所謂「世界の一流航空会社」の仲間入りと言っても過言では無いJALとANA。
これらの航空会社には共通する点がありますが、何故か日系航空会社には当てはまらない事があります。
大した事無さそうで結構重要な点。
それが、操縦室からのアナウンス。
機長からの挨拶です。
日系航空会社、特にJALは、今まで体験した殆どの国際線フライトでここが欠けています。
機長は乗客の命を預かっている:挨拶は基本
何故、機長の挨拶が重要かというと、乗客の命を預かっているから。
これに尽きます。
今までどの航空会社に搭乗しても、例えそれがエアアジアの様なLCCであっても、大抵必ず出発前と到着前に計2回のアナウンスが操縦室からある。
逆にあまり機長の挨拶が無い航空会社は、エアインディアやサウディア航空など。
シンガポール航空、エミレーツ航空、カタール航空、キャセイパシフィック航空、ルフトハンザ航空などの主流航空会社に関しては、操縦室から基本必ず出発前に歓迎の挨拶と航路、到着前にお礼の挨拶があります。
過去、JAL国際線に関しては6回中、機長のアナウンスがあったのは2回のみ。
その内一回は到着前に軽く挨拶する程度で、出発時にはありませんでした。
すしまるのJAL体験記
利用時期 | 区間 | 機長の挨拶は? |
2024年2月 | 成田→フランクフルト | なし |
2023年4月 | デリー→羽田 | なし |
2022年9月 | 羽田→デリー | あり |
2022年9月 | デリー→羽田 | なし |
2018年11月 | 成田→ジャカルタ | あり(到着前のみ) |
2018年7月 | デリー→成田 | なし |
ANAに関しては正直そこまで国際線に乗っていませんが、それでも機長の挨拶が全く無いフライトが一度ありました。
すしまるのANA体験記
利用時期 | 区間 | 機長の挨拶は? |
2023年6月 | 香港→羽田 | あり |
2023年6月 | 羽田→香港 | あり |
2022年6月 | 羽田→デリー | なし |
クルーより「機長に代わりまして」の挨拶は必要無いから、機長からの生の声を聞かせて〜!
まとめ
日本と言えば客への挨拶は世界で一番徹底しているはずなのに・・・何故か機内ではそこが緩い。乗客としては、クルーの挨拶よりも、機長の挨拶の方が確実に安心する。命を預かっている以上、そこは徹底すべきでは無いかと思ってしまいます。
「常識はずれ?機長の挨拶が定着していない日系航空会社」への2件のフィードバック
しばらく乗れていませんが、キャセイですと確か、
「機長の〇〇です、客室は責任者すしまるが最高のおもてなしをします。」とまずあって、
「只今当機はどこそこ上空を順調に飛行中で、、、」があって、
「あと△△分で当機はどこそこ空港に向けて降下を開始します、、、」みたいな感じですよね。
マストです。
JALに機長あるいは副操縦士のアナウンスがうるさくて眠れない、そっとしてほしいと実際言ったのが浅野ゆう子で、あと伊丹−羽田線等を頻繁に利用の会社員。
飛行機に乗ることの意味のわかっていない人々、顧客重視の意味を履き違えている航空会社、どちらも日本らしくて心底嫌ですね。
キャセイはかなり操縦室からのアナウンスが定着していますよね。
あの女優さん、そんな発言されていたのですね。それならJALも拗ねてしまったかもしれません(笑)。