JAL787-8エコノミークラス搭乗記:デリー→羽田

航空会社:日本航空(JAL)
便名:JL 30
フライト区間:デリー→羽田
フライト利用日:2022年9月21日(水)
予定出発時刻:19:10発
実際の出発時刻:19:08発
予定到着時刻:翌06:55着
実際の到着時刻:翌06:45着
時刻表上のフライト時間:8時間15分
実際のフライト時間:8時間07分
機種:ボーイング787-8

利用クラス:エコノミー
座席番号:47A
機材番号:JA837J
機材導入日:2014年11月25日

<何故JALを選んだか>

前回の記事にも記載しましたが、①アラスカ航空のマイル発券が燃油サーチャージがかからず、一番お得だったからです。更に、②ワンワールドのサファイアステータスが今年年末に切れるのでせっかくの待遇(ラウンジや優先搭乗)を満喫したく、③日本発のJALエコノミークラス機内食が以前から気になっていたからです。あとは、④JALの787が明らかに世界で一番快適なエコノミークラスであるのも大きな理由です。

<手厚いサービスはチェックインカウンターから>

JALの地上職員は日本語も少し理解でき、チェックインカウンターでは現地スタッフと日本語で会話が行われました。流暢という訳では無く、マニュアルの日本語ではありますが、何か安心感があります。

ラウンジは指定されたプラザプレミアムラウンジへ。

搭乗ゲートは毎度お馴染み、出国審査に最も近いエリアにある1番ゲート。ANAは大抵ゲートまで長距離歩かされるのに(デリー空港の国際線ターミナルは巨大!)、JALは優遇されているのでしょうか、それとも単に空港使用料にプレミアムを支払っているのでしょうか。

機内に入る手前のボーディングブリッジでは、デリー支店長らしき日本人の方が搭乗者に頭を下げておられました。この姿勢は本当に評価されるべきです。。。結構大変なお仕事だと思います。毎回お疲れ様です。

因みに、1997年に初めてデリー→日本間をJALで移動する際から、搭乗時に支店長からのご挨拶はありました。伝統ですね。

<世界で一番快適なエコノミークラス>

世界中で活躍するボーイング787機、別名ドリームライナー。その中で、一社だけ、エコノミークラスの座席配列を、横8席に保っている航空会社があります。言うまでもありません。世界基準は横9席ですから、1席分の横幅が増えると言うのは快適度が全く異なります。

それだけでは無く、JALの787でスカイワイダーと呼ばれるエコノミー座席の種類は、前方のシートピッチも広く保ってあり、世界標準の31インチ(約79センチ)から2インチも広くなった33インチ(約84センチ)。たった5センチですが、これかなりの違いです。

JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)

優先搭乗できたお陰で機内の写真を落ち着いて撮れました。クルーが「お写真お撮りしましょうか」とお声がけ頂いたので、お願いしました。

JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
JAL787-8エコノミークラス(スカイワイダー)
ゆったりとしたシートピッチ
ゆったりとしたシートピッチ

本当に、他社で言うところのプレエコに近い程、快適です。

<トイレは頻繁に清掃される>

トイレはクルーによって頻繁に清掃されています。大抵トイレへ行く度に、トイレットペーパーが三角形になっているからです。嬉しいですね。

清潔なトイレ
清潔なトイレ

ハンドソープの他に、消毒液と匂い消しの様なスプレーがあります。

<アメニティーは一般的なもの;歯ブラシセット等は無い>

全席、テレビ横にUSB電源(でもチャージスピードがひじょ〜に遅い)、そして座席下には電源コンセントがあります。電源コンセントは、搭乗後すぐにチャージはできず、一旦離陸して水平飛行になった時点で緑色のランプが点灯し始めれば、使用できます。最初、壊れていると思いましたが、安心しました。

アメニティー:枕、毛布、ヘッドフォン
アメニティー:枕、毛布、ヘッドフォン
毛布
毛布
ヘッドフォン
ヘッドフォン
シートポケット内の雑誌類その他
シートポケット内の雑誌類その他
シート下の電源コンセント
シート下の電源コンセント

<エンターテインメントの種類は豊富で国際色豊か>

個人的にJALのエンターテインメントは結構好きです。映画は最新ホリウッドからインド、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア等世界各国のプログラムがあり、日本のバラエティー番組も面白い。このフライトでは、ライオンキングを観ました。

エンターテインメント画面
エンターテインメント画面
ライオンキング
ライオンキング
インド映画
インド映画

<久しぶりのタオルによるおしぼりサービス!>

コロナ禍で一時消えた機内サービスは温かいタオルでのおしぼりの提供。ビジネスクラスでもファーストクラスでもありませんでした。

だんだんパンデミックも収まり正常な世界に戻りつつありますね!

