空🇩🇪 | 747-8/A380/A340-600 |
| 6 | 6 | キャセイパシフィック航空🇭🇰 | 777-300ER |
| 5 | 5 | シンガポール航空🇸🇬 | 777-300ER |
| 4 | 3 | ANA🇯🇵 | 777-300ER(旧仕様) |
| 3 | 4 | JAL🇯🇵 | A350-1000 |
| 2 | 2 | エティハド航空🇦🇪 | A380 |
| 1 | 1 | エミレーツ航空🇦🇪 | 777-300ER(新仕様) |
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ランキングの評価基準 ・座席は快適か ・機内食・飲み物は充実しているか ・乗務員の対応は安定しているか ・アメニティーは充実しているか ・その航空会社オリジナルのサプライズ要素はあるか |
比較対象は全て2026年に現役の航空会社及びシートタイプで、筆者が体験したちょうど7社内のランキングになります。
国際線ファーストクラスに乗った事があると言うと、どれだけ予算を注ぎ込んだの?
と思われがちですが、JALとエティハド航空を除き、全てアラスカ航空、アビアンカ航空、もしくはエアカナダのマイルを購入して特典航空券として乗っているので、実際の有償チケットよりも大幅に安価に乗っています。
一番高額だったのがエミレーツ航空のドバイ→ブリュッセル間でこちらはエアカナダ経由でUSD 2,000前後、次がキャセイパシフィック航空の香港→パリ間をアラスカ航空経由でUSD 1,400前後、そしてその他はUSD 1,000前後かそれ以下で乗っています。
JALはポイ活で1年間貯めたポイントをJALマイルへ交換し、羽田→ダラス・フォートワースの特典航空券として発券しました。
エティハド航空の場合は、カトマンズ→アブダビ→成田→アブダビ→デリーのビジネスクラスを15万円の有償航空券で乗る事ができ、マイルキャンペーンと重なったので運よく一往復だけで貯めたマイルを使用して短いアブダビ→ムンバイ間をファーストクラスの特典航空券として発券する事ができました。
7位:ルフトハンザ航空(747-8/A380/A340-600)
唯一乗った欧州系のファーストクラスです。
ルフトハンザ航空のファーストクラスは直前(出発予定日の1週間以内)であれば、空席を特典枠として開放するので同じスターアライアンスパートナーであるアビアンカ航空やエアカナダのマイル経由で発券しやすいです。
特にお得なルートとしては、アビアンカ航空片道60,000マイルで発券できるヨーロッパ⇄インド間。
2018にアビアンカ航空経由で総額11万円のコストでチケットを入手しました。
例えUSD 1 = JPY 150の様な円安時であっても、ボーナスマイル付与のセール時に購入すれば諸税含めて片道15万円前後で発券できてしまいます。
良い点としては、座席のクッションがちょうど良い柔らかさで何気に各座席に用意されている薔薇の花が落ち着きます。
ベッド状態にした時はマットレスや毛布がとても気持ち良い!
寝心地はエミレーツ航空、キャセイパシフィック航空に並ぶトップレベルです。
弱点は、食事がそこまで感動しなかった(プレゼン方法が大胆すぎる?)、サービスはそこそこでプライバシー感が無い事。
キャビアの提供は妥協しなく、どんなに早朝・深夜のフライトであっても必ずメニューにあり、量もガッツリ頂けます。
アメニティーキットも他社のビジネスクラスレベルでそこまで充実していない。
パジャマは一応Van Laack製のブランドものですがヒラヒラしていてそこまで良い品質とは言えませんでした。
2025年に新しいアレグリスシートがA350機に導入され始め、2026年1月現在、羽田⇄ミュンヘン間で乗る事ができます。





6位:キャセイパシフィック航空(777)
以前はアラスカ航空のマイルでかなりお得に乗る事ができましたが、今ではマイルの改悪化及び特典航空券枠をキャセイ自社会員内でないと探すのは不可能に近くなってしまったため、現時点ではハードルが高くなっています。
キャセイのファーストクラスの良さはゆったり感。
通常、777機のファーストクラスは1−2−1配列が一般的ですが、キャセイの場合は1−1−1配列。
座席のクッションも程よい柔らかさで、ベッド状態にした時に提供される寝具のマットレスと毛布は最高です。
弱点は機内食があまり印象的で無かった事。
サービスに関しては、アジアの航空会社としては珍しく乗客のプライバシーを重視しているため、あまり見回りをしないので何か必要な時は乗客側からクルーにアプローチする必要があります(個人的にはこちらのスタイルの方が好みです)。
アメニティーキットはバンフォード製スキンケア3点セットが含まれていますが、そこまでの感動はありません。





