筆者は今までビジネスクラスの利用はソロが多く、如何に一人旅向けの快適性の観点からブログを発信していました。
しかし今度はパートナーと初めてビジネスクラスを利用する旅行を計画をしている中で、全く異なる視点で航空会社選定が必須だな、と感じ始めました。
最新のビジネスクラス座席は決してカップル・子連れフレンドリーでは無い場合が多い!
一人だけのプライバシーを重視する座席が増えている
最近のビジネスクラスの傾向はドア付きの完全個室型を始め、座席同士が極力離れているパターンが多いです。
座席配列は1−2−1が定番となっているので、もし同伴者がいる場合に適している座席は真ん中の2席ブロックとなる。
ところがこの2席ブロック、間が通り抜けができない場合が多く、それぞれ別々の通路に面しているので機内に入ったら「あなたはそっちの通路から、私はこちらの通路からだね」となってしまう。
これ、幼い子連れであれば結構面倒臭くなるので、必然的に通路を挟んだ同じ列の座席を手配する事になるでしょう。
介助を必要とする場合は、優雅に一緒に食事などできず、膝元にお子様を置いて食べさせる工夫などが必要になります。
エコノミークラスであれば隣の座席の距離が近いのでここまでしなくても良いのにね・・・

特にリバースヘリンボーンと呼ばれる進行方向斜めに向かってアレンジされている座席は真ん中であっても距離がそこそこあるので会話がしづらい。

同伴者の近くに座る+窓際も希望となると更にハードルは高い
一部ビジネスクラスには真ん中のペア席がお互い近く、会話も楽しめる様な座席はありますが、どちらか窓際に座りたい場合にはネックになります。
この様なペア席は真ん中に設置されているので、どうしても奥まっている感があるのは否定できません。

昔ながらのクラシックなビジネスクラス座席が一番快適!
ソロ利用ではとても不評ですが、誰かと一緒に旅をするなら昔ながらの開放感ある2席ブロック座席が一番快適でしょう。
この様な座席は長距離路線ではほぼ見かけなくなりましたが、ターキッシュエアラインズの777、エアインディアの787、LOTポーランド航空の787等一部ではまだ主流にはなっています。
フルフラットにはなりませんが、JALやANAの近距離仕様787はこの様な2−2−2配列の座席が一般的です。

窓際のペア席であればプレミアムエコノミーで十分
もしフラットに寝る事にこだわりが無ければ、プレミアムエコノミーでも良いかもしれません。
こちらは2−3−2もしくは2−4−2配列が基本なので窓際はペア席であるし、エコノミークラスよりも足元は広くなるので快適。
日系航空会社であれば、出発空港でラウンジも利用可能なのも嬉しいです。

まとめ
個室感覚スタイルが浸透するビジネスクラスの座席はソロでは良いけど、同伴者と一緒だと結構不便!
特に幼い子連れの場合だと世話をするのがとても大変です。
辛うじて真ん中のペアシートがある場合は充実できるかもしれないけど、それでも窓際には座れないし通り抜けできない場合が多いからこちらも面倒臭い。
それなら、昔ながらの座席かワンランク落としてプレミアムエコノミーの方が充実できるかもしれません。