JAL787-8エコノミークラス搭乗記:羽田→デリー

航空会社:日本航空(JAL)
便名:JL 39
フライト区間:羽田→デリー
フライト利用日:2022年9月25日(日)
予定出発時刻:11:35発
実際の出発時刻:11:35発
予定到着時刻:16:40着
実際の到着時刻:16:33着
時刻表上のフライト時間:8時間35分
実際のフライト時間:8時間28分
機種:ボーイング787-8

利用クラス:エコノミー
座席番号:51C→51A
機材番号:JA821J
機材導入日:2013年11月21日

<チェックインの自動化が進む>

自動チェックインカウンター
自動チェックインカウンター

預け荷物があるので、そのまま有人カウンターへ進もうとしましたが、スタッフの方に預け荷物の場合でもタグを発行できるとの事で機械での利用を推奨されました。

預け荷物の数を指定して、タグが発行されるとそれを持って、有人カウンターへ行きます。ビジネスクラスカウンターへ向かおうとしたら、案内係の方が「お客様はあちらです」とエコノミークラスのカウンターを指されましたが、「一応ワンワールドサファイアなのですが。。。」と説明したら「失礼しました!」と。まぁ半袖半ズボンで相変わらず30代後半になっても小学生の様な格好をしているのでしょうがないです(笑)。

有人カウンターでタグと優先タグをつけてもらい、Air Suvidha の画面をお見せして完了。

飛行機マニアの友人に羽田まで来てもらい、展望デッキでコーヒーを眺めながらお互いの人生の最新アップデートを更新。

羽田空港第3ターミナルの展望デッキ
羽田空港第3ターミナルの展望デッキ

ところで、以前は欠航表示だらけであったフライト情報画面も、台湾や中国など入国制限が厳しい目的地を除きパンデミック前の水準に近づいてきました。

欠航表示が少なくなったフライト情報画面
欠航表示が少なくなったフライト情報画面

羽田空港第3ターミナルはこじんまりとしていて本当に歩く距離が少ない!

あっという間に手荷物検査と出国手続きを済ませて、サクララウンジへ向かいます。ちょっと入口が分かりにくくて迷いましたが。

ラウンジから搭乗ゲートもすぐ近く。

搭乗ゲートの表示
搭乗ゲートの表示

<なんと近距離仕様機材だった!>

今回のフライトは、デリー路線としては珍しい、中国や台湾路線などに導入される近距離仕様の787-8機。8時間のフライトなのに!?ビジネスクラスは完全なフラットではなく、プライバシーがあまり無いシート。

エコノミークラスの座席も、往路に乗ったゆったりとしたスカイワイダーでは無く、業界標準のシートピッチが31インチの旧型の座席。横幅は相変わらず8席配列のため(他社は全て9席)、ゆったりとしていますが、シートの背もたれが分厚いのもあり、身長167センチの自分にとっても足元は窮屈に感じます。

国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
国際線近距離路線用787-8エコノミークラス
シートピッチ
シートピッチ
結構狭い
結構狭い

<エンターテインメント用のハンドセットはアームレストに位置>

新しいスカイワイダーはタッチスクリーン形式ですが、このシートは旧式でハンドセットがあります。そのため、画面もタッチスクリーンであってもあまりサクサク動きません。

アームレストにあると、ちょっと邪魔な感じます。

ハンドセットの位置
ハンドセットの位置
ハンドセット
ハンドセット
ハンドセットの裏
ハンドセットの裏

<空調が調整できる!>

新しい機材の難点は、座席上の空調の調整ができないこと。古い機材は、これができるのが嬉しいです。時々機内が暑い時、この空調で大分快適になる場合があります。

空調は調整可能
空調は調整可能

<富士山がくっきり!>

羽田発デリー行きのフライトは、丁度富士山の真上を飛行します。進行方向左側にその偉大な光景を表します。

羽田空港第3ターミナル
羽田空港第3ターミナル
羽田空港第1ターミナル
羽田空港第1ターミナル
横浜市街と三浦半島
横浜市街と三浦半島
雄大な富士山
雄大な富士山
大阪市街(伊丹空港が見えます)
大阪市街(伊丹空港が見えます)

<ハイライトはゴージャスな機内食!>

離陸後、最初に温かいおしぼりが配られました。タオルでの提供は嬉しいです。コロナ禍になってからビジネスクラスやファーストクラスでも見かける事が無かったので。

温かいタオルのおしぼり
温かいタオルのおしぼり

実は今回、インドの高校時代の友人が偶然一緒のフライトに乗っていました。東京でインド関連のコンサル業を営んでいるA君。ほぼ6年ぶりの再会です。隣の座席が空いていたので、A君がこちらに移り、この辺りからデリー到着までひたすら弾丸トークをしていました。多分、周囲の乗客に「こいつらうるせぇー」と絶対に思われている。ごめんなさい!