おしぼりのサービス
おしぼりのサービス

<バラエティー豊かな機内食>

日系航空会社の良さは種類豊富な機内食!通常エコノミークラスではメインディッシュの他副菜は1品しか無いのが一般的ですが、JALでは3品提供されます。更に味噌汁。日本発は更に豪華です。

飲み物メニュー
飲み物メニュー
機内食メニュー
機内食メニュー
機内食プレート
機内食プレート
機内食プレート
機内食プレート
具沢山の海鮮天丼
具沢山の海鮮天丼
日本蕎麦
日本蕎麦

この日本蕎麦にかかっているもの、麺つゆでは無く、麺つゆ味のジュレでした。う〜ん、普通の麺つゆの方が良い。

チキンサラダ
チキンサラダ

チキン山盛りのサラダ。タンパク質をしっかり吸収できます♪

フルーツ
フルーツ

デザートのパウンドケーキはちょっと安っぽい。あと、これだけ豪勢な機内食なのに生野菜のサラダが無いのは残念でした。日本発のフライトはしっかりあるのに。。。

メタル製のカトラリー
メタル製のカトラリー
食後の紅茶
食後の紅茶
おつまみ
おつまみ

このおつまみ、食事と一緒に提供されます。

<サービスのスピードが遅い!>

飛行機が離陸したのがインド時刻19:30なのですが、1回目の食事が提供されたのが21:35と2時間ちょっとかかりました。しかも、食前のドリンクのサービスは無く、食事と全て一緒に提供されます。深夜便なので正直もっと効率よくしても良いのでは無いか。同便のビジネスクラスに乗った時も、ドリンクサービスまで離陸から1時間もかかってその時は飛行機に乗り遅れそうになり空港内を走り回っていたのでとても喉が渇いていました(他社ビジネスクラスでは当たり前のウェルカムドリンクも無かったし)。

JALに乗る際には、ペットボトルの水を事前に用意した方が良さそうです。

トレーが配られて約30分後の22:05頃には回収され、消灯となりました。羽田の着陸時刻はインド時刻で翌03:02なので、もう残るは5時間。

ただ、朝食のサービスがインド時刻の01:30頃に開始されたので、結果的にゆっくり寝てられるのは次の食事までの3時間半。

<和風弁当の朝食>

朝食は嬉しい和風弁当スタイル。インドから戻る時、久しぶりのこの様な和食がとても嬉しく感じます。

朝食の弁当
朝食の弁当
朝食
朝食

3時間半前に夕食を終えているので量的にも丁度良いし、栄養バランスも取れている。温かい味噌汁のサービスも有難い。

<丁寧なクルーとまた無かった操縦室からのアナウンス>

クルーは全体的に愛想が良く、丁寧でやっぱり日系だな、と感じさせられました。ただ、相変わらず、操縦室からのアナウンスが無い。。。今まで乗ったJALフライトの半数以上は、同様でした。機長もしくは副操縦士の挨拶はとても必要だと思います。乗客の命を預かって運行している以上、しっかりコミュニケーションが取れていると安心します。基本中の基本じゃないかなぁ。

<搭乗評価>

地上サービス:☆☆☆☆☆(現地スタッフの対応の良さ、及び支店長の搭乗時におけるご挨拶は格別)
機内クルーの対応:☆☆☆☆(操縦室からの挨拶が無かったのはどうしても気になる;1回目の食事までが長い)
アメニティー・シートの設備:☆☆☆☆(深夜便なので歯ブラシセットぐらいはあっても悪くない)
エンターテインメント:☆☆☆☆☆(洋画、邦画の他、世界各地の映画もあり楽しい)
シートの快適度:☆☆☆☆☆+(エコノミークラスとしては世界最高峰)
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆(とても良かったが、生野菜が欲しかったのとデザートが質素)
コスパ:- (特典航空券のため判定不可能)

<フライトの印象>

非常に満足です。JALの安心感は半端ありません。そして超快適なエコノミーの座席、丁寧なクルー、充実したエンターテインメント、栄養バランスのある機内食と良い点ばかりです。唯一気になったのは1回目の食事が提供されるまでとても時間が長い事や、操縦室からのアナウンスが無い事。あと、歯ブラシセットは、そこそこの長時間フライトでしかも深夜便なので、提供されても良いのは無いか、と思います。

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