5位:シンガポール航空(777)
シンガポール航空は機材によってファーストクラスの名称が異なり、ボーイング777ではファーストクラス、A380ではベッドと座席が分かれた個室型のスイートクラスがありますが。
名称が異なるだけで金額に差はありません。
両方とも乗っていますが、A380は今では引退済みの初代シートなので比較対象から省きます。
2019年にアラスカ航空のマイレージプログラムがシンガポール航空と提携していた当初、シンガポール航空の特典航空券が少ないマイルでアジア内のファーストクラス(スイートクラスを含む)を当時10万円前後で発券する事ができました。
しかも、シンガポールを経由にして、例えば北京→シンガポール→香港みたいなルートも可能でその場合2回のファーストクラスフライトが楽しめました。
残念ながらそんな美味しい話は長続きしなかった。
現在、シンガポール航空のファーストクラスは基本自社のマイレージプログラム内で無ければ特典航空券にできず、ハードルは高いです。
シンガポール航空でマイルを貯めていたり、AMEXポイントがあれば交換できるので、可能性は広がりますね。
シンガポール航空777のファーストクラスは座席が広い事と、たった一列(合計4席)しか設置されていないので特別感があります。
良さとしては、クルーの質はこの7社の中で一番平均的にプロ意識が高く、乗客をとても大切にしてくれる感覚が一番ある印象です。
弱点としては座席が硬めで、マットレスもそこまで厚く無いため、ベッド状態にしてもそこまで快適では無いかなぁ、と思いました(硬めの方が寝やすい方にはピッタリです)。
機内食も正直ファーストクラスとしては微妙でした。
特に気なる点としてはフルフラットにした時に足が前方のボックスに入る事。
ビジネスクラスより余裕はありますが、ファーストクラスの場合は足だけはせめて自由に動かせるスペースが欲しいですね。
快適レベルだと6位のキャセイパシフィック航空や7位のルフトハンザ航空には敵いませんが、クルーの質の良さが全体的な順位を上げています。
近距離路線のため、アメニティーキットはもらっていませんが日本路線を始めとする中距離以上ではラリック製のセットがもらえます。





4位:ANA(First Square)
2026年1月現在、ANAでは3つのタイプのファーストクラスが活躍します。
その中で最も老舗のバージョンがANA First Square。
完全個室型では無いですがプライベート感はあります。
ANAの強みは機内食。
洋食好きであればJALはファーストクラスでもメニューが簡素なので食事目当てであればANAをお勧めします。
アメニティーキットの分野ではANAはかなり高価なものが提供されます!
搭乗時にもらったThe Ginza製のスキンケア3点セットが市場価格当時で12,600円の価値がありましたが、現在提供されているセンサイ製も同様かそれを上回ります。
筆者は2017年にアビアンカ航空のマイルをセール時に購入して諸税含めて、成田→シンガポール→デリー(後者はシンガポール航空ビジネスクラス)を10万円前後で特典航空券にする事ができました。
現在アジア路線でファーストクラスは廃止になりましたがアメリカとロンドン路線では活躍します。
特典枠を見つけ出す事ができれば、同方法で北米路線を片道20万円前後に収まりそうなのですが、ほぼ空席を掘り出すのが不可能に近いので100万円以上の有償航空券として購入しない限り、今では幻の存在になりました。
ANAのマイルはポイ活サイトから直接交換する事は厳しいですが、みずほルートと呼ばれる第三者経由であれば貯めやすいです。





3位:JAL(A350-1000)
日本在住者であれば一番気楽に乗りやすいですね。
2025年に必要マイル数改定が実施されましたが、JALはポイ活によってマイルが貯めやすく、JALカードでショッピングマイルプレミアムに加入すれば100円毎の買い物で1マイル貯める事が可能(通常は200円=1マイル)。
遠距離だけでは無く、バンコクやシンガポール路線にもファーストクラスが導入されているので(777の古いタイプのシートにはなりますが)、最低67,500マイルから発券が可能です。
因みにA350-1000の場合は3位にランクインしていますが、777のシートであればANA First Squareの後ろの4位に持っていきます。
JALA350-1000の座席はとにかく広い!
通常同機種のファーストクラスであれば1−2−1配列が一般的ですが、JALでは1席減らして贅沢な1−1−1配列。
普通に大人3人が座れるスペースの上に、前方のオットマンに更に1人座れるので4人集まってホームパーティーができます(笑)。
個室の壁も高く、プライバシー性バッチリ!
アメニティーキットでもらえる資生堂のスキンケア3点セットは実用的で、パジャマが今まで機内でもらったもの中で最も快適です。
ドリンクメニューでは市場価格一本15万円前後もする、シャンパンのサロンを提供しているし(日本発限定)、アルコールが苦手ならロイヤルブルーティーと呼ばれるプレミアムアイスティーを楽しむ事ができます。
食事は独特で以前の様にキャビアのサービスが限られてしまいましたが、人生で食べた一番美味しい牛肉が2回ともJALファーストクラスで体験したものでした!
同時に、洋食の場合はメインディッシュ以外の食事がファーストクラスとしてはかなりしょぼかったのも事実でした(笑)。
JALでは和食の方が満足度が高そうです。





2位:エティハド航空(A380)
2026年6月からA380が成田線に導入される予定なので、日本を行き来する方にとってはこれから乗りやすくなります。
正直、3位のJAL(A350-1000)とどちらの方を優位にするかとても迷いました。
個室内の快適性に至っては明らかにJALの方がレベルが高いからです。
エティハド航空では「座席」と「ベッド」を分かれており、ベッドを作り上げるのに一苦労する上にベッドクッションが薄く、その上に敷くマットレスもそこまで厚さが無いのがそこまで快適性は高く無いです。
その他は完璧でした。
2位にランクインする決め手となったのが機内でシャワーが浴びられる事!
到着前に体をさっぱりできる感動はとても大きいです。
このファーストクラスに一番お得に乗れる方法としては、ビジネスクラスの有償チケットを購入して入札アップグレードに申し込む事。
筆者はこの方法で、アブダビ→成田間のファーストクラスを7万円台でアップグレードに成功しました。





1位:エミレーツ航空(新777)
エミレーツ航空が保有する100機以上のボーイング777-300ERの中でほんの1割だけに存在する、この新型ファーストクラス。
現在、ドバイ⇄羽田路線にも搭載中です。
ドア付きの個室型ファーストクラスシートは一般的になってきていますが、この機材の様に完全に床から天井まで伸びるスタイルはエミレーツ航空のみです。
強みはいくつかあります。
・座席配列は1−1−1で、通常の1−2−1よりも少ないので横が広い。
・室内の温度を設定できる!(→快適に過ごすには重要)
・とにかく寝具が快適!超大型枕にふかふかの掛け布団、そして厚手のマットレスとホテルのベッドと遜色が無いぐらい。
・キャビアのお代わりができる!
・アメニティーキットが最高:厚手のブルガリ製ポーチには50mlも入っている同ブランドの香水やローション類、そして何気に嬉しいシェービングフォームやデオドラントの他、保湿パジャマが配布されとても着心地が良い。
弱点を述べると:
・機内食はまぁまぁでプレゼンはあまり繊細では無い。
・クルーはフレンドリーだが、手厚いサービス感は無い。
エミレーツ航空のクルーは世界各国から集まるので、サービスに対する概念が皆異なり、あたりかはずれの違いが結構あるかもしれません。
エミレーツ航空のファーストクラス自体に一番安く乗る方法は、有償航空券としてバンコク⇄香港往復を片道ファースト、片道ビジネスで発券すると15万円ぐらいですが、機材はA380。
777には無い、シャワーを体験できるのでこちらもかなり良いと思います。
新型の777に関しては、定期運行便では羽田線以外だとドバイからジュネーブ、ブリュッセルと限られてしまいます。
以前はエアカナダのマイルをセール時に購入すればドバイ→ヨーロッパ間が20万円台後半で特典航空券として発券できましたが、改悪化に伴い今ではその2倍の必要マイル数になってしまいました。
それなら有償チケットとして購入した方が良いかもしれません。





まとめ
エミレーツ航空新777、エティハド航空A380と、JALA350-1000は別世界です。
その他は、比較的イメージするファーストクラスで、その中でも日系の航空会社は機内食やアメニティーに結構力を入れている印象です。
キャセイパシフィック航空やルフトハンザ航空はランキングでは下の方ですが、ベッドにした時の快適性はかなりトップレベルです。






