ジンカはオモバレーで唯一空港のある、地域の最大都市(とは言っても数万人規模ですが)でありながらも、2022年訪問時点では宿泊施設の数が限られ、あまり設備の充実した宿がありません。
観光客向けの宿は2つあり、その中の一つがエコ・オモ・サファリロッジです(もう一つはジンカリゾート)。
敷地は美しいが設備は最低限
エコ・オモ・サファリロッジの良さは、広い敷地内に沢山の木があり、自然に囲まれた美しいロケーション。
まるでジャングルの中の宿です。


到着すると生搾りのウェルカムジュースで出迎えてくれました。


今回案内された客室はテント型。
室内はダブルベッドが2つと、サイドテーブルがそれぞれ並ぶぐらい。
Wi-Fiは室内で利用できず、夜は停電(?)する時間もありました。
エアコンはありませんが、ジンカは年間を通して涼しいので必要ありません。



バスルームも簡素ではありましたが、少なくても清潔に保たれていました。
シャワーの水圧は低かった印象です。
アメニティー等は期待しない方が良いでしょう。

他の客室も拝見しました。
コテージ式もあり、こちらの方が客室が広めです。
バスタブのある客室もありますが、元々水圧が低いのであったとしてもあまり意味が無いかもしれません。






ハイライトは食事
ダイニングホールで提供される食事は自家栽培の野菜を使用しているため、サラダはおすすめ!
流石イタリアン人オーナーだけだって、イタリアンは美味しかったです。
因みに、Wi-Fiはダイニング・バーエリアだけで利用可能なので、インターネットに接続する場でもあります。



メニューを見てみましょう。
訪問当時、金額記載がされているエチオピアブルの為替レートは対日本円で約2.5です(ETB 1 = JPY 2.5)。
訪問時はコロナ禍+エチオピア北部での内戦の影響で、観光客はおらず、宿泊者は自分以外ゼロだったので貸切状態でした(笑)。










夕食から。
まずはパンと辛いソースに、レンズ豆のスープ。

濃厚で体が温まる一品でした。

レタスはシャキシャキ!
ビネガードレッシングでさっぱりこれはとても良かったです。

ボロネーズのスパゲティは肉がゴロゴロたっぷり入っていました。
麺はアルデンテでは無かったけど、ソースは普通に美味しかったです。

デザートはオレンジケーキの蜂蜜漬けのみしかありませんでしたが、満喫しました。

訪問時朝食のオプションがあまり無く、前日の夕食で腹がいっぱいでもあったのでトマトとケールのサラダとバナナのみ注文しました。
まとめ
今回のエチオピア視察旅行では一番簡素な宿でしたが、自然が豊かで必要最低限の設備は揃い、食事が美味しかったので満足です。
ただ、次に宿泊するオモバレーのトゥルミにある宿の方が快適なので、どうしてもジンカに宿泊しなければいけない理由(例えばムルシ族の集落を訪問する)が無い限り、あえてここを選ぶ必要は無いかもしれません。