さて、本題に。このフライトにはとても楽しみな事がありました。それは機内食!

JALでは東京発のフライトでエコノミークラスでも一流シェフの監修した食事が提供されます。こちらは是非一度試してみたいとずっと思っていました。

ホームページでの紹介
ホームページでの紹介
羽田→デリー便のメニュー
羽田→デリー便のメニュー
飲み物メニュー
飲み物メニュー

その楽しみな機内食は。。。

機内食プレート
機内食プレート

そして封を外します。

機内食プレート
機内食プレート

え、これエコノミークラスの機内食??と本当に疑ってしまいます。

メインの他に、副菜が3種類(新鮮なサラダと前菜2種類)、そしてデザートはアイスクリームの他にとうもろこしのパンナコッタ風と、甘味があったので恐らくデザートもどき。そして味噌汁も。全体的に量は決して多くはありませんが、見た目、栄養バランス、内容が非常に充実しています。

食後のコーヒー
食後のコーヒー

食後は、定期的にクルーがジュースを配っていられました。水の方が需要あるのでは無いのかなぁ。喉が渇いて水をお願いしたのですが、カップに半分だけ。水だけは小さくても良いからペットボトル級の量が欲しい!エコノミーだからしゃーないのかなぁ。A君はこれを見越してしっかり500mlのペットボトルの水を羽田から持ち込みしていました。

弾丸トークが数時間続いてデリー到着前に提供される2回目の食事はボックス式。

ボックス機内食
ボックス機内食
ボックス機内食内容
ボックス機内食内容
サンドイッチはハムとチーズが挟まれてる
サンドイッチはハムとチーズが挟まれてる

<相変わらず丁寧で対応の良いクルー・今回は機長からアナウンスあり!>

今回のフライトでは、着席後すぐにクルーの上野さんが名前を呼んで挨拶をして下さいました。ワンワールドサファイアメンバーの特権です。エコノミークラスで名前を呼んで頂くととても嬉しいですね。

そして、JALとしては珍しく!?機長からのアナウンスがありました!やはりこれがあると飛行機に乗る安心感が違います。

<とてもスムーズなデリー到着と入国手続き>

ほぼ定刻の到着。

昔住んでいた家が見えます
昔住んでいた家が見えます
デリー国際空港第3ターミナル
デリー国際空港第3ターミナル

JALは毎度入国審査に最も近いゲートに到着します。とても便利です。

あまり混雑していない時間帯の到着のため、飛行機を降りてから15分程で入国審査を終え(ワクチン接種証明書の提示やAir Suvidhaの画面も見せず)、ターンテーブルでは既にプライオリティータグが付けられた荷物が並んでいました。早い!

そして、往路に搭乗時、乗客に頭を下げられていた支店長さんの姿がありました!いやぁ、本当に毎度到着と出発する乗客のお世話されるってお世話様なお仕事です。JALの乗客に安心感を与える姿勢は半端無いです。

荷物をピックアップし、飛行機降りてから20分ぐらいで外に出る事が出来ました。今回はA君のお母様が迎えに来てくれ、家同士が近いので自宅まで送迎して頂きました。

何だかJALさんには至れり尽くせりを体験させてもらった気分です♪

<搭乗評価>

地上サービス:☆☆☆☆☆(丁寧です)
機内クルーの対応:☆☆☆☆☆(名前で搭乗時に挨拶をされたはとても嬉しい)
アメニティー・シートの設備:☆☆☆☆(歯ブラシセットぐらいは欲しい)
エンターテインメント:☆☆☆☆☆(洋画、邦画の他、世界各地の映画もあり楽しい)
シートの快適度:☆☆☆☆(横幅は広いが、前とのシートピッチが窮屈)
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆☆(豊富な種類ととても満足な内容)
コスパ:- (特典航空券のため判定不可能)

<フライトの印象>

近距離用機材でシートは往路ほど快適ではありませんでしたが、それでも他社より横幅が広く、機内食が充実してサービスも良く、デリー空港ではとてもスムーズで早く外に出る事が出来ました。ワンワールドサファイアのステータスも今年年末に切れる前に活用できて良かったです。隣席ブロックを実施してくれたお陰で、友人と会話を楽しむ事も出来ました。今回の往復JAL利用はとても満足です。